イエスは(山上の垂訓)の中で、
「霊おいて貧しい者は幸いです。天の御国はその人のものだからです」
と言われました。
「霊において貧しい者」とは、
自分の中にあるあらゆる善と生命は実際に神からやって来るものだと認めている人のことである、とスウェーデンボルグは言っています。
へりくだった人は、教え、引き上げることのできる人です。
ところが私たちは、望むなら望むだけ容易に賢くなれるという幻想に囚われています。
これは私たちが強くしがみついている幻想です。
けれども、いったんこの幻想を乗り越えることができれば、私たちは「霊において貧しい者」すなわち、へりくだった天界の人のように、霊的に富んだ者になれるでしょう。
このことはだれにもできる、天界に行こうと望むものはそれまでどんな生き方をしたとしても、自分の生活を変え天界に行くことができる、また、つねに霊的な希望と機会がある、と繰り返し述べています。
成功は、必ずしも得られるものではありません。また努力なしで得られるものでもありません。けれども、あなたが救いと天界で生きることを探し求める限り、
神と天界のすべてはあなたのものです。
この世で天界を探し求めない者は、
来世でも決してそれを見つけ出すことはありません。
第4章ーーあなたの「心の故郷」は天界でしょうか地獄でしょうか? 91p
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備考、
なんと素晴らしい言葉でしょうか、驕り、高ぶり、が、いかに劣っているか。謙遜こそすべてです
蒼氓。
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