2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
真理は我らの裡に 『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 真理は我らの裡に 1 木立は繁り枝には果実あふれ 蔓草は曲線を描いて緑に光り スーフィは一人、木陰に座す 瞼は閉ざされ、頭は膝の上に 瞑想の海深く沈んで動かない 何ゆえに…
霊界人は地上人のような、”脳”がないにもかかわらず、霊界で高度な思考活動をしています。この事実は”脳”だけが思考を可能にする器官ではないということを示しています。「霊的次元(霊体)に思考活動をする器官・精神活動をする器官がある」ということです…
「霊主肉従」と「肉主霊従」 私たちの心は、霊本来の意識(霊的意識)と、肉体に由来する本能的意識の二つから成り立っています。 地上においては、この霊的意識と本能的意識を”心の内容”として認識しています。 ところがこれら二つの意識の方向性は相反して…
霊界に入っても死を自覚せず、いつまでも生きていると錯覚している霊(自縛霊)の中には地上時代と同じように物質的・本能的欲望を追求し続ける者がいます。彼らは地上の本能的人間に働きかけて、間接的に肉体的快楽を味わったり、地上人をそそのかして悪の…
「この世にはなぜ苦しみが多いのでしょうか」と牧師が聞いた。 シルバーバーチは答えた。 「神の真理を学べるのは、苦難を通してのみです。苦しい試練の坩堝でもまれて、 人々は初めて、この世を支配している神の法則の真実を理解できるようになるのです」 …
愛と寛容は優しさからうまれます。 ───それと、真理に目覚めた者は寛大であらねばならないと思います。 「寛容性は霊性の神髄です。偏狭な信仰のあるところに霊性はありません」 ───寛大であれと言うのは結構だと思うのですが、現実の世界において何に寛大で…