真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

 「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。この事も又あなたたちは悟らなければならない。心身の神癒 第9話3

エソテリック・プラクティス

 

 

エソテリック・プラクティス

Esoteric Practice

 あなたは、塩の味について説明できますか? 塩を一度も味わったことのない人に、言葉で理解させることができますか?   塩は白い水晶のような固体で、主に塩化ナトリウムから組成されている、と説明する人がいるかもしれません。 あるいは、その化学的組成がNaClだと言う人もいるでしょう。 しかし、私ならこう言います。

「まず、塩のひとかけらを舌にのせることです。そうしなければ、塩の味を知ることはできないでしょう」と。  

では、この塩を味わうために、私たちは何をすべきでしょうか? 私たちは、ツルハシを手に取って、塩の鉱山へと向うべきではないでしょうか。 ダスカロス  私たちは、言語や理論の勉強に打ち込むだけでは不充分なのです。私たちは、私たち自身や生命、そして天地創造についての内なる到達点を探求し、経験しなくてはなりません。  

いつもマスターがそばにいて欲しいと思う気持ちも分かります。また、世界のすべての聖なる書物に囲まれていたいと思う願いも理解できます。しかし、そのような願は、人生を歩んでいく上で、いつも松葉杖に頼っているのとさして違いがありません。

あなたは、生命を探求するために、心を込めて、恐れず、“自分自身”と向き合わなくてはなりません。私たちを取り囲む世界は、日々複雑性を増し、あらゆる混乱と誘惑がひしめいているため、私たちの注意を散漫にしてしまうのです。しかし、私たちはしっかりと大地に根を張るような不動心を持たなくてはなりません。すなわち、私たち自身に休みなく意識を傾注させて行かなくてはならないのです。なぜなら、私たちの人生を織り成すあらゆる事象というものは、何世紀もの間で変化し続けていくものですが、人間としての状態や経験や目的は変わるものではなく、永遠のものなのです。

 

ですから、あなたに内在するものの成長に向けて行動しなさい。違いを見分けられるようになりましょう。それが、適切な結果をもたらしてくれます。  これだけは忘れないで下さい・・・

私たちの人生には、“真理の探求”以上に求めるべき仕事はないということを。

宗教に係る活動は、消極的な関わりとは言えないかもしれませんが、心や想念を浄化するための積極的で懸命な取り組みとしては不充分でしょう。苦労が大きければ大きいほど、成果も大きなものになります。「聖なるパーソナリティー」を育てることからの恩恵は、物質的な肉体を離れた後も、永く引き継がれて行きます。  あなたの物質的な肉体の状態を良く知りましょう。そして、善い秩序を保つようにしましょう。サイキカル体(感情体)のコントロールが出来るようになると、それがノエティカル体(理性的な思考体)との健全な交流をもたらします。

3つの体を備えた、あなたの「現在のパーソナリティー」は、“経験”の収集と蒸留精製のための道具や媒体のようなもので、それらが「永遠のパーソナリティー」に相応しい自己教化と完全な成熟へ向けて導いてくれるのです。すなわち、これは、あなたの「現在の自己」を「永遠のパーソナリティー」へアチューンメントすることなのです。守護大天使の助けを受けながら、あなたの「永遠のパーソナリティー」は、休むことなく、あなたを刺激し気づかせ激励し、導いてくれています

中庸と理性に関する智恵が、あなたの断衝材として感情と欲望を包み込んでくれます。他により良い方法はありません。  私たちの最も価値のあるエクササイズ、

日々の内省」を例に取ってみましょう。

 

もし、内省に真剣に取り組めば、あなたが利己的な想いから行動しているか、あるいは、徳目や道義的基準に導かれて行動しているかを、誰でも今まで以上にはっきりと観ることができるようになります。利己的な言動は、結果としてあなた自身と同時に、他者にも痛みをもたらすことになります。他のエクササイズも、あなたのパーソナリティーにある破壊的なエレメンタルを確認する上で役立ちます。エクササイズを継続していけば、それらをゆっくりと、「生命活性型のエレメンタル」に置き換えていくことができるのです。

 

 

*****************************************************************************************************

 

f:id:muratakazuhiko:20151130123509j:plain