『心身の神癒』 の読み方について
この不思議な福音は、普通に私たちが本を読むように、頭(知性)で読んでも、 まったくピンとは来ないでしょう。
霊的な真理とはそのようなものです。
「霊をもって霊を読む」という姿勢、すなわち“霊読”とか“心読”という姿勢が求められます。
それができているときには、汲めども尽きぬ豊かな真理の泉
(これは私たちの内にある)から、 私たちの心に、こんこんと霊水が注がれるでしょう。
・・・・・・・・・・・・ 私たちの多くは、“知情意”のバランスを欠いた生活をしすぎていると思います。 いつも何か本を読んでいないと気が済まない“本の虫”のような方もいます。 常に、何かを知りたい、もっと知りたい…という衝動がそうさせているのでしょう。
しかし、知性にばかり仕えているのはよくありません。それはとても歪(いびつ)な姿です。
健全な“情意(感情と意志)”が働いていてこそ、知性が輝くのでしょう。 “知情意”はいつも三位一体で、バランスよく機能しているべきでしょう。
私たちは「肉体・感情体・精神体」という“3つの体”で生きていると言われていますが、 その3つの体とつながっているエネルギーセンターは、頭脳の中心と、胸の中心、 および、腹の中心にあるとされています。 ・・・・・・・・・・・・
“3つの体”の中心にあるのは“感情体”です。
そしてこの感情体の中心が、意識の中心である“心”、 すなわち“慈悲と愛の座”とつながっているとされています。
私たちがもっぱらコントロールしなければならないのは、この感情体の中心、 すなわち、頭(知性の座)ではなく、“胸”(心の座)だとされています。
この“胸”のために、もっともよい栄養となるものが、
「反省・瞑想・祈り」です。
「反省・瞑想・祈り」、そして“行い”は、「感謝と希望と愛」に強く結びつけてくれます。
「感謝と希望と愛」に満たされているとき、 “知情意”は望ましいバランスを得ているはずです。 そうした時には、『心身の神癒』の言葉は、すんなりと胸に沁みてくれます。
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備考、
素晴らしい、文章なので、素晴らしい人が書いたと思います。
参考にしてください。 感謝します、作者に。有り難うございます。
蒼氓。