46
あなたたちは、神が一切の生命であり、この生命は目に見える、或は目には見えないが、完全なる愛であることを学び知るのになぜこんなに長くかかるのだろうかとよくいぶかったりするが、それは、
真理を内からではなく外からつかもうとするからである。
47
なくなりはしまいかと恐れているものに、何とまあ誰も彼も同じように執着していることか。
おのが生命を得んとする者はこれを失い、おのが生命を棄つる者はこれを得る。
48
わたしは神我より語る、わたしは常にそうしてきた。わたしの言葉が外側にのみ住む人々にとって奇異に思われたのはそのためである。
幾百万もの人々が自由に出入りしてわたしと食事を共にするように常にすべての人々に開かれている。
49
ところが悪魔がその道を遮ろうとしている。その悪魔とはすべての者が克服すべき偽我であり
感官という悪魔である。
50
果敢なき感官のこの迷いのみが真の霊意識の顕現への唯一の障害である。
なぜならば天国は常にあなたちの中にあるからである。
二千年前も今も変わることなく私は生命である。
モーゼとエリヤはわたしの地上への出現より二千年も先立ってはいるが、
それはすべての人々に現れているのと同じ生命なのである(故に)
わたしはアブラハムより前に実在しているのである。
心身の神癒
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参考、
「耳で見て目で聞き鼻で物食うて、口で嗅がねば神はわからず」
(『霊界物語』第1巻)