真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

 「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。この事も又あなたたちは悟らなければならない。心身の神癒 第9話3

ジョセフ・スクライヴェン 讃美歌「いつくしみ深き」の作者

 

讃美歌「いつくしみ深き」の作者

                           ジョセフ・スクライヴェン

 

「 いつくしみ深き 」 (讃美歌312番) は世界的に愛唱されている慰めに満ちた讃美歌です。

 

作詞者は ジョセフ・スクライヴェン ( 1819~86 ) という人です。 彼はアイルランドの裕福な家庭に生まれ、名門トリニティ大学の出身でした。 卒業してから、幸せな結婚式を直前にひかえ、その前日、 婚約者が突然、溺死するという不幸に見舞われました。  

 

彼は深い心のうめきをいだきながら、新しい生き方を求め、25歳の時、カナダに移住し、 学校の教師をしていました。 この悲しい出来事から、彼は気の毒な人々の奉仕に、残る自分の生涯と全財産をささげようと 決心しました。

 

近くに夫を亡くし子どもを抱えて大変生活に困っている主婦がいましたが、 のこぎりと斧(おの)を持って彼女の家を訪れ、冬に備えてたくさんの薪(まき)を用意するなど 不幸な人々や貧しい人々への奉仕に励んだのです。  

彼に一瞬、春がふたたびよみがえったと思う時が来ました。

エリザという女性と愛し合う仲となり、婚約までこぎつけたのです。 しかし明るい希望が見え始めた時、彼女は結核におかされ、1860年、ついに帰らぬ人となりました。

 

彼は一度ならず二度までも婚約者に先立たれるという痛ましい不幸に出会ったのです。 深い落胆と孤独にさいなまされながら祈りの中にその心を注ぎ出し、主を仰いだ時に、 深い慰めと平安を得ました。  

 

彼は同じように嘆き悲しみ自分を案じている故郷の母を慰めるために、この讃美歌を作り、 自分の今の思いを伝えました。

 

他人に見せる気は少しもありませんでしたが、 後に彼の友人がその写しを見つけ、讃美歌集に紹介されてから広く知られるようになりました。  

「雨にもマケズ」宮沢賢治と同じですね。     註釈 蒼氓。

 

1886年、彼は体調をくずし、近くの友人の家に引き取られて療養していましたが、 ある日、体力がないのに付近の湖畔で祈ろうとして外に出たところ、 誤って用水路に落ちて溺死してしまいました。

 

発見された時の彼は、

 

手を組んで祈っている姿だったということです。

 

そして1920年、彼が亡くなったライス湖畔に、この讃美歌を刻んだ記念碑が建てられました。

 

悲しみと絶望の中にあった彼が作った歌だからこそ、

今も多くの悲しむ人や希望を求めている人たちに 共感され、いつまでも愛され、歌い継がれる讃美歌として広まったのでしょうね。

教会での結婚式やお葬式でもよく歌われる代表的な讃美歌ですね。 

 

クリスチャンでない人でも、一度は聞いたことのある歌詞やメロディなのではないでしょうか。

 

 

 

讃美歌316番  いつくしみ深き

 

                           作詞:Joseph M.Scriven,1855 作曲:Charles C.Converse,1868    

 

 

いつくしみ深き 友なるイェスは 罪とが憂いを 取り去り給う    

心の嘆きを 包まず述べて などかは下ろさぬ 負える重荷を

 

いつくしみ深き 友なるイェスは 我らの弱きを 知りて憐れむ  悩み悲しみに 沈めるときも 祈りに応えて 慰め給わん

 

いつくしみ深き 友なるイェスは 変わらぬ愛もて 導き給う     世の友我らを 捨て去るときも 祈りに応えて いたわりたまわん 

 

 

 

          youtu.be

 

   

          youtu.be

 

       

          youtu.be

             

 

          

              

                                 

                                    ジョセフ・M・スクライヴン

    

        

 ジョセフ・M・スクライヴン作、1855年。スクライヴンは、この讃美歌の詩を、海を遠く隔ててアイルランドに住む自分の母を慰め励ますために書いたという。初期には「作者不詳」という扱いで讃美歌集に印刷され、スクライヴンは、30年もの間、当然受けるべき栄誉や評価を受けることがなかったのである。
 作曲はエリー・チャールズ・C・コンヴァース、1868年。第一次世界大戦中、この曲は、「血まみれの戦争が終わるときWhen This Bloody War is Over」という歌詞と組み合わされ、歌われたという。

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

  

Joseph M. Scriven, 1819-1886



『教会福音讃美歌』掲載曲

作詞:432番「いつくしみ深き」

 


誕生:1819年9月10日、アイルランド、ダウン州、シーパトリック(バンブリッジ付近)
死亡:1886年8月10日、カナダ、オンタリオ州、ポートホープ
埋葬地:ペンゲリー墓地(カナダ、オンタリオ州、ライス湖付近)

ジョゼフ・メドリコット・スクライヴンは、トリニティ・カレッジを卒業した。彼は婚約したのだが、結婚前夜、婚約者が溺死してしまった。1846年、彼はカナダに移った。オンタリオ州ウッドストックとブラントフォードで教鞭をとり、ビュードリー近くのペンゲリー家の家庭教師を務めた。そこでペンゲリー家の親戚であるイライザ・ロシュと出会い婚約した。しかし偶然にしては驚くべきことに、イライザも結婚直前に亡くなってしまった。2人目の婚約者の死の後、彼はプリマス・ブレザレンに加わり、高齢者の世話をした。

作詞作品:
What a Friend We Have in Jesus

 

 

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備考、

 今の今まで、知りませんでした。感動して、涙したので載せます。

            

 

いつくしみ深き  友なるイエス 

                                       

愛に満ち満ちています。                                                  

 

                                                                                                             蒼氓。