真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

「神の摂理の前では絶対に不公平はない」

 

 

時として、人生が不公平に思えることがあります。

 

ある人は苦労も苦痛も心配もない人生を送り、

 

ある人は光を求めながら生涯を暗闇の中を生きているように思えることがあります。

 

しかしその観方は事実の反面しか見ておりません。

 

まだまだ未知の要素があることに気ずいておりません。

 

私はあなた方に較べれば遥かに長い年月を生き、宇宙の摂理の働き具合を遥かに多く見てきましたが、私はその摂理に絶対的敬意を表します。

 

なぜなら、神の摂理がそのとうりに働かなかった例を一つとして知らないからです。

 

 

こちらに来た人間が”自分は両方の世界を体験したが私は不公平な扱いを受けている”などと言えるような不当な扱いを受けている例を私は一つも知りません。

 

神は絶対に誤りを犯しません。もし誤りを犯すことがあっ

 

たら宇宙は明日という日も覚束ないことになります。

 

                   

            シルバーバーチの霊訓(1)

 

備考、覚束ない。おぼつか。物事の成り行きが疑わしい、うまくいきそうもない。

 

 

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       (地上生活を送っている間じゅうも)

 

皆さんは霊の世界の最高界から最低界までの前階層の影響を受ける状態にありますが、

 

実際に影響を受けるのは各自が到達した霊性と同じ次元のものだけに限られます。

 

邪悪な魂は邪悪なものを引き寄せ、高潔な魂は高潔なものを引き寄せます。

 

それが摂理なのです。

 

 

 

     シルバーバーチのスピリチュアルな法則」

        

                  フランク・ニューマン著

                       近藤千雄・訳

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おすすめ音楽、

 モーツァルトクラリネット協奏曲 イ長調 k622 第二楽章

澄み切った曲想、あるいは静かな諦観から「白鳥の歌」と呼ばれることもある。

死の2ヶ月前に書かれたといわれ、まるで魂が天上の世界を垣間見たほど純粋で穏やかさで満ちている。

モーツァルト最後の協奏曲といわれている。

まさしく、天上の音楽である。

 

最初から宇宙のどこかに存在していたかのような、純粋で美しく穏やかさに満ちている。まるで、この世の苦悩をも洗い流してくれるかのようである。

                                 蒼氓。

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 アインシュタイン先生は、死とは、モーツァルトを聴けなくなることである。と言ったそうであるが、実際は違うようですよ。

                                 蒼氓。

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シルバー・バーチの霊訓(一) アン・ドゥーリー編 近藤千雄訳

知識こそ不動の基盤デアリ、不変の土台です。

 

宇宙の根源である霊についての永遠の真理は、当然、その霊の力に対する不動の信念を産み出さなくてはいけません。

 

そういう義務があるのです、それも一つの法則、恐怖心,信念の欠如,懐疑の念は、せっかくの霊的雰囲気をかき乱します。

私たち霊は信念と平静の雰囲気の中において初めて人間と接触できるのです。

恐れ、疑惑、心配、不安、こうした邪念は私ども霊界の者が人間に近づく唯一の道を閉ざしてしまいます。

太陽が燦燦と輝き、全てが順調で、銀行にたっぷり預金もあるような時に神に感謝するのは容易でしょう。

しかし真の意味で神に感謝すべき時は、辺りが真っ暗闇の時であり、その時こそ内なる力を発揮すべき絶好のチャンスです。

然るべき教訓を学び,魂が成長し、意識が広がりかつ高まる時であり、その時こそ神に感謝すべき時です。

霊的マストに帆をかかげる時です。霊的真理は単なる知識として記憶しているだけでは理解したことにはなりません。実生活の場で真剣に体験して、初めてそれを理解するための魂の準備が出来上がります。

 

どうもその点がよく分かっていただけないようです。種を蒔きさえすれば芽が出るというものではないでしょ。芽を出させるだけの養分がそろわなくてはなりますまい。養分がそろっつていても太陽と水がなくてはなりますまい。そうした条件が全部うまくそろった時にようやく種が芽を出し、成長し、そして花を咲かせるのです。

人間にとってその条件とは辛苦であり、悲しみであり、苦痛であり、暗闇の体験です。

何もかもがうまくいき、鼻歌まじりののん気な暮らしの連続では、神性の開発は望むべくもありません。そこで神は苦労を、悲しみを、そして痛みを用意されるのです。

 

そうしたものを体験して初めて霊的知識を理解する素地ができあがります。そしていったん霊的知識に目覚めると、その時からあなたはこの宇宙を支配する神と一体となり、その美しさ、その輝き、その気高さ、その厳しさを発揮しはじめることになるのです。

 

そしていったん身につけたら、もう二度と失うことはありません。それを機に霊界との磁気にも似た強力なつながりが生じ、必要に応じて霊界から力なり影響なり、インスピレーションなり、真理なり、美なりを引き出せるようになります

 

魂が進化しただけ、その分だけ自由意志が与えられます。

霊的進化の階段を一段上がるごとに、その分だけ多くの自由意志を行使することを許されます。あなたはしょせん、現在のあなたを超えることはできません、そこがあなたの限界と言えます。

 

が同時にあなたは神の一部であることを忘れてはなりません。いかなる困難、いかなる障害もきっと克服するだけの力を秘めているのです。霊は物質に勝ります。霊は何ものにも勝ります。霊こそ全てを造り出すエッセンスです。なぜなら、霊は生命そのものであり、生命は霊そのものだからです。

 

                             三章 なぜ苦しみがあるのか 63p

 

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 涙とともにパンを食べたことのないもの

悲しみに満ちた幾夜(いくよ)を

ベットで泣きあかしたことのないもの

そうしたものには天上の霊(れい)の力がわからない

 

            ヨハン・ヴォホルフガング・フォン・ゲーテ                    

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シルバー・バーチの霊訓(一) アン・ドゥーリー編 近藤千雄訳

 

恐怖心こそ人類最大の敵です。

 

恐怖心は人の心を蝕みます。

 

恐怖心は理性を挫き、枯渇させ。マヒさせます。あらゆる苦難を克服させるはずの力を打ちひしぎ、寄せつけません。心を乱し、調和を破壊し、動揺と疑念を呼びおこします。

 

つとめて恐れの念を打ち消すことです。真理を知った者は常に冷静に、晴れやかに、平静に、自身に溢れ、決して取り乱すことがあってはなりません。

 

霊の力はすなわち神の力であり、宇宙を絶対的に支配しています。

 

ただ単に力が絶対というだけではありません。

 

絶対的叡智であり、絶対的な愛でもあります。

 

生命の全存在の背後に神の絶対的影響力が控えているのです。

 

はがねは火によってこそ鍛えられます。

 

魂が鍛えられ、内在する無限の神性に目覚めて悟りを開くのは、苦難の中においてこそです。

 

苦難の時こそあなたが真に生きている貴重な証です。夜明け前に暗黒があるように、魂が輝くには暗闇の体験がなくてはなりません。

 

そんな時、大切なのはあくまでも自分の責務を忠実に、そして最善を尽くし、自分を見守ってくれる神の力に全幅の信頼を置くことです。霊的知識を手にした者は挫折も失敗も神の計画の一部であることを悟らなくてはいけません。

 

陰と陽、作用と反作用は正反対であると同時に一体不離のもの、いわば硬貨の表と裏のようなものです表裏一体なのですから、片方は欲しいがもう一方は要らない、というわけにはいかないのです。

 

人間の進化のために、そうした表と裏の体験、つまり成功と挫折の双方を体験するように仕組まれた法則があるのです。

 

神性の開発を促すために仕組まれた複雑で入り組んだ法則の一部、いわばワンセット(一組)なのです。

 

そうした法則の全てに通暁することは人間には不可能です。どうしても知り得ないことは信仰によって補うほかはありません。盲目的な軽信ではなく、知識を土台とした信仰です。

 

 

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   神社にある、しめ縄は何を意味しているのか。

 禍福はあざなえる縄のごとし。

 幸福も不幸も相対的なものだということです。

 

                  蒼氓。     

 

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「シルバーバーチのスピリチュアルな法則」 宇宙と生命のメカニズム フランク・ニューマン 署 近藤千雄 訳

訳者解説、近藤千雄 シルバーバーチは言うーーー

「すべてが混ざり合った状態にあるのです。無線電信の波動が宇宙に充満しているのと同じ状態です。いろいろな波動があり、いろいろなバイブレイションがあります。がそれらが同時に同じ場に共存できるのです。境界というものはありません。波動が異なるだけです。反応する意識の側面が違うのです」このことから考えると、地上生活というのは、脳髄という物質を通して活動する精神をコントロールしている、ある一定レベルの意識での生活の場ということになる。つまり五感でキャッチしたものが、脳と生命の糸(魂の緒)を通して精神ないしは魂へと伝えられて、それぞれの反応を生じる、ということである。このことはさらに、人のために役立つ心掛けと中庸の生活こそが意識レベルを高め、精神の活動の場を広げることになる、という考えを生む。結局“死”というのは、肉体から離れた魂がその意識レベルに相当したバイブレイションのオールターナティブへ移動するだけのこと、ということになる。死後の環境に違和感を感じないというのは当然のことなのである。その後の進化についてもシルバーバーチは簡潔にこう述べるーーー「魂が成長すれば、波動のより高い状態に適応できるようになり、自動的により高い階層で生活することになりますその階層の持つ電磁波の作用でそうなるのであろう。となると当然、乱れた生活をしている人間は、その乱れた波動に似合った世へと引きつけられていくことになる。かくして、聖書の言葉どおり「麦ともにがらが選り分けられ」「多くの住処」が生じるわけである。

 

 

       「サイキック・ニューズ」1993年4月24日号より

 

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 備考、人のために役立つ心掛けと中庸の生活こそが意識レベルを高め、精神の活動の場を広げることになる、という考えを生む。 皆さん実践しましょう。   

                                                                                                  蒼氓。 

 

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「死後にもある程度まで国家的意識が存続する」

 

 

たとえば、地上である種ので改革事業を推進してきた政治家が、その半ばで他界したとします。

すると、その人は自分の改革事業を引き継いでくれそうな人物に働きかけるものです。その意味では、死後にもある程度まで、つまり霊の方がその段階を卒業するまでは国家的意識というものが存続すと言えます。

同じ意味で、自分は大人物だと思い込んでいる人間、大酒のみ麻薬中毒患者などが霊界に来ると、地上に似たような傾向をもつ人間を通じて、満足感を味わおうとするものです。

      シルバーバーチ霊訓(5)

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「霊界では金銭の心配も生存競争もない」

 

 

 

この世界にきて芸術家は地上で求めていた夢をことごとく実現させることが出来ますす。

 

画家も詩人も思い通りのことが出来ます。天才を存分に発揮することができます。

 

地上の抑圧からきれいに解放され、天賦の才能が他人のために使用されるようになるのです。

 

地上の言語のようなぎこちない手段を用いなくても、心に思うことがすなはち霊の言語であり、それが電光石火の速さで表現されるのです。

 

金銭の心配がありません。生存競争というものがないのです。弱者がいじめられることもありません。霊界の強者とは弱者に救いの手を差し伸べる力があるという意味だからです。

 

失業などというものもありません。スラム街もありません。利己主義もありません。

 

宗派もありません。経典もありません。あるのは神の摂理だけです。それが全てです。

 

地球へ近づくにつれて霊は思うことが表現できなくなります。正直いって私は地上に戻るのはいやなのです。

なのにこうして戻って来るのはそう約束したからであり、地上の啓蒙のために少しでも役立ちたいという気持ちがあるからです。

 

そして、それを支援してくれるあなた方の、私への思慕の念が、せめてもの慰めとなっております。

 

 

            シルバーバーチの霊訓(四)

 

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   「あなたの善行を手助けする霊は大勢いる」

 

 

あなたにとってまったく見知らぬ霊、名前こそ聞いたことのない霊でありながら、あなたのために力になってあげたい一心で来てくれる霊が大勢いるものです。

 

 

そういう霊は名のりたがりませんし、見返りというものを一切期待しないものです。

 

 

          シルバーバーチの霊訓(十二)

 

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     (あなた方は自身の内部に莫大な富を持っています)

「Q2」大霊はいずこにも存在するー私たち人間のすべてにも宿っているとおっしゃるのでしょうか?

(顕幽にまたがる)全創造物として顕現している大霊の総和とは別個の大霊というものは存在しません。

 

人間的存在としての神は、人間がこしらえたもの以外には存在しません。

 

人間的存在としての悪魔も人間がこしらえたもの以外には存在しません。

 

黄金色に輝く天国も、火炎もうもうたる地獄も、人間がこしらえたもの以外には存在しません。

 

そうしたものは限られた視野しかもたない人間の創造産物に過ぎません。

 

大霊は法則なのです

 

それさえ理解すれば、人生最大の秘密を学んだことになります。

 

           崇高な存在との対話191p

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