2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧
仏教で、「生・老・病・死」を不幸ととらえているのとは対照的にそうしたものを体験するところに地上生活の意義があり、いわば魂の肥やしとして前向きにとらえることが、死後の向上につながると説いているところである。 第6章を「生・老・病・死・苦ー地上…
宗教家とか信心深い人は霊的に高いという考えが、人間を永い間迷わせてきたようです。 実際は必ずしもそうとは言えないのです。 ある宗教の熱烈な信者になったからといって、それだけで霊的に向上するわけではありません。 大切なのは日常生活です。 あなた…
神の無限の叡智に感動させられる あなた方の誰よりも長い人生を生きてきた私は、今なお、全てを包む法則を考え出した神の無限の叡智に感動させられるばかりです。 平穏の有難さが分かるのは、嵐の中です。 晴天の気持ち良さが分かるのは、雨の日です。 この…
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奇跡の言葉 第一話 78 闇は光の不在にすぎない。 あなたたちの胸(ハート)が愛によって満ちておれば魂の中には闇はありえない。 なぜならば愛は世の光であるからである。 真理は世の光を探究するものであり、 愛こそが第一原因である。 この真理を発見すれば…
第1話―61父なる神が個別化して各人一人一人となったのであり、(かくて一人ひとりが)久遠なる神の子すなわちキリスト(神我)の顕現として生誕し、地上に生を得ることとなったのである。 第1話―73あなたたちは生まれながらにして神の子女である。神の…
あなたたちは神を遠くから眺めているのか。 もしそうなら、あなたたちは自分自身の外に実在を求める感官の分離感の中に生きているのである。 あなたたちは遠くに神を求めているのか。 この問いに対して自分自身に答えるがよい。その事について改めてよく考え…
神意識とは一体自分にとって何を意味するのかを、今、考えてみるがよい。 それはわたしの中にあるのと全く同様にあなたたちの中にある意識なのである。 意識に違いはない。 ただ違うのは、自覚、 すなわち意識の悟りの程度である。 神の意識は部分々々に分裂…
弁栄は、肉体の奥底には仏性という霊性が宿っており、それを開発すれば自己と宇宙(弁栄の文脈では「無限の絶対者」の意)は合致すると説いた。また、弥陀とキリストの神は同じものの異なる名前だとも説いたという。
■霊性史につらなる人々 各章では、近現代日本における霊性の表現者たちが掘り下げられている。最初に取りあげられているのは、 山崎弁栄(べんねい)である。曰く「山崎弁栄ほど、霊あるいは霊性という術語を積極的かつ多様に用い、霊の形而上学とよぶべき構…
第九話 35 肉を信じる者はすでに死んでいるのである。 しかし神のみ霊が自分のなかに宿っていることを真に信ずる者は久遠の生命と平安との中にある。 これが神我(キリスト)であり、その神我(キリスト)が、わたしを見た時は父をみたのである、と語るのである。 し…