2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
慈善事業(チャリテー)に気前よく大金を寄付する億万長者は、その行為によって少しも霊性は伸びません。 反対に、これは絶対に意義があると信じて無い金をはたいて援助する人は、その動機ゆえに霊性が伸びます。 苦しむ人をみて止むに止まれぬ気持ちになる…
「その多くは、諸君の周りにいる霊魂との、無意識の交流によって起こるのである。また、睡眠中にその交流がなされることもある」 (472) 霊が私共を悪へ誘うのは、私共のもっている状況をうまく利用してそうするのですか。 それとも、霊が自分で都合のよい…
(800)「何かの原因があれば、人類が魔法をかけたように変わると思うことは、人間性に関する随分と浅薄な知識を示すものだろう。 観念というものは、個々の人間性の変化に応じて、徐々に変化するものです、古い習慣の根絶には数世代を要する。 それ故人類の…
が、クリスチャンを名のろうと無神論者を名のろうと、何の違いもありません。 大切なのは実生活において何をするかです。 仮にここに宗教など自分には無縁だと言う人がいるとしましょう。 神の名を唱えても頭を下げようとしません。 しかし、性格は正直で、…
大きな地響きとともに、彼の立っていた地面がまっ二つに裂けたのだ。そして、この裂け目は彼の目のとどく限りの霊界のはてまで一瞬のうちに広がっていった。中から暗黒のどれだけの深さとも知れぬ深淵がのぞいていた。彼は気絶せんばかりに驚いた。だが、彼…
人生は光と陰の繰り返しです 私たち霊と同じく、あなた方人間も法則の中で生きています。 病気は、その法則との調和が乱れた結果です。 つまり、魂が未熟なことの代償です。 しかし、その代償とは別の補償の法則もあります。 物事には、得があれば損があり、…
スピリチュアリズムの普及活動について スピリチュアリズムと地上の宗教との大きな違いの一つは、普及の方法です。 地上の宗教が教団維持・勢力拡大という物質的観点 ・利益的観点から、無理やり、時には強制的に、激しい伝道や強引な 宣伝によって相手に真…
私はこれまで、絶対に間違ったことは言わないと主張したことは一度もありません。 あなた方と同じ人間的存在であり、理性に訴えることを第一の心がけとして真理をといてきました。 私のいうことを拒否したら罰が当たるようなことは、暗に、におわせることも…
名声は何の価値もありません 霊の世界では、名前は何の意味もありません。 地上時代の名声は何の価値もありません。 魂の価値は地上時代の肩書きではなく、何をしたかによって自ら裁き、それがその人の個性を築くのです。 霊界での唯一のパスポートは、魂の…
そうです。 意識を獲得するためには、物的身体に宿って誕生し、物的体験を得なければなりません。 「物から霊へと進化していくのです」。つまり物的身体との結合によって、物的身体象を通して自我を表現することが可能となります。 「霊」は「物」に宿ること…
これに対してシルバーバーチが「難しい質問ですね」と言うと、司会のハンネン・スワッファーが「それは相手によって違いますよ」と口添えする」するとシルバーバーチが改めてこう説いた。 「人それぞれに要求するものが異なることが、まず理解しないといけま…
本書の編者・オーツセンは、バーバネルの直弟子として知られる、英国スピリチュアリズムの第一人者。 「サイキック・ニューズ」の初代編集長であった故・モーリス・バーバネルから最も信頼された部下として知られる。バーバネル亡きあとは同紙の編集長に。 …
でもそんなことってあるか。死んだ人間に鐘の音なんか聞けるか? それにわしは現にこうして生きてお前と話をしている。 わしが死んだなんていうのはうそさ。 私が「死んで霊になったのだ」と説得すると彼はびっくり仰天した顔でぽかんとしていたものである。…
読者は、自分の夢でないものまで、自分の夢と考えてきたのと同じで、 自分の人格でないものまで、自分の人格と考えているはずなのだ。 しかし、この点で興味があるのは霊にも自分と人間が区別できない場合が多いということだろう。 人間に自分と霊が区別しに…
7)サミュエル・フィリップ霊の体験談(1863年パリの交霊界より) 仏人サミエル・フィリップスは、生前から立派なスピリチュアリストとして奉仕と信仰と犠牲の人生を歩んできました。その人間性と生き方は、まさにスピリチュアリストの鏡とも言うべきもので…
1962年4月19日 ボルドーにて。 「私を体に結びつけていた鎖が切れたらしく、前よりも辛さは薄らいだように感じられる。とうとう自由になったわけだが、罪滅ぼしをしなくちゃいけないのは合点がいかない。でも、これ以上、苦しみを長引かせたくなかった…