真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

「スウェデンボルグの霊界からの手記」 私は生きながら死後の世界を見てきた エマニュエル・スウェデンボルグ 今村光一抄訳・編

 

 

 人間の生命の源は霊界の太陽だった

 

 

霊のことや霊界のことについて、私は自分自身が霊の世界、死後の世界で見てきたことのほとんどをこの手記で記した。私は手記の最後にあたり、霊界とこの世、つまり自然界との関係、霊と人間との関係がどのようになっているのかについて記すことにしよう。私自身にとっては、この手記全体が私のこの世に残す遺書なのだが、とりわけ、これから私が記そうとする霊や霊界と、人間やこの世との関係については、私の遺書のもっとも大事な部分だと私は考えている。また、これから私の述べることは、

 

すべていままでの人類の歴史の上で誰ひとりとして明らかにしなかったこととなるに相違ない。

 

霊界とこの世の自然界とのあいだには相応の理というものがあり、霊界にはこの世にあるすべてのものが、物質的な形骸をもたないだけで、すべて対応したものが存在し、さらにこの世にはないものさえ存在していることはすでに人びとには想像ができよう。

また、霊界とこの世の空間や位置に関する関係についても先ほど述べた。

私は、ここでは霊界とこの世の関係について、もっと本質的なことを記そう。霊界とこの世は別々の世界だが、

 

一枚の金貨の裏表のように離しがたく結びついているということを、私はこの手記の初めのほうで記した。

 

しかし、いま私はこの言葉に訂正を加え、もっと正確にいおう。

 

私はつぎのようにいうことにする。霊界とこの世とはじつは別々の世界ではなく、

 

ひとつの世界なのだ。

 

そして霊界とこの世は、このふたつのものを含めた大きなひとつの世界のふたつの違った部分なのだ・・・・・・・

 

霊界とこの世は別々のふたつに世界ではない。

 

ひとつの大きな世界の異なった部分であるーーーー

 

そこで異なった部分に過ぎない両者のあいだには、いろいろな面でまったく別の世界としか思われないような相違がある。

だが、あくまでひとつの世界のふたつの部分に過ぎない証拠に、

 

霊界とこの世のあいだには、人びとには気ずかれないながら、非常に緊密な関係があるのだ。

 

この関係を何度もでてくる金貨の裏表のたとえでいえば、つぎのようになる。

 

霊界とこの世は一枚の金貨の裏表のように切り離しがたく結びついているのではなくて

 

もともと一枚の金貨の裏表なのだ・・・・・。  

 

 

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