真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

霊界の太陽は生命と秩序の基礎

 

「われ、いまは霊界の太陽のことを汝に語らん・・・・・・。太陽はわれら霊にとりては神の如きものとして霊界のすべての基礎は太陽にあり、霊界は太陽によりて存在するものなれば、われ、これを詳しく語らん」

私が最初に霊界に入ったとき、胸の高さにあって動かない太陽に驚いたことはすでに記した。

 

すべての生あるもの生命の原始と連なることによりて初めて生命あり、その生命継続しうるなり。原始と連ならずして生命あるものなし。霊界の霊すべて太陽に連なりてその永遠の生を受くるものなり・・・・・・

 

彼は強調してから、太陽のことについて話し始めた。

 

ーー霊界の太陽はその光で霊界を照らし霊にものを見せ、またものを考える理性の基礎となっている。その熱は霊たちに生命を与えている。そして霊界の太陽は霊流という流れも霊界全体に放っていて、これは霊界の秩序を保ついっぽう、霊の霊的能力の基礎になっている。この霊流の存在こそは霊界と自然界(この世)の性質を全く相違したものにしている根源にほかならない。  

霊流には二種あって一つを直接霊流、一つを間接霊流という。直接霊流は太陽から各世界、各団体の個々の霊に直接注がれ霊的能力の基礎となっている間接霊流は太陽から放たれたのち上世界を経て中世界へ、中世界を経て下世界へと流れ込む。また各世界の霊はそれぞれの世界に流れ込んだ間接霊流も直接霊流と合わせて受取っている間接霊流はこのように霊界全体の各世界、各団体と全ての個々の霊をつなぎ、それら全てを秩序づけているものだもし間接霊流がなければ霊界は、ばらばらに分解し存在することすらできなくなるだろう 霊界の太陽は霊の生命と霊界の秩序の基礎なのだ。さっき出てきた団体の中心霊の力の基礎はこの霊流だし、また霊界の変わった礼儀も実はこの霊流の流れを乱さぬためのものである。   

 

         エマニュエル・スウェデンボルグ『私は霊界を見てきた』     

                    

                   (今村光一抄訳・編)叢文社、p84   

 

 

   

霊界の太陽から流れ出る霊流が、霊界の生命の源であることはすでに 述べたとおりだ。 この霊流には、霊界の上、中、下の三つの世界に直接太陽から注がれ るもの

(直接霊流)と、太陽→上世界→中世界→下世界の径路を経て 各世界に注がれるもの間接霊流)の二たつがある。  

人間の生命の源は霊界の太陽にあって、自然界の太陽は熱や光を与え て自然界の生命をはぐくみ、生命の活動を助けることはできる、だが 生命の源泉そのものになることはできない、なぜなら自然界の太陽は 霊界の太陽の相応物でありいわば代代替である、この世の太陽は源は 霊界の太陽の分身に過ぎないのだ。 では人間はどのようにして、霊界の太陽からの霊流を受け取っている のか霊界の存在ではない人間が、どうやって霊界の太陽から霊流を受 けることができるのか、その疑問には次のように答えよう。

 

人間の生命の根源は本来的に霊なのである、そのため人間の肉体に住 んでいるのだが、霊であるなら霊流を自分の中に自然に吸収しており、 これによって人間は生命を維持していることができるのだ。 物質界ではない霊界がその意図や意思を完結していくためには、霊に 人間という物質的形態(肉体)を与える必要があったのである

人間界は霊界の終点であり、霊界の生命の根源そのものでもあるのだ。 霊流も終局点とする人間界に肉体を持たせ、その中に人として霊を住 まわせ霊に霊流の終局として霊流を与えることによって、霊なる魂を 高級化への完成に達する遠大な計画により霊界は永遠に動いている。

 

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参考、

        大宇宙の中心に霊界の太陽がある記述あり。

 

デイヴィスの宇宙は、中心に大太陽(大神霊)があります。そのまわりに、六大星雲があります。太陽系は、この中の第五太陽圏に属しています。最も外側の第六太陽圏は、まだ生成途中です。生成途中の第六太陽圏の、1つ内側の第五太陽圏に太陽系があるのです。太陽系では、太陽から遠い惑星ほど精妙な原子で構成されていて、一番外側の冥王星は、まだ彗星状としています。

 

Jump to search アンドリュー・ジャクソン・デービス。1847年の写真 アンドリュー・ジャクソン・デービス(Andrew Jackson Davis, 1826年8月11日 - 1910年1月13日)は、アメリカ合衆国の霊覚者。

 

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 参考、

 

霊界の太陽とは?    

 

霊界の太陽〃は、地上で見る太陽とどのように違うのでしょう。 まず〃霊界の太陽〃は、何処を向いても、高いところに立っても、 低いところに坐っても、常にそれを見る霊人各自の胸の高さで輝いている。 そして、自然界の太陽のように光と熱を与えて生命を維持させるだけでなく、 自然界の太陽にはない〃霊流〃という特別な流れを霊界に放っている。 これは眼には見えない。 霊流には二種あって、一つを〃直接霊流〃もう一つを〃間接霊流〃という。 〃直接霊流〃には、太陽から各世界各団体の個々の霊に直接注がれ、霊的能力の基礎となっている。 〃間接霊流〃は、太陽から放たれたのち、上世界(天上界や天界層)から中世界(霊界層)へ、 中世界を経て下世界(地獄界)へと流れ込む。 また、各世界の霊は、それぞれの世界に流れ込んだ間接霊流も直接霊流と併せて受け取っている。 そして、最も不思議なことには、何万年も住んでいる(人間界の言い方でいえば、である) 霊界のいかなる長老といえども、この霊界の太陽については何ひとつ解明し得たものはないのである。 霊界の太陽こそ、霊界の神秘中の神秘なのである。

 

                                                                                                                  丹波哲郎

  

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A246 霊太陽とは何か 0:20 宇宙には『中心太陽』と言う霊太陽がありまして、その一つの光が燦然と全宇宙を照らしているんです。 宇宙の中心太陽から我々の中に、分光として分霊として宿っているのを、皆さんはみんな霊太陽を宿していますよと言いますね。 例えを申し上げますと、ここに中心太陽がありまして、、 これは源光なんです。で、同じ光が皆さんに差しています。この肉体は器にしか過ぎない。 これは父なる神、この分御霊のことを子と呼んでいます。父と子とは一体と。同じ光なんですよ。 この中心太陽のことを法灯と言います。我々の中に宿っている光を自灯明。自灯明、法灯明を汝の師としなさいと。 これは一切の力、一切の知恵、一切の光なんです。これを内なる光と言います。 その分霊が皆さん、御霊、魂と言っています。この分霊と大霊が一体になったとき、このものは無限光と輝くわけです。 その時、変性変容を遂げる。これをイルミネーション、イニシエーションを受けたと。 光るものとなった。光るものとなるためには、霊を受け入れねばなりませんね。

 

                                                                                            知花敏彦

 

 

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人生の帰趣0113

 

宇宙の目的 宇宙に目的ありと見るは宇宙の能力即ち働きの結果は必ず終局の目的に至ると云ふので大霊の力用から人格的の仏を出現して心霊界の太陽とし、斯く大霊には不可思議の力用ありて、人格的の仏として人類を摂して終局目的の霊界に帰趣せしむるを云ふ。

此は大霊の力に基く。 又被救者の方から云ふも大霊目的と言ふ力は恰も天の太陽の光を以て地上の動物植物を化育する如くに、如来は心霊界の太陽として、人類の心霊を霊化して罪悪深重の凡夫を救霊して光明の生活に入らしめ、煩悩の罪悪を化して霊的に為し給ふ働きである。      

 

浄土敎の如く弥陀の本願力、一切の人類を光明中に摂して、斯心光に触るる者は正定聚の位に入りて光明生活に為らしめ給ふと云ふ如きは大霊の目的を顕はす処の宗敎である。      

右の二敎は前のは

自己の霊性開発すれば、大霊と合致する故に、大霊と自己と一体であると悟つたので、

後のは衆生は罪悪生死の凡夫であるが如来の大願霊力の光に霊化するときは凡夫の煩悩も化して霊態と為りて自ら心の内容が如来と同化すると云ふのである。

故に宇宙の法則と力能とが衆生の心を開き仏に化する力用である。

 

    

                                                                                              山崎弁栄聖者。

 

 

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