真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

第八話 60~70

 

60

あなたたちが内なるものに入るまでは、この内なる世界がわたしにとってどんなに明確で現実的な存在であるか、あなたたちには十分には理解されないであろう。

 

 

61

あなたたちはわたしがこの同胞(原著者)に神懸(オーブアーシャドイング)りしているのを見てきた、その心臓から力が放射されるのを見た人もあれば、その他の不思議なことを見た人もいる。しかしこんな事などあなたたち自身の中に生きている聖なる臨在に較べれば何でもないのである。

 

 

62

この内なる世界はわたしにとってどんなに明確な、現実的なものであることか。それはあなたたちにとっても又その通りになるのである。わたしの居る処、あなたちもまたいるからである。

 

 

63

この内なる「我」--神我ーーはおよそあなたたちの理解しうる以上の偉大なる存在である。なぜならあらゆる事物がその統制の下にあるからである。

 

 

64

内在の神我なる生命は常に内部で再創造をしつつあり、一切の事物を更新し、魂を全体に合一させる。

 

 

 65

この合一を感じ始めると神の愛と力とが実感され始める。たとえどのようなものであろうと、その

中には或る拡大する性向があり、その中にこそキリストの力がひそんでいるのである。

 

 

66

父は御自身を全部かつ完全に顕現し給う他はない。従ってあなたたちの裡なる神我は父の現われなのである。

 

 

67

あなたたちが聖書の中で読むものには象微的意味もある。

 

 

 

68

わたしが紐で一本の鞭をつく両替屋を神殿より追い出した時、わたしは銭盆もひっくり返したが、それは外なるものの象微だったのである。

 

 

69

わたしは父の家を泥棒や盗賊の家にするなと彼らを叱りつけた。

 

 

70

これは生ける神の神殿より肉の感覚という泥棒や盗賊を追い出すことを象微する。わたしは神の生ける神殿を完全に所有しなければならないからである。それがわたしの所有権である。

 

 

 

 

      心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                                       

          M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                                                     

               霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

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