名言の出典は、悪名が高すぎる古代中国・新王朝のトンデモ皇帝・王莽の詔(みことのり)だった!
「酒は百薬の長」という名言の出典は、中国の歴史書『漢書』の「食貨志(経済に関する記録)」に確認することができます。「酒は百薬の長」は、新王朝の皇帝・王莽が発した、政府の専売事業に関する詔の中の一節です。
「酒は百薬の長、嘉会の好」と記されており、現代語に訳すと「お酒はたくさんの薬に勝るもので、めでたい集まりにふさわしいものである」というような意味です。問題は、この後です。
同じ詔の中で、酒のほかに塩と鉄についても記載され、それぞれ酒と同じくらい、その素晴らしさをほめたたえているのですが…最終的に何が言いたいかと言えば「素晴らしくて重要だから、これらは政府の専売事業とする」という内容なのです。要は、自分を筆頭とする政府で、儲かる物資の利権を独占するよ、という宣言です。
王莽といえば、日本の歴史物語『平家物語』の有名な序章『祇園精舎』にも、その名が登場します。「ものすごく調子に乗った傲慢な為政者・平清盛」を真打として登場させる前座的に「海外にもいた、似たような強烈な悪い独裁者の例」的に、「新の王莽」と挙げ連ねられるのです。
紀元前生まれの中国の皇帝の悪評が、1000年後の外国でも知られ、語り継がれるとは…。悪評を伝聞した人々の遺恨と執念を感じてしまいますね。
現在でも王莽は「中国史上最悪のペテン師」と揶揄される向きもあります。ビッグマウスで利権を集めては、国を滅茶苦茶にした政治的な悪評もさることながら、自分が即位するため、当時まだ14歳であった前皇帝に毒酒を盛って殺害した、というエピソードも残されており、人間性も大変に評判が悪いです。
「酒は百薬の長」という名言が、そんな人物の、手前勝手な宣言の一説だったとは…。
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参考、
0:38 覚せい剤、大麻、MDMAより依存度、害、がうえ。
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酒は百薬の長、王莽が酒税を取るために広めた言葉。
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素晴らしい動画を有難うございます。
https:
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洗脳コマーシャルか。潜在意識に・・・
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酒、煙草は合法ドラッグか。
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私たちはマスメディアからさまざまな情報を受け取ります。 特に、24時間いつでも視聴できるテレビからは、どんな人でも多かれ少なかれ影響受けているはずです。
しかし、テレビが私たちに与える脅威についてはあまり知られているとは言えません。 精神科医の和田秀樹氏は、著書
『テレビに破壊される脳』(徳間書店/刊)のなかで、テレビを“マインドコントロールマシン”と呼び、私たちがテレビに洗脳されている実態を指摘しています。■“テレビによる洗脳”の行き着く先は…
和田氏のいう“テレビによる洗脳”の行きつく先の一つとして挙げられるのが「依存症」です。 たとえば、
アルコール飲料のCM。
今の時期、夏に向けた缶ビールのCMが大量に放送されていますが、日本にアルコール依存症と言われる人が約80万人、その予備軍も含めると約440万人もいることや、アルコール依存症がうつ症状や自殺の引き金になる性質を持つことを考えると、こういったCMによるアルコール依存症患者の増加は懸念されてしかるべきでしょう。
実際、フランスやスウェーデンではほとんどの酒類のテレビCMが法律で禁止されており、オーストリアやスペイン、フィンランドなどでも度数の高い蒸留酒等はテレビ広告を禁止されています。
それだけではありません。WHOが2008年と2010年に採択した「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」の中には、CMなどの広告についても規制を行うべきであると明示されているにも関わらず、日本のアルコール飲料のテレビCMはほとんど無規制のまま流され続けているのです。 これは、パチンコやゲームといったアルコールと同じく依存症になりやすい商品にも共通します。■震災被害を大きくするテレビ報道
“テレビによる洗脳”はCMだけにとどまらず、番組内でも行われています。 津波などにより多大な被害を出した東日本大震災の報道がその一例です。 未曽有の災害を前に、それを報道するのはテレビ局の使命ではありますが、一度流せば十分なはずの津波のVTRを各局が何度も執拗に放送し続けたことに、和田氏は違和感を覚えたといいます。
被災地でも放送されたはずのその生々しい映像が、生き残った人々の心にどのような影響を与えるかは容易に想像できるはずです。 ただでさえ肉体・精神ともにダメージを負っている被災者にとって、何度もそのような映像を見せられることは二重の苦しみとなり、そのような状態が一か月以上続くと、トラウマの後遺症の中でも治りにくいPTSD(心的外傷後ストレス障害)と呼ばれる心の病に陥ることも珍しいことではないのです。 ショッキングな映像を繰り返し流すことで、それを見た人の心に深い傷を負わせることは、“洗脳”と呼んで差支えないはずです。 本書には、テレビが心身に与える悪影響が、精神科医の視点から実例を交えながら詳しく解説されています。 情報源として、エンターテイメントとしてのテレビの有用性は疑いようもありません。 しかし、私たちの生活に必要不可欠なものであるからこそ、そのマイナス面や危険性にも目を向け、理解しておくべきなのではないでしょうか。
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参考、
先に、知ることから初めよう。知ることによって選択の自由が生まれる。