無心の心の持ち主となれ。茶の心とはこれである。無心に点ずる茶は、招いた人の心と和する。調和とは無心の心。
無心とは我(が)のない心、人のことを悪く言わず、自分をよく見せようとしない心である。それは自分よりも相手のためになろうとする奉仕の心、たとえ相手が泥棒であっても、その人のために祈る心、下着まで脱いで与えた良寛の心、この心は必ず相手に通じ、泥棒は翌朝謝りに来たのである。
故に調和とは、相手を尊敬する心、奉仕する心、無私の心、どん底からの慈愛心は、相手を師とし仏として拝む心から。それは向上心に立った強い自省の心から生まれてくる。
何も恐れる必要はない。誰も憎む必要はない。誰もこれを避ける必要はない。来る人はすべて目に見えぬ糸でつながれた縁ある人々である。だからこれに奉仕せよ。
感謝の心だけで胸襟を開いて交われ、世は相見互いの気持ちで、相手のことだけを考えて奉仕に徹せよ。
スピリチュアルな生き方原点
脇長生・講述 桑原啓善・筆録 でくのぼう出版
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備考、「自分がして欲しいことを相手にしてあげなさい。」イエス・キリスト
「好感を覚える人を愛することは、やさしいことです。そこには徳性も神聖さもありません。好感のもてない人を愛するーこれが魂の霊格の高さを示します。」
シルバーバーチ霊訓(1)
自分を忘れ、他人のことを思えば思うほど、それだけ自分が立派になるのです。
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素晴らしいお言葉、 ニーバの祈り。
「神よ変えることの出来ない事柄については、それをそのまま受け入れる平静さを、
変える事の出来る事柄については、それを変える勇気を、そして、この二つを
違いを見定める叡智を、私にお与えください。」
ニーバーの祈り
ライン ホールド・ニーバー
しばらくお待ちください。
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備考、
だれにでも、経験があるでしょう。「もう変えられないことあれこれ悔やんだり悩んだこと」「勇気がなくできなかったこと」「そして色々ごちゃごちゃになって立ち尽くしてたこと」そんな時、思い出したい言葉です。困難に直面して,立ち止まった時、先に進めなかった時、その状況を受け入れて勇気を持って一歩踏み出す、人生とは常にその繰り返しかもしれません。
素晴らしいお言葉です。感謝します作者に。
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良い、クリスマスを。