真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

第六話 66~70   神には分離はないのである。いかなる所にも分離はありえないのである。

 

66

わたしが穴をあけるためにやってきた二千年前当時の無智は、今猶その多くが残っている。伝統宗教(複数)には殆ど変化がない。

 

67

これ程多数の分離、これ程多数の闘争は宗教各派によって惹き起こされてきたのである。しかし今やあなたたちが悟ったように、神には分離はないのである。いかなる所にも分離はありえないのである。

 

68

分離は人間心における無智より生ずる。それでは、これほどの無智でも融かし去ることができるであろうか、出来る。今や現界に迫りつつある霊的影響がこの無智という霧を融かし始めつつある。そしてあなたたちと、益々増えるあなたたちのような人々がこの霧を融かし去る媒体なのである。

 

69

沈思考の時間(複数)にこの真理を悟得するならば、あなたたちの周囲の雰囲気には英智と愛とが立ち籠めるであろう。あなたたちの愛と平安とは世界の助けとなるであろう。

 

70

あなたたちの理想像が明らかとなるにつれて父なる神が益々美しく映じてくる。魂は内なる目の通りのものを示現するのである。

 

 

 

 

     心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                     

                                  M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                        

                                                       霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

 

 

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第六話 61~65

61

神の音楽、愛、英知は魂を通じてそれ自身を現す。このようにしてあなたたちはそれが自分の肉体に顕現するのを意識する。わたしの平安と愛とをもたらし、わたしの平安と愛とをあなたたちにの許にとどめる、とわたしが云うのもその為である。

 

62

あなたたちの理解を絶したことをどうしたら説き明かすことができるであろうか。ただもうあなたたち自身の魂をわたしに開くことである、そうすればわたしの思念があなたたちの中に顕現するであろう。

 

63

父なる神は常に最高の理想をも超えている。あなたたちは成長するにつれて生命の息なる父をより多く示現するようになる。

 

64

地の面に霧が深く立ち籠めてはいるが、光りがその中を貫き始めており、あなたたちの世代で益々多くの人々が真理を理解し、知り始めつつある。

 

65

現在のところあなたたちは霧を通して仄かに見、かつ一部を知るだけであるが、あなたたちのことが(神や天使達によって)一部始終知られているように、あなたたちも又いずれは知るようになる。

 

 

 

 

 

     心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                     

                                  M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                        

                                                       霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

 

 

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第六話 50~54 もしこの同胞が瞑想し、静かに坐って彼自身の意識の内界に再び入るならば、一切がそこに刻印されているのを発見するであろう、そしてわたしが伝えたものを全部再現することができるのである。この連続講話の後、彼は今まで以上に真理示現の大いなる器となるのであるが、それはこの為なのである。

50

一つの心から他の心、あるいは一つの意識から他の意識への直接交感通信というのがある。離れた所から甲が乙に話しているのを聞くためにあなたたちの世界で用いている仕掛けと丁度同じような直接の通信方法がある。

 

 

51

此処でも同じことである。上(霊界)にある通りに下(現界)でもその通りに成る。一つの心から他の心への直接交感通信(テレパシック・コミュニケーション)というのがある。そういう仕事にたずさわるために訓練された心はわたしの与える想念を表現する。

 

52

この同胞(著者)の意識が果敢なき感官を超え、肉体の感官を超えて、内界の意識にまで高揚されているのに注目するがよい。彼の意識は(わたしの)意識に繋がれ、それから脳や肉体を音響版のように使って彼の肉体に移し戻される。

 

53

この過程が進行している間中彼は事の推移一切を意識しているのであるが、わたしの神懸りによる想念伝達が終わると、それまで出来事一切についての意識を失い、彼の背後に仕掛けられたテープ・レコーダーで改めて聞き直して始めて解るようになるのである。

 

54

もしこの同胞が瞑想し、静かに坐って彼自身の意識の内界に再び入るならば、一切がそこに刻印されているのを発見するであろう、そしてわたしが伝えたものを全部再現することができるのである。この連続講話の後、彼は今まで以上に真理示現の大いなる器となるのであるが、それはこの為なのである。

   

 

 

      心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                     

                                  M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                        

                                                       霞ケ関書房, 1972   

 

 

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第六話  41~45

 

 

41

あなたたちがキリストに在って強くなる時、あなたたちの胸(ハート)は平安であり、憐れみと愛とに満ちる。わたしが父を知るが如くにあなたたちも父を知るがよい。わたしは父を、父のすべての愛を、父のすべての栄光を憐れみを英知を、そして力を、人間の形において顕現しているのである。

 

42

父はあらゆることをわたしにお話になった。子を知ること父に如く者はなく、父を知ること子に如く者はない。ではわたしの許に来るがよい、わたしはあなたたちに休息を与える。

 

43

わたしの軛は快く、わたしの荷は軽い。静かなる折々にわたしと共に沈思するがよい、わたしは常にあなたたちと偕いるからである。

 

44

 日々の仕事より時間を割き、静寂の中に入り、わたしと偕に黙想するがよい。わたしは常にあなたたちと偕なある。あなたたちを通して顕現するわたしの臨在をあなたたちは感ずるであろう。あなたたちは慰められ、歓び、久遠の神我の『臨在』に満たされて起き上がるであろう。

 

45

あなたたちは今や『わたしのみ霊である』と言明することを学んだ以上、み霊のみが創造するものであることをしるがよい。

 

 

 

 

     心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                     

                                  M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                        

                                                       霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

 

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愛は人間の根源的感情として、全人類に普遍的であり、人格的な交わり、あるいは人格以外の価値との交わりを可能にする力である。

愛(読み)あい(英語表記)love. . 翻訳|

 

愛は人間の根源的感情として,全人類に普遍的であり、人格的な交わり、あるいは人格以外の価値との交わりを可能にする力である。

ときに憎しみの対立概念とみなされることがあるが、根源的な生命的原理としては、それをも包括するものである。愛は歴史的に、地理的に、さらには交わりの形において諸相をとる。

古代ギリシアにおける愛はエロスと呼ばれ、これは肉体的な愛からさらに真理へいたろうとする憧憬、衝動を含んでいる。

キリスト教における愛すなわちアガペーは、人格的交わり (隣人愛) と神への愛を強調し、これを最高の価値として自己犠牲により到達されるとした。

ルネサンスにおいて愛は再び人間謳歌の原動力ともみなされたが、これは愛の世俗化を意味するものともみられ、工業化の進む現代はその傾向をますます強めている。

愛は人間の根源的感情であるところから、ヒンドゥー教でのカーマ、儒教における仁、仏教における慈悲などすべての文化圏にもみられる。

また愛の現れ方は一様ではなく、性愛や友愛、愛国心、家族愛など交わりの諸相によって異なる。交わりの関係がかたよった場合には、異常性愛や憎しみに近い偏執的愛に変ることもあるが、これはもはや本来的な愛とはいえない。 .

 

  あい【愛】

1 親子・兄弟などがいつくしみ合う気持ち。また、生あるものをかわいがり大事にする気持ち。「愛を注ぐ」

2 (性愛の対象として)特定の人をいとしいと思う心。互いに相手を慕う情。恋。「愛が芽生える

3 ある物事を好み、大切に思う気持ち。「芸術に対する愛

4 個人的な感情を超越した、幸せを願う深く温かい心。「人類への愛

キリスト教で、神が人類をいつくしみ、幸福を与えること。また、他者を自分と同じようにいつくしむこと。→アガペ

6 仏教で、主として貪愛(とんあい)のこと。自我の欲望に根ざし解脱(げだつ)を妨げるもの。 [用法]愛・愛情――「親と子の愛(愛情)」「夫の妻に対する愛(愛情)」などでは、相通じて用いられる。◇「愛」は、「国家への愛」など、広く抽象的な対象にも向けられる。◇「愛情」は、主に肉親や恋人に対して用いられ、「幼なじみにあわい愛情を抱きはじめた」などという。◇類似の語に「情愛」がある。「情愛」は「愛情」と同じく肉親や恋人間の感情を表すが、「絶ちがたい母子の情愛」のように、「愛情」よりも思いやる心が具体的である。

 

 

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第六話 11~15 聖なる神殿(肉体)を毎日神我の生命の力強い、かつ断定的な波動で満たし、周囲の雰囲  気を、肉の感官を超えて、昇華させよ。

 

11

あなたたちの中に宿り給う父なる神はあなたたちの意識を通じておんみずからを啓示し給う、なぜならあなたたちの意識が父なる神を表現する手段だからである。"i am"

(吾神なり)という力の大いなる秘密があなたたち自身の意識の中にあることを自せよ。

"i am"(吾神なり)なる力の言葉を口にせよ、そうすればあなたたちの意識はその背後にある巨大なる力を実現するであろう。宇宙は分割されるものではなく『全一』なのである。

 

 

 

12

聖なる神殿(肉体)を毎日神我の生命の力強い、かつ断定的な波動で満たし、周囲の雰囲  気を、肉の感官を超えて、昇華させよ。

 

 

 

13

あなたたちの中で父なる神が働いておられる。そのお働きに失敗はありえないのであるから、あなたたちが真理の中へ生長していくのは極めて容易であり、自然である。

 

 

14

あなたたちは一人で生きているのではない。あなたたちは自力で生きていると思っているがそれは感官の幻覚であって、生命に分割はなく、われわれの間に分離はないのである。

 

15

先ず根元に唯一無二の本源から流れ出る唯一無二の生命があり、唯一無二の神霊がありとしあらゆるものの中に御みずから顕現し給いつつあるのである。

 

 

           心身の神癒 : 主、再び語り給う                                             

                          M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                   

                                            霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

 

 

 

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第六話 16~21 わたしがあなたたちに教えている教理に反してさまざまの分離を惹き起こす人々に気をつけるがよい。分離は人の心の中にのみにあるのであって、それ以外にあったためしは決してないのである。そしてこの分離は無智から生まれる。

 

 

 

 

16

あなたたちの裡なる意識が少しでも「無限なる意識」から離れれば、無限者は無限ではあり得なくなる。地上における一個の生ける存在であるあなたたちが神から離れるならば、神は無限ではありえなくなる。(人は)自分一人生き得るものではないく、何処にいようと(神よりの)分離なるものはないことを、今こそあなたたちは明確に悟ったであろう。 

 

 

17

この真理を理解するにあたって、全宇宙を充たしているこの可塑的な質量(13)を示すのに用いられた象微は『水』(創世記1章3節)であったが、現代ではこれを示すのに、他の言葉、例えば「電子的質料」、あるいは「エーテル空間」などが用いられている。

 

 

18

あなたたちは、地球という界層に起きつつある多くの科学的発展に気づいてはいるが、宇宙のもろもろの秘密に参入するのは霊的なものに関する智識によっのみであることを知るであろう。

 

 

 

19

もしも科学者達がみ霊からやってくるインスピレーイションに彼らの心を全開するならば、偉大にして強大なる事が幾つも啓示され得るであろう。

 

 

 

20

今やそうなる日が近づきつつある。その時、この世界と全体としての宇宙との関係が一層よく理解され、あなたたちの住んでいる世界が全宇宙の中に在ることが明瞭にしめされるであろう。全宇宙を形成している電子的質料の一部は(もろもろの)形態として塑性されるが、(これらの形態は)依然として(この)唯一の(根元的)質料全体の中に在ってそれより切り離されることは決してない。強大なる力、即ち神のみ霊ーー創造する神我ーーも又このようにしてあなたたちの裡に宿り給うのである。これが人の裡なるなる生命である。わたしは霊、神の分霊(キリスト)、太初にあった言葉である。

 

 

 

21

わたしがあなたたちに教えている教理に反してさまざまの分離を惹き起こす人々に気をつけるがよい。分離は人の心の中にのみにあるのであって、それ以外にあったためしは決してないのである。そしてこの分離は無智から生まれる。

 

 

 

 

 

              心身の神癒 : 主、再び語り給う                                             

                              M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                   

                                               霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

 

 

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