時として、人生が不公平に思えることがあります。
ある人は苦労も苦痛も心配もない人生を送り、
ある人は光を求めながら生涯を暗闇の中を生きているように思えることがあります。
しかしその観方は事実の反面しか見ておりません。
まだまだ未知の要素があることに気ずいておりません。
私はあなた方に較べれば遥かに長い年月を生き、宇宙の摂理の働き具合を遥かに多く見てきましたが、私はその摂理に絶対的敬意を表します。
なぜなら、神の摂理がそのとうりに働かなかった例を一つとして知らないからです。
こちらに来た人間が”自分は両方の世界を体験したが私は不公平な扱いを受けている”などと言えるような不当な扱いを受けている例を私は一つも知りません。
神は絶対に誤りを犯しません。もし誤りを犯すことがあっ
たら宇宙は明日という日も覚束ないことになります。
シルバーバーチの霊訓(1)
備考、覚束ない。おぼつか。物事の成り行きが疑わしい、うまくいきそうもない。
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(地上生活を送っている間じゅうも)
皆さんは霊の世界の最高界から最低界までの前階層の影響を受ける状態にありますが、
実際に影響を受けるのは各自が到達した霊性と同じ次元のものだけに限られます。
邪悪な魂は邪悪なものを引き寄せ、高潔な魂は高潔なものを引き寄せます。
それが摂理なのです。
「シルバーバーチのスピリチュアルな法則」
フランク・ニューマン著
近藤千雄・訳
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おすすめ音楽、
モーツァルト、クラリネット協奏曲 イ長調 k622 第二楽章
澄み切った曲想、あるいは静かな諦観から「白鳥の歌」と呼ばれることもある。
死の2ヶ月前に書かれたといわれ、まるで魂が天上の世界を垣間見たほど純粋で穏やかさで満ちている。
モーツァルト最後の協奏曲といわれている。
まさしく、天上の音楽である。
最初から宇宙のどこかに存在していたかのような、純粋で美しく穏やかさに満ちている。まるで、この世の苦悩をも洗い流してくれるかのようである。
蒼氓。
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アインシュタイン先生は、死とは、モーツァルトを聴けなくなることである。と言ったそうであるが、実際は違うようですよ。
蒼氓。