真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

第六話 16~21 わたしがあなたたちに教えている教理に反してさまざまの分離を惹き起こす人々に気をつけるがよい。分離は人の心の中にのみにあるのであって、それ以外にあったためしは決してないのである。そしてこの分離は無智から生まれる。

 

 

 

 

16

あなたたちの裡なる意識が少しでも「無限なる意識」から離れれば、無限者は無限ではあり得なくなる。地上における一個の生ける存在であるあなたたちが神から離れるならば、神は無限ではありえなくなる。(人は)自分一人生き得るものではないく、何処にいようと(神よりの)分離なるものはないことを、今こそあなたたちは明確に悟ったであろう。 

 

 

17

この真理を理解するにあたって、全宇宙を充たしているこの可塑的な質量(13)を示すのに用いられた象微は『水』(創世記1章3節)であったが、現代ではこれを示すのに、他の言葉、例えば「電子的質料」、あるいは「エーテル空間」などが用いられている。

 

 

18

あなたたちは、地球という界層に起きつつある多くの科学的発展に気づいてはいるが、宇宙のもろもろの秘密に参入するのは霊的なものに関する智識によっのみであることを知るであろう。

 

 

 

19

もしも科学者達がみ霊からやってくるインスピレーイションに彼らの心を全開するならば、偉大にして強大なる事が幾つも啓示され得るであろう。

 

 

 

20

今やそうなる日が近づきつつある。その時、この世界と全体としての宇宙との関係が一層よく理解され、あなたたちの住んでいる世界が全宇宙の中に在ることが明瞭にしめされるであろう。全宇宙を形成している電子的質料の一部は(もろもろの)形態として塑性されるが、(これらの形態は)依然として(この)唯一の(根元的)質料全体の中に在ってそれより切り離されることは決してない。強大なる力、即ち神のみ霊ーー創造する神我ーーも又このようにしてあなたたちの裡に宿り給うのである。これが人の裡なるなる生命である。わたしは霊、神の分霊(キリスト)、太初にあった言葉である。

 

 

 

21

わたしがあなたたちに教えている教理に反してさまざまの分離を惹き起こす人々に気をつけるがよい。分離は人の心の中にのみにあるのであって、それ以外にあったためしは決してないのである。そしてこの分離は無智から生まれる。

 

 

 

 

 

              心身の神癒 : 主、再び語り給う                                             

                              M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                   

                                               霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

 

 

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