真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

「神の器」であることの自覚

 

 

『心身の神癒』 第3話(TALK 3)

 

キリストは汝の内なる生命なり(CHRIST IS THE LIFE IN YOU)

 

44 神は御自身を分離されはしない。神は御自身の中に、御自身の肖姿(にすがた)を創造(つく)り給う。これがあらゆる人の裡にある光りである。

 

45 わたしたちはすべて同一の生命に属する。なぜなら生命は生命自身の中で異なったものとは成りえないからである。形体には生命の〔顕現〕程度はあるが生命それ自身は非人格的であり、生命みずからの創造(つく)った形体を通じて自分自身を表現する。

 

46 無限なる父の大いなる智慧は、父御自身の実現のためにあらゆる形体を創造(つく)り給うた。その中にある生命はすべて同一である。それは唯一の根源からのみ流れ出で、その創造り給いしすべての形体を通じてながれ給う。それは最微より最大に到るあらゆる形体の中に顕現してい給う。生命は生命の創造(つく)り給うあらゆる形体に生命自身を顕現しつつあるのである。

 

47 生命である神霊によらないで存在するようになったものはひとつもない。生命の『顕現』程度は、生命を認め、生命を表現することによって理解される。故に、御自身に似せてわたしたちを創造(つく)り給うた神は、わたしが生命を表現し、生命が神なることを知る程度に応じて、わたしを通して顕現(あらわ)れ給う。

 

48 神の生命を自分自身の意識において認め、かつ表現することによって、大生命の顕現媒体となる。意識が神の自己表現する点であり、同時にまた自己の裡にまします神我という神を表現する点である。

 

49 このことをあきらかに自覚するならば、その時こそ大生命そのものの秘密が吾がものとなったのである。

 

50 自分が肉によるのでもなく、人間の意志によるものでもなく、神なる神我(キリスト)によって生まれたものであることを知る人々以外には、今尚、この真理は大衆に対しては秘められている。

 

 

 

                  心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                                 

                               M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                                         

                                             霞ケ関書房, 1972