2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
示す者なきときは、 すなわち目前なれども見えず。 説く者なきときは、 すなわち心中なれども知らず。 【現代語訳】 真理を教え示す者がいなければ、その真理を目の当たりにしても見えません。 説き示す者がいなければ、真理を心中に持っていてもそれを知る…
3 あらゆることのうち最も重大なのは、 神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。 わたしの中に常に留まっておられるのは父であり、 父が父御自身の業をしていらしゃるのである。 この事も又あなたたちは…
チベットのことわざに「苦しみは喜びの深さを知るためにある」というものがありますが、聖書の中で「苦難」の意味について触れている箇所があります。 コリントの信徒への手紙二 1章4節に「神は、あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださるので、わ…
招待客が友人からの質問として「悲しい命日は心の痛みを呼び覚ますだけだから愚かで無意味だという考えはいかがでしょうか」、と述べそれに自分の考えとしてこう付けくわえた。 ーーいまさらどうしょうもないことは分かっているのに年に一回、心の痛みを思い…
あらゆる体験があなた方の永遠の人生模様の一部を構成します。その永遠の人生をあなた方はとかくこの世だけの出来事によって判定しようとします。その皮相だけを見て偶発的出来事の連続のように思うようですが、何回かにわたる地上生活の全てを通して一本の…
兄は日本の敗戦の翌日、すなわち1945年8月16日に、学徒動員中にトラック事故で15歳で死亡している。 疎開先のことで、家は山を4,5分ばかり登った位置にあり、毎日陸軍のトラックが山すそまで迎えに来る。敗戦の翌日とはいえ、実際にはまだ勝ったのか負けたの…
利己主義 (913) 「利己主義、これは繰り返し諸君に等に述べたとおりである。 諸悪が生じるのは、この利己主義からなのである。 悪徳をよく調べてみられよ、さすれば、その根源に利己主義があることに納得がいこう。 決意をしたら悪と闘てみなされ。その悪…
イエスは(山上の垂訓)の中で、 「霊おいて貧しい者は幸いです。天の御国はその人のものだからです」 と言われました。 「霊において貧しい者」とは、 自分の中にあるあらゆる善と生命は実際に神からやって来るものだと認めている人のことである、とスウェ…
というのがある。この世は、われ人とともに、わずかの間の仮の世であるから、この身が仮の身であることは明らかである。もとの主とは天のことだ。この仮の身をわが身と思わず、生涯ひたすら世のため人のためだけを思い、国のため天下のために益あることのみ…