真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

 「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。この事も又あなたたちは悟らなければならない。心身の神癒 第9話3

「神を崇拝する場として作られた建物は確かに美しいかも知れませんが、その美しさが神聖さを生むわけではありませ」。

 

 

 

美しいと思うには美意識の反応にすぎません。

 

宗教そのものは教会と何の関係もありません。 

 

霊感のある人ー本当の意味で聖職者、つまり霊的能力を備えた人が民衆の要請に応えて神との取次をしてあげることと言ってもよいでしょう。

 

勿体ぶった神学的言説に基ずく行事をしたり信仰を告白することではありません。

 

教会でワインを飲んだからと言って、他の場所でワインを飲むよりも”宗教的”であるわけでわありません。

宗教的であることは宇宙の大霊の一部である自分を少しでもその大霊の御心に近づけることです

 

内部の神性を発揮する上でプラスになることすることが宗教です。

 

その神性は人のために役立つ行為、愛他心、親切心、日々新たになろうという心がけ

どこにいても倒れている人を起こしてあげ弱った人を元気づけ、無気力な人の力になってあげ、病の人を癒し、真理と叡智を広め、不正を無くする行為となって表れます、

それが宗教です。

 

人間にはその人なりの宗教を実践する上で必要なものは全て授かっております、そのためにはまず、宗教とは*名僧知識が説くことを体系的にまとめることであるかのように考える、その誤った概念を捨て去ることです

 

私どもは、どこかの礼拝のための建造物に出席することが神への義務が果たすことになるとは決して申しません。

 

出席される方は真面目な気持ちでそうされているかも知れませんが、真の宗教心はその人の生きざまの中でしか発揮されないのです。

各自の魂に内在する崇高なる霊性の働きと切り離されたところに宗教は存在しません

 

         シルバーバーチの霊訓(三)

 

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備考、*名僧知識仏道の悟りを開いた、すぐれた僧。

 

 

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シルバー・バーチの霊訓(一) アン・ドゥーリー編 近藤千雄訳

問「人間一人ひとりに守護霊がついているのですか。」

 

答「母体内での受胎の瞬間から、あるいはそれ以前から、その人間の守護の任に当る霊が付きます。そして、その人間の死の瞬間まで、与えられた責任と義務を遂行に最善を尽くします。守護霊の存在を人間が自覚するとしないとでは大いに違ってきます。

自覚してくれれば守護霊の方も仕事がやりやすくなります。守護霊は決まって一人だけですが、その援助に当たる霊は何人んかおります。守護霊にはその人間の辿るべき道があらかじめ分かっております。

が、その道に関して好き嫌いの選択は許されません。つまり、自分はこの男性にしようとか、あの女性の方が良さそうだ、といった勝手な注文は許されません。こちらの世界は実にうまく組織された機構の中で運営されております。」   

 

 

    

                                   十章 質問に答える 179p

 

 

 

備考、守護霊の存在を人間が自覚するとしないとでは大いに違ってきます。守護霊にはその人間の辿るべき道があらかじめ分かっております。

                                                                                                          蒼氓。

 

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七章 地上から他界への帰幽

 

 

           死後の魂

 

(149) 死ぬと魂はどうなりますか。

 

「魂は再び霊となる。即ち、しばらく留守にしていた霊の世界へ帰るのである」

 

ーー魂はこの地上生活から何ももって行かないのですか。

 

 

地上生活の記憶、及びよい世界へ入りたい欲求、その外はない。その記憶というのは、どんな地上生活を送ったか、それに応じての喜びと苦しみ魂の浄化が進んでいる者ほど、地上に残したものに対する執着は少ない。

 

(152)

死後の魂に個性があるという、なにか証拠がありますか。

 

霊界通信そのものが、その証拠ではないか。盲人でなければ見える筈、耳が悪くなければ聞こえる筈。諸君が耳にする霊界通信の声こそ、諸君とは別のある者が存在する、その証拠ではなかろうか

 

(153)

永遠の生命とは、どのように理解したらよろしいか。

 

無限につづく霊の生活、これである。肉体生命とは一時的ではないもの。肉体を去ると魂は、永遠の生命に再び入る

 

ーーこの永遠の生命という言葉は、浄化霊の生活と解した方が、もっと正確ではありませんか。

 

彼等は完全な段階に到達しもはや苦しみの試練をうける必要を脱した霊だからです

 

「彼等の生は、むしろ永遠の至福の生活と言った方がよい。だがこれは言葉の問題だ。好きなように言ってよろしい。もし諸君等の言葉の統一ができるならば」

 

 

   霊の書上 アラン・カーデック編 桑原啓善訳

 

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 スピリチュアリズム五大基本書の一つとされる書籍で、降霊術者の最初で、そして最も重要な指導書とされる。

 

「シルバーバーチはさらにつぎのような、他界後の霊界の実情を打ち明けた。」

「これまでに私は、何人もの”国教会の大黒柱”と呼ばれていた人を連れて、かつて彼らがつとめていた礼拝堂、大聖堂、教会などへいったことがあります。そこで彼らが目にするのは、当然、かつて自分も説いた教説の繰り返しですが、今ではそれが間違って、いることがよくわかるものですから、彼らの心は次第に重苦しく沈み込んでゆきます。間違いと迷信とで出来上がった組織を助長したのは、ほかならぬ自分たちであったことを自覚するからです」

ーーーハリのむしろに座らせる思いでしょうね?

「それが彼らにとっての煉獄なのです。辛いでしょうが、それが摂理なのです。

自分がおかした過ちは自分で改めないといけません。自分が送った間違った人生の代償を払わないといけないのです

永遠なる公正のもとのおいて、ありとあらゆる勘定させられます。この摂理から逃れられる人は一人もいません

 

 

 

 

シルバーバーチのスピリチュアルメッセージ 

         3章 死後はどうなるか。

 

 

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   (霊的真理の光は少しずつ暗闇を貫いていくものです

私どもにとっては”人のために尽くすこと”が宗教の全てなのです。

 

 

 

 

人のために生きる者こそ最も神に近い存在なのです

そこに魂の存在価値があるのであり、

人のためという願望を抱く者は自動的にこちらの世界で同じ願望を抱いている霊を引き寄せます

その人間を介して自分を役立てたいと思う霊が寄って来るのです。

こちらの世界には地上で人類解放のために生涯を捧げた霊が無数におります。

その気高い使命は墓場で終ったのではありません

霊の世界へ来てからの体験によってむしろその使命感を一層強烈に感じるようになります。

霊界から地上世界を見ると悲劇と悪行が目に余ります

強欲と利己主義と略奪が横行し、改めねばならないことが無数にあることが判ります

そこでそんな地上を少しでも美しくするために自分を役立てるための媒体として同じ願望を抱く人間を求めるのです。

これが人のために役立てるということの仕組みですつまり自分を無にして霊の力に委ねるのです。霊の力を取りとめのないもののように想像してはいけません。実体があり直線的にあなたの心に触れることが出来るのです。それがあなたを通じてさらに他人へ働きかけ、より大きな悟りを開く助けとなります。

 

 

                     シルバーバーチの霊訓2 17p

 

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 人のために役立つ行為が宗教です

                        シルバーバーチ

 

 

「人のために少しでも何か役立つことはないか、微生物の力を借り何かできないか。

それを絶えず考えております」

                            大村智

 

シルバーバーチとは何者か

シルバーバーチというのは、霊媒のモーリス・バーバーネルの口を使って1920年から60年年間にわって霊的教訓を語りつずけてきた古代霊の仮の名で、紀元前3000年頃、つまりイエス・キリストより1000年も前に地上で生活したということ以外、地上時代の国籍も姓名も地位も不明のままで終わった。

 

せめて姓名だけでも教えてくれるよう何度かお願いしたが、そのつど、「それを知ってどうしょうというのですか。

人間は名前や肩書きにこだわるからいけないのです。

もしも私が歴史上有名な人物だとわかったら、私がこれまで述べてきたことに一段と箔がつくと思われるのでしょうが、それは非常にたちの悪い錯覚です。

 

前世で私が王様であろうと、召使であろうと、大富豪であろうと、乞食であろうと、そんなことはどうでもよろし。

 

私の述べていることに、なるほど納得がいったら真理として信じてください。

 

そんなばかなと思われたら、どうぞ拒否してください。

 

それでいいのです。」

と答えるのが常で、そのうち主席者も聞かなくなってしまった。

f:id:muratakazuhiko:20151130144031j:plain近藤千雄さんとバーバネル

「いやしくも人のために生涯を捧げる使命をもつ者は、過酷な試練を体験しなければいけないのです。」

 

 

 

 もはやこれ以上耐えきれないと思うギリギリの淵まで追い詰められ試されなければならないのです。

 

地上のいかなるものからも救いの手は差し伸べてもらえないと思える深淵までおちてみなければならないのです。

 

そこに至って、初めて魂が目を覚まし霊界から届けられる豊かさと導きと叡智と愛とを受け入れる用意が整うのです。

 

過酷な体験の目的は慈悲の心を芽生えさせることにあるの

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です。

 

なぜかといえば、慈悲の心なくしては、霊覚者も治療家も

            

真の意味で人を救う仕事はできないからです。

 

 

           シルバーバーチの霊訓(11)

 

備考、慈悲の心、いつくしみ。あわれみ、なさけ。

 

仏語、慈悲忍辱、慈悲の心を持ってどんな苦難にも耐える

    こと。

苦を経験しなければ慈悲の心が芽生えないということです。                      

                           蒼氓。

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