真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

第八話 1~10  天国は裡在り あなたたちの中にまします全能の神は強力であり、その故にたじろぐことはない。神は最も偉大なるものよりも更に偉大である、神は大天使の理解をさえ超えている。しかしその神があなたたちの中に住み給い、その住み処があなたたちの裡なる天国といわれているのである。

 

 

第八話

 

        天国は裡に在り

 

 

 

 

わたしの平安と愛とをあなたたちにもたらす。わたしの平安と愛とはあなたたちの許に留どまる。

     

      『天国はあなたたちの裡に在る。』

 

 

 

 

 

1

天国とは最奥すなわち霊の王国、別称キリスト意識、至高者の幕屋である。

 

2

地界とは外なるもの、ないし対立するもの、或は物質的なものの象微であり、両者とも『一なる者』(究極神)の中に完全に一体となって永遠に存続する。

 

3

天国はあなたたちの裡にある。このことは世界中で宣べ伝えられているが、その深い意味を理解している人は僅かしかいない。

 

4

あなたたちがわたしのこの話しの深い意味を把握するならば、それに伴う力も把握するであろう、内界にこそ至高者は宿り給うからである。

 

5

あなたたちの中にまします全能の神は強力であり、その故にたじろぐことはない。神は最も偉大なるものよりも更に偉大である、神は大天使の理解をさえ超えている。しかしその神があなたたちの中に住み給い、その住み処があなたたちの裡なる天国といわれているのである。

 

6

この事が誤解されるか或は認められないと、人類は人類自身の地獄を造り出してしまう。

 

7

この驚愕すべき真理を把握し認めるならば、あなたたちはもう離れ離れでいることもなく、孤独になることもない。そこには合一感があり、一体感があるのみである。この真理を認める者にとってはそれは久遠にして不変である。

 

8

この認知は理解、時としては瞑想によって来るのであるが、分離や分断より得られることは決してない。

 

9

どんな形にせよ、あなたたちがお互いに分離しているならば、それは決して完全にはあなたたちのものにはなりえない。あなたたちが自分自身の奥深く探るならば、其処にはあなたたちの胸の扉を叩いて入室しようと待機しているわたしがいるからである。そしてこの事はすべての魂の中で起こりつつあるのである。

 

10

一旦わたしを自分の胸の中に入れ以上其の人達が、たとえどんなに難しい人であっても、又どんなに邪悪な人に見えようとも、すべての人々を入れなければならない。彼らはすべてキリストという唯ひとつの心の中に入れられるのである。わたしの許にやって来る者は一人たりとも追い出されることはない。

 

 

 

 

                   心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                                       

                                  M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                                                     

                                                    霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

 

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