地上時代に心に宿した思念と実生活の中身によって、死後に待ち受ける階層での環境が決まります。
死後の世界に関して誤った知識を教え込まれ、「最後の審判」の日をまちながら居眠りを続けている霊の問題についてシルバーバーチはーーー「彼らの魂そのものが、そうした信仰が現実になると思い込んでいるのです。
ですから、その信仰の概念が変化するまで、外部からは手の施しようがありません。
そうした人々は事実上、地上での全生涯を通じて、死んだら大天使ガブリエルがラッパを吹くまで墓で寝て待つのだという思念体を形ずくり、それを毎日のように上塗りしてきているので、魂の内部での調整が進んでその思念体を切り崩すことが出来るようになるまで、その牢獄に閉じ込められ続けます」
「自分が死んだことを認めようとしない者も同じです。無理やり信じさせることは出来ません。死んだという事実を得心させることがいかに難しいか、皆さんには想像できないことでしょう」
「肉体器官の機能が残っているかどうかの問題も意識の程度次第です。死後の生命についてまったく無知で、死後の世界があるかどうかなど考えたこともない人間は、肉体の機能がそのまま幽体に残っていて、死んだことに気ずかないまま地上時代と全く同じ生活を続けています」
「もちろん死後の世界でも罪を犯します。こちらの世界での罪悪は利己主義という罪悪です。こちらではそれがすぐに外に現れます。心に宿すと、直ちに知れます。その結果も地上より遥かに早く出ます」
「それは罪を犯した当人にすぐに現われ、霊性が低下するのが分かります。どういう罪かと問われても”自己中心的思考が生み出す罪”と表現する以外、地上の言語で具体的に説明するのは困難です」
死後の生命存続を知っていた者はどうなるかとの問いにはーーー「そういう人の幽体は希薄化(より高い次元への変化)が進みます。無用であることを知っている器官は次第に萎縮いていき、ついには消えてなくなります」
第6章 完全なる因果律 134p
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備考、「自分が死んだことを認めようとしない者も同じです。無理やり信じさせること出来ません。死んだという事実を得心させることがいかに難しか、皆さんには想像できないことでしょう」。・・・・
「いかに真理を知ることが大事なことかこれでお分かり頂けたでしょうか、自分が死んだことすらわからない霊にはならないでほしいです」。 管理人。
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