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今生において霊感を涵養するがよい。それはこの上なく重要である。それはマースター・キーであり、あらゆるドアーを開く。それはあらゆる真の知識への道である。男女を問わずあらゆる人々がそれを用いている。それは科学者、哲学者、発明者、神秘家、治療家、教師、組織者、教えを説く人によって用いられている。キリストご自身が最高度にお用いになった。それは人類の体験を超えた、宇宙の末踏の領城への入口である。それは、人類に未知なるものが到来する大きな道筋である。貴下は貴下の為すあらゆることに霊感を求める努力をするがよい。
霊感にはいくつかの種類がある。それを簡単に調べてみよう。(以下カッコとその中の数字は訳者が付したもの)
(1)
物質界(限界)にいる人々。彼らの勇気、行動、言葉より受ける霊感。彼ら自身が霊感によって受けた思想を貴下は受け取ることができる。
(2)
物質より他界して(現界のー補訳)(メッセージを与えるのに適した媒体である)或る個人についている人より受ける霊感。この場合両者の心の調和して働く。場合(複数)によっては肉体だけがコントロールされて、媒体の心の代わりに脳だけが使われる。これは、真の意味での霊感ではなく、一種のコントロールである。
(3)
その人の心が、霊的思想の世界まで高められ、物質界層ではまだ意識されたことのない、多くの(高邁なー補訳)思想が表現される回路となる。
(4)
我々のいわゆるグループ霊感。聖なるみ霊ないし大霊(ともに複数)のグループが協議して、人間を向上させるために、霊的世界の高度の真理を拡めるために与えられる霊感。
ときに霊的グループが連合して一個を通して働くこともあれば、ときに霊界で仲介者が用いられ、同人を介して霊感が集中的に、或いは調整して与えられる。これは霊的テレパシーとして知られている。
(5)
太陽の中や太陽の彼方にいますさらに高位の方々より来るインスピレーションもあり、これは宇宙線とともに魂に入ってくる。しかし、
(6)
最も完全無欠のインスピレーションは人間の裡なる、無限なるみ霊より来る。これが最高の形ものであり、あらゆる達人や大師方が最も希求するものである。それがザ・クライスト(キリスト)である「父と吾とは一体なり」。
これら特定のインスピレーションは、貴下にインスピレーションを与えつつある方々の能力を、貴下が一個として超えるその時までのーー貴下があらゆる個人の智慧・能力を超えて、「人の我の中なる、人の我」(「」は訳者附す)より発する無限を現わすに至るまでのーーいわば段階なのである。
そのみ霊はあらゆる人々の中にあるーー各人一人々々が同一のみ霊の現れなのである。我々は物質階層でつながつているいるだけでなく、心の界層と霊の界層でもつながっている。宇宙のあらゆる領城で我々は類似性を共有しており、我々のルーツは全能なる神の中に永遠に保持されているのであるーー。
参考、
涵養
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注釈、
シルバーバーチは、(4)か。?
(6) 最も完全無欠のインスピレーションは人間の裡なる、無限なるみ霊より来る。
これが最高の形ものであり、あらゆる達人や大師方が最も希求するものである。
それがザ・クライスト(キリスト)である
「父と吾とは一体なり」。
まさに、奇跡である。 蒼氓。
かんよう【涵養】とは。意味や解説、類語。[名](スル)水が自然に染み込むように、無理をしないでゆっくりと養い育てること。
「高邁」こうまい。の意味はけだかく優れている・