では、もっとわかりやすく説明しよう。霊界の太陽から流れでる霊流が、霊界の生命の源であることはすでに述べたとおりだ。
この霊流には、霊界の上、中、下、の三世界に直接、太陽から注がれるもの(直接霊流)と、
太陽ー上世界ー中世界ー下世界の経路をへて各世界に注がれるもの(間接霊流)のふたつのものがあることを思いだしてほしい。
私は、この霊流について説明したとき、霊流は霊界内の下世界にまでしか達しないかのようにわざといっておいた。しかし、私は、いまは、霊流は下世界から、さらに人間界まで達しているのだと訂正しよう。
人間の生命は、宇宙の空間にひとりだけ離れてポッンと存在しているのではないことは誰にでもすぐわかる。
人間の生命は、その根源において生命の始原とつながることによって命が継続しているのだ。
それでは、その生命の始源とはなにか。これがほかならぬ(霊界の太陽)なのだ。自然界の太陽は熱や光を自然界に与え、自然界の生命をはぐくみ、生命の活動を助けることはできる。だが、生命の源始そのものとなることはできない。
なぜなら自然界の太陽は、霊界の太陽の、この世における相応物、いわばこの世における代理人、代用品にしか過ぎないからだ。この世の太陽自身がその源は霊界の太陽なのである。・・・
第4章 霊界とこの世は一つの世界だった 230p
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参考、
神の愛の二通りの伝達 。 神の愛の伝達ルート
神=直接的,一人一人に直接的に与えられる(霊性レベルに応じて)
神=間接的、愛のヒエラルキーに応じて間接的に与えられる
霊界の太陽(霊流)=神の愛
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