第1話
81
十字架を見詰めてその与える教訓を知るがよい。
あなたたちがたとえ責め苛なまれ、
手足に釘打たれて十字架につけられようと、
あなたたちは父なる神を否認せずに押し通せるであろうか。
あなたたちの力は常にあなたたちと偕に在る神、
すなわち愛に肖せて(あなたたちを)造り給うた神、
にこそ負うのである。
82
恐怖は化学変化をもたらし身体を悪変化する効力を有つ。しかしそれらの状態を克服するには愛という解毒剤、宇宙における唯一、恒久の力を用いればよい。
83
あらゆる想念、動き、行いはことごとく身体に或る化学変化をもたらす。人は恐怖と不安とによって自分の身体構造を絶えず変化させつつあり、それが不調和なのである。
しかし愛は調和であり魂と身体との癒しである。
84
愛はあらゆるものに打ち克つ力であり、自然一切を貫いて働いている。神は人の手によっては造られていない神殿である営繕し、神御自身を表現しつつある。
85
恐怖を放ち去った時、神である本性が肉体の正常な状態即ち調和を取り戻すことをあなたたちは知るであろう。
心身の神癒 : 主、再び語り給う
M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳
霞ケ関書房, 1972
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備考、
81、驚愕の文書です。
82、 すなわち愛に肖せて(あなたたちを)造り給うた神、
83、いかに愛が大事であるか 愛は、調和であり、魂と身体の癒しである。