というのがある。この世は、われ人とともに、わずかの間の仮の世であるから、この身が仮の身であることは明らかである。もとの主とは天のことだ。この仮の身をわが身と思わず、生涯ひたすら世のため人のためだけを思い、国のため天下のために益あることのみに勤め、一人だけでも一家だけでも一村だけでも、困窮をまぬがれて富裕になり、土地は開けて道も橋も整い、安穏に世をおくることができるようにと、そのことのみを日々を勤めとして、朝夕願って怠りないのがわが身であるという心で詠んだものである。
これは私の終生の覚悟である。私の道を行おうと思う者は、ぜひ知っておいてほしい。
二宮尊徳翁の教え。
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備考、尊徳先生は、学校に薪を背負って本をよんでいる銅像を小さいころ見ましたが、尊徳先生は、本当に立派な方だったことが、よくわかります。シルバーバーチの教えそのままですね。 いやーすばらしい。尊敬します。 蒼氓。
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奪うに益なく譲るに益あり、これが天理なのだ