どんなに神理が説き明かされているものでも、それが読めなければ、理解できなければ何にもならないのです。
宝の持ち腐れにしかなりません。
「神理の言葉や文字は、大いなる価値の真珠を内に秘めている貝の殻にすぎない」というイエス様の御言葉があります。
書物や文字などはそれ自体としては何の価値もないという事を申されているのですが、しかし、
自分が神理を悟ろうとする手段として、その目的を持ってこの書を用いた時、初めてそれに価値が生ずるのです。
その文字の背後にある神の力が、悟りの程度によって私達の中で働くようになるのです。
従って本書を読まれる時、本書にある言葉を用いて、知恵と力を高める事が出来るのです。
そしてその知恵と力は自分自身を救うものになり、ひいてはそれが世を救う事につながって行くのです。