真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

十二章 地上での霊の介入

 

 

 

     吾々の思想や行為に霊が及ぼす影響

 

(459)

霊は私共の思想や行為に影響を与えますか。

 

「その影響は諸君が想像するより大きい。諸君の思想も行為も、これを動かしているのは霊達であるから」

 

(460)

私共は、自分自身から生まれる思想と、他より伝えるられる別の思想とをもつのですか。

 

「諸君の魂は、思考する霊である。諸君等はこれまでに、同じ問題についても、多くの思想が、時としては

丸反対の思想が同時に起こることも知っておろう。その場合、そのあるものは諸君自身のものだし、あるものは吾々霊のものである。これが諸君等をためらわせる、諸君等はこのように心中に互いに相対立する二つの観念をもつものであるから」

 

(461)

どうしたら自分の思想と、外部から受け取った思想を見分けられますか。

 

「外部から思想が来る時は、ささやきかける、声のような具合にである。

自分の思想の場合は、先ず心内に湧き起こるものである。実は、この区別は諸君等に、実際上は重要ではない。区別できないことの方が諸君のために良いことが多い。

これにより、人間の行動は大いに自由になるわけだ。もし正しい道を選べば、いっそう自発性を発揮することになり、誤った道を選べば、はっきり自分の誤りの責任となるから」

 

  霊の書(上)アラン・カーデック編 桑原啓善訳

*******************************************************************   備考、「霊の書」はフランス人カーデックの手を経て受信され、フランス語で発表され、そのため仏・伊・スペイン・ブラジル等ラテン系国民の間に拡がったものである。しかも、その発行部数はおそらく四〇〇万部をこえ、特にブラジルではその信奉者が二〇〇〇万人とも言われる、空前の影響力を与えた霊界通信である。 訳者 序から。

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備考、 まさに驚異の書である。

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   アラン・カーデック 

              

                       

                           桑原啓善