miracle words
わたしと偕に黙想するがよい。わたしは常にあなたたちと偕にある。
心身の神癒 第六話四十四より。
第三話、
キリストは汝の裡なる生命なり
2
全能なる神のみがおわしますし、それが全ててである。
存在するものにして神によらざるものなく、又、その子、神我を経ざるものはない。
これこそが大いなる真理である。
心身の神癒
天国という特定の場所はない
28
たいていの人々の犯している大きな誤りは、わたしとわたしの弟子たちが何処か遠く 離れた処に寄留していて、あなたたちをそこに入居させてやると称している何処かの団 体から旅券を入手してあなたたちが其処へ到着するときまで待っている、と思っている ことである。
29
特定の場所というものはないのである。
ある意識の状態があるのみであ る。
しかもわたしたちは今あなたたちと偕にある。
この事をあなたたちが悟れば悟ほど、
わたしたちはあなたたちの生活の中に入っていってあなたたちを援助することがで きるのである。
心身の神癒―主再び語り給う
第2話 28-29
28 たいていの人々の犯している大きな誤りは、わたしとわたしの弟子たちが何処か遠く離れた処に寄留していて、あなたたちをそこに入居させてやると称している何処かの団体から旅券を入手してあなたたちが其処へ到着するときまで待っている、と思っていることである。
29 特定の場所というものはないのである。ある意識の状態があるのみである。しかもわたしたちは今あなたたちと偕にある。この事をあなたたちが悟れば悟ほど、わたしたちはあなたたちの生活の中に入っていってあなたたちを援助することができるのである。
30 神意識とは一体自分にとって何を意味するのかを、今、考えてみるがよい。それはわたしの中にあるのと全く同様にあなたたちの中にある意識なのである。意識に違いはない。ただ違うのは、自覚、すなわち意識の悟りの程度である。
31 神の意識は部分々々に分裂しているのではない。従って自分はこの一部であるとかあの一部を形成しているなどと云えるものではない。神は一箇の完全なる全体であり、全体として神御自身を表現している。あなたたちは神の中に生き、動き、存在を保っているのであり、神はあなたたちの中に生きているのである。この事をあなたたち自身の意識によって自覚するがよい。そうすればあなたたちの意識は一切を支配する力となる。
32 未だ嘗て熱心な祈りが無視されたことはない。神はあなたたちが求める前にあなたたちの必要とするものを知り給う。
33 神は愛である。故に愛に満ちた心情(ハート)を以て神を敬わねばならぬ。息子がパンを求めるのに石を与え、魚を欲しがるのに蛇を与える者がいるであろうか。
34 真の愛については何も解ってないあなたたちでさえ、自分の子供たちに対する物の与え方を知っているとするならば、真の愛そのものである神は御自分に求める人々に対していかに遙かにより多くの善き物を与えられることであろう。
35 人々の中には、祈るとき神は遙か遠くにましますと思う者もいる。私はあなたたちに云う 自分 の密室に入り、扉(ドア)を閉じ、そこで秘かに祈るがよい。あなたたちの父なる神は秘かに聞き給い、あからさまに報い給うからである。
36 その意味するところは明らかである。あなたたち自身の秘められた室(ヘヤ)に全能者はまします。全能者は遙か遠くにましますのではなく、あなたたちの裡なる実在の生ける顕れであり、あなたたちの実在、あなたたちの真我である。
37 このことを知った上で魂の静けき極みにおいて秘所(ひそ)かに熱檮すれば、全宇宙が動き出し、あなたたちの求めるものをつくり出し、顕し出すのである。
38 まことの祈りはすべて瞬時に叶えられるものである。あなたたちの祈りもまた一瞬にして叶えられる時が来るであろう。あなたたちは祈りを実習しなければならぬ。心を平和にし、秘かに祈ることを実習しなければならぬ。受けたりと信じたとき得るのである。
39 わたしたちみんな、あなたもわたしもそしてわたしたちと偕にある他の人達もみな一つに結びついた大いなる無限の全一体であり、何の隔てもない。ただ愛のみの一家族であると悟ることは尊い。
40 このことは始めのうちは悟れないかも知れない。しかし真理のみ霊に自分自身を開きゆくにつれて、常にあなたたちと偕にある「慰め主」があなたたちにすべてを啓示するであろう。『吾は慰め主なり』。『吾は生命なり』。
41 わたしは生命である。わたしを信ずる者は死ぬことがない、たとえ死んでも生きる、なぜならばわたしはあなたたちの裡なる生命であるからである。わたしを信ずる者は永遠の生命を得る、故に死は存在しない、わたしは常にあなたたちの中に生きているからである。
42 それはすべての人々の中にあるみ霊と全く同じものである。太洋の一滴は全太洋と全く同じ性質を有(も)つ。わたしは到る処にいる。
43 悟りと愛とによってあなたたちはすべての魂に宿る神我の中に入るのである。なぜならば、『わたし』は常にその中にいるからである。
44 『わたしは常に主をわたしの前に立てた、なぜなら主は常にわたしの右手に在(い)まし、そこよりわたしが移らされることはないからである』と、あなたたちに語ったことをあなたたちは聞いたことがある。
45 神と人とが一体であることを本当に学びとることの何と遅いことか。あなたたちは自分を制約しているものを捨て去ることを恐れている。まるで子供のようにあなたたちは自分の玩具、自分の壁、仕切、教会、礼拝堂〔キリスト教〕、会堂〔ユダヤ教〕、寺院〔回教〕にしがみついている。ああ、あなたたち一同をわたしの翼のもとに引き寄せて、すべてのものの中にある共通の一なる生命を見せてあげることが出来たらと、どんなにわたしは思うことか。
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参考、
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