真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

 「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

玄米菜食で凶悪犯が変身した。

 

 

  

 食物パワーは、身体と心を変える

-今日は、玄米菜食がいかに人を変えてしまうか、ということだ。

 人を変えるって、いったいどのようなことなのだね?

-つまりだ、食物は、私たちの心の持ちかたというか、肉体だけでなく精神にまで影響を与えるということさ。 

 えっ、なんだって。食事で心まで変わるっていうこと?それは本当かね、信じられない。

-本当だとも。飲食物には、単にカロリーとか栄養の補給ということを超えるものがあるんだ。人間を変えるパワーがあるといってもよい。例えば、お酒を飲めば、いい気分になるだろう。また、やけ酒というは、くしゃくしゃした気分を変えるために、つまり精神状態を変えるために、飲むんじゃないのかね。だから、食物は恐ろしい。

 なるほど。たしかにそうだ。飲み物は精神状態を変えるよなぁ。わかる話だ。しかし、それはアルコ-ルだから、そうなるんだよ。他の食物では、そうはならないだろう?

-いや、なるんだよ。すべて、食べ物、飲み物は、肉体と精神に大きな影響を与えるのだ。 

 わかったようで、よくわからないな。もう少し具体的な例を挙げてくれなくちゃ。

 玄米菜食で凶悪犯が変身した

-わかったよ。では、具体的な例を挙げてみよう。
ポルトガルリスボン刑務所でのエピソ-ドなんだが。そこの刑務所の服役囚が、玄米菜食でもって 言動が変わってしまったのだ。つまりだ、食物による囚人の変身物語とでもいってもよいだろう。

 なに、玄米菜食で犯罪人が変わってしまったって?まさか。本当かね、信じがたいけど。

-本当なんだ。まあ、お聞きなさいよ。

リスボン刑務所には、アルカポネクラスの凶悪犯が、じつに28名も収容されていたんだ。その彼らが、玄米・野菜食をしているうちに、その精神状態がすっかり変わってしまって、模範囚になったということさ。 

 それはすごい。本当だとすればの話だが。

-この囚人変身物語だが、そのもとはといえば、食養(欧米名・マクロビオティック)を広めるために、アメリカで活動されてきた久司道夫さんに関係があるんだ。

 久司さんといえば、アメリカで玄米菜食の普及運動をされている日本人だろう?

-そうだよ。久司さんは、食養を世界に広める種をまいた桜沢如一先生(故人)のお弟子さんだ。久司さんは、日本でよりも、アメリカで有名な方だ。その久司さんが著した『地球と人類を救うマクロビオティック』という本が、文芸社からでているが、その本に、玄米菜食による囚人変身エピソードが紹介されてるんだ。 

 なるほど。その囚人変身物語とやらか、おもしろそうだな。

-くわしくは、その本を読んでもらうとして、かいつまんで言えば、こういうことさ。ことの始まりは、チ-コというポルトガルの青年にあるのだよ。チ-コ青年は、アメリカのボストンにあるkushi institute(久司インスティチュート)で、食養マクロビオティック)を学んで、ポルトガルの首都・リスボンに帰った。そこで、食養の普及活動をしていたんだ。その活動の模様が地元の新聞で紹介されたことがあった。その記事に興味をもったのが、リスボン刑務所に服役中の凶悪犯の連中だったのさ。

 刑務所の服役囚か。それで、どうなったの?

リスボン刑務所というのは、ポルトガル全国から、凶悪犯だけを集めて、収容している刑務所なんだ。その中でも、28名のグループなどは、とくにその凶悪の程度がひどい連中なんだ。たとえば、そのリーダーなどは、アルカポネというニックネームをもつ男で、一年に400回もの強盗記録をもっている。ナンバーツ-は、銀行強盗のベテランで機関銃を使うので、警察では手に負えなくて、軍隊でもって逮捕したという、いわくつきの連中なのだ。

 それは、すごいな。むこうの連中は、日本人とは桁違いだよ。それで、どうなったんだ?

-その連中が、たまたま、玄米菜食のことを新聞で読んだのさ。おもしろそうだということになって、玄米を食べたいといい始めたんだ。 

 そこで、刑務所は凶悪犯に玄米菜食を食べさせたというわけかね。

-まあ、そういうことなんだ。実は、チ-コ青年が、刑務所に出向いて玄米菜食の料理法を教えたのさ。包丁は持ち込めないので、野菜などは、手でちぎって教えたそうだ。こうして、アルカポネたちは、玄米菜食を自炊するようになったのだ。玄米菜食を続けているうちに、驚くべき変化が、彼らにみられるようになったのだ。

 

 

  

-刑務所では、起床時間になると、看守はドア-をたたいて、服役囚らを起こすのだが、そんな時、彼らは「うるさい」とか 「あっちいけ」とか、これまでは怒鳴っていたのが、怒鳴らなくなってしまった。そして、看守に「おはよう」と挨拶するようになったんだ。それまでの反抗的な態度がすっかり消えてしまったんだ。

 玄米菜食による変身物語だな。それは、すごいことだ。 

 

                 刑務所の玄米はおいしい

 -刑務所側は、囚人らのこのような変化が本当かどうか、調べることにした。あるとき、彼らに翌日の日曜日までに逃亡せずに戻って来るという条件で、外出許可を与えてみたそうだ。  

 約束どおり、戻ってきたのかね。 

-1人も逃亡せずに、帰ってきたんだ。刑務所では、やはり心配だから、尾行をつけたそうだ。2回目は、尾行をつけずに外出させたが、やはり逃亡しないで、全員、戻ってきたんだ。 

 驚いたなぁ。看守をバカにしていた囚人たちが、そんなに変わるなんて、信じられないくらいだ。玄米・野菜食になってから、看守に挨拶するようになり、外出許可を与えても、逃亡しないで戻ってくるとは!

-いわゆる模範囚となったわけだ。それで、刑期も短縮されて、2年で全員が釈放されてしまったのだ。

 たしかに、すごい変身だ。食物のパワーは想像を絶するものだ。

-彼らが、逃亡しないで刑務所に帰ってきた理由が、おもしろいよ。街で食事しても、おいしい食べ物がない。刑務所で食べる玄米菜食が、いちばんおいしい。しかも、タダだ。だから、刑務所に戻ってきたというのだ。 

  そんなに、玄米菜食はおいしいのかなぁ。

味覚が変われば、玄米菜食ほど、おいしいものはないよ。 

 ということは、凶悪犯たちは、味覚がかわったということか。

 -まあ、そういうことだ。  

     
       日本の刑務所でも、玄米菜食を採用しては 

-最後にまとめといこう。食物は、おそろしいパワーを秘めている。食物は、人を生かすことも、殺すこともできる。それが、食物というものだ。 その食物が、囚人たちを更生させたわけだ。

 たしかに、そうだよな。ところで、日本の刑務所でも、玄米菜食を採用したらどうかね。 

-それは、いいアイデアだ。だが、やるかな。 まず、ボストンの久司さんにも聞いてみるべきだよ。そして、リスボンの刑務所をたずねて、調査・研究すべきだな。

 たしかにそうだな。リスボン刑務所で起こったことは、信じられないからといって、そんな先入観にしばられて、調査も研究もしないのは、ぜんぜんいただけない。

 -そうだよ。北海道は農業王国だ。そこで取れた、無農薬・有機栽培の玄米と野菜で犯罪人が更生するとなれば、北海道は犯罪者を更生させる場として、理想的なところになるのだが。

 刑務所に農園を付設して、そこで囚人自ら、安心・安全で、「氣」に満ちた農作物をつくって食べるというのは、どうかね。 

 

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参考、

   

   youtu.be

 

 

 

   

   

   youtu.be

     素晴らしいですね。勉強になります。

                           蒼氓。