スウェーデンボルグは,以下のように言っています。
「もし人間が,『あらゆる善は神から生じ,あらゆる悪は地獄から生じている』という事実を信じれば,善を自分の手柄にすることも,悪に誘惑されることもなくなるでしょう。
また,自分が考えたり行ったりする善の中に神を見るでしょうし,自分の中に流れ込んで来る悪はすべて地獄に追い返すでしょう。
なのに人間は天界や地獄から流れ込んで来るものなどないと思いこんでいるため,考えたり欲したりするものはすべて自ら考えたり欲したりしたものだと思い,流れ込んできた悪に染まったり,流れ込んできた善を自分の手柄にしたりするのです。」
(本書124頁)
素晴らしい御言葉有難うございます。
感動です。
およそあらゆる生き物のなかにあって生きているのは(実は)神であり、神のみが生きているのであることを知るがよい。