真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

シルバー・バーチの霊訓(一) アン・ドゥーリー編 近藤千雄訳

 

恐怖心こそ人類最大の敵です。

 

恐怖心は人の心を蝕みます。

 

恐怖心は理性を挫き、枯渇させ。マヒさせます。あらゆる苦難を克服させるはずの力を打ちひしぎ、寄せつけません。心を乱し、調和を破壊し、動揺と疑念を呼びおこします。

 

つとめて恐れの念を打ち消すことです。真理を知った者は常に冷静に、晴れやかに、平静に、自身に溢れ、決して取り乱すことがあってはなりません。

 

霊の力はすなわち神の力であり、宇宙を絶対的に支配しています。

 

ただ単に力が絶対というだけではありません。

 

絶対的叡智であり、絶対的な愛でもあります。

 

生命の全存在の背後に神の絶対的影響力が控えているのです。

 

はがねは火によってこそ鍛えられます。

 

魂が鍛えられ、内在する無限の神性に目覚めて悟りを開くのは、苦難の中においてこそです。

 

苦難の時こそあなたが真に生きている貴重な証です。夜明け前に暗黒があるように、魂が輝くには暗闇の体験がなくてはなりません。

 

そんな時、大切なのはあくまでも自分の責務を忠実に、そして最善を尽くし、自分を見守ってくれる神の力に全幅の信頼を置くことです。霊的知識を手にした者は挫折も失敗も神の計画の一部であることを悟らなくてはいけません。

 

陰と陽、作用と反作用は正反対であると同時に一体不離のもの、いわば硬貨の表と裏のようなものです表裏一体なのですから、片方は欲しいがもう一方は要らない、というわけにはいかないのです。

 

人間の進化のために、そうした表と裏の体験、つまり成功と挫折の双方を体験するように仕組まれた法則があるのです。

 

神性の開発を促すために仕組まれた複雑で入り組んだ法則の一部、いわばワンセット(一組)なのです。

 

そうした法則の全てに通暁することは人間には不可能です。どうしても知り得ないことは信仰によって補うほかはありません。盲目的な軽信ではなく、知識を土台とした信仰です。

 

 

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   神社にある、しめ縄は何を意味しているのか。

 禍福はあざなえる縄のごとし。

 幸福も不幸も相対的なものだということです。

 

                  蒼氓。     

 

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「シルバーバーチのスピリチュアルな法則」 宇宙と生命のメカニズム フランク・ニューマン 署 近藤千雄 訳

訳者解説、近藤千雄 シルバーバーチは言うーーー

「すべてが混ざり合った状態にあるのです。無線電信の波動が宇宙に充満しているのと同じ状態です。いろいろな波動があり、いろいろなバイブレイションがあります。がそれらが同時に同じ場に共存できるのです。境界というものはありません。波動が異なるだけです。反応する意識の側面が違うのです」このことから考えると、地上生活というのは、脳髄という物質を通して活動する精神をコントロールしている、ある一定レベルの意識での生活の場ということになる。つまり五感でキャッチしたものが、脳と生命の糸(魂の緒)を通して精神ないしは魂へと伝えられて、それぞれの反応を生じる、ということである。このことはさらに、人のために役立つ心掛けと中庸の生活こそが意識レベルを高め、精神の活動の場を広げることになる、という考えを生む。結局“死”というのは、肉体から離れた魂がその意識レベルに相当したバイブレイションのオールターナティブへ移動するだけのこと、ということになる。死後の環境に違和感を感じないというのは当然のことなのである。その後の進化についてもシルバーバーチは簡潔にこう述べるーーー「魂が成長すれば、波動のより高い状態に適応できるようになり、自動的により高い階層で生活することになりますその階層の持つ電磁波の作用でそうなるのであろう。となると当然、乱れた生活をしている人間は、その乱れた波動に似合った世へと引きつけられていくことになる。かくして、聖書の言葉どおり「麦ともにがらが選り分けられ」「多くの住処」が生じるわけである。

 

 

       「サイキック・ニューズ」1993年4月24日号より

 

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 備考、人のために役立つ心掛けと中庸の生活こそが意識レベルを高め、精神の活動の場を広げることになる、という考えを生む。 皆さん実践しましょう。   

                                                                                                  蒼氓。 

 

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「死後にもある程度まで国家的意識が存続する」

 

 

たとえば、地上である種ので改革事業を推進してきた政治家が、その半ばで他界したとします。

すると、その人は自分の改革事業を引き継いでくれそうな人物に働きかけるものです。その意味では、死後にもある程度まで、つまり霊の方がその段階を卒業するまでは国家的意識というものが存続すと言えます。

同じ意味で、自分は大人物だと思い込んでいる人間、大酒のみ麻薬中毒患者などが霊界に来ると、地上に似たような傾向をもつ人間を通じて、満足感を味わおうとするものです。

      シルバーバーチ霊訓(5)

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「霊界では金銭の心配も生存競争もない」

 

 

 

この世界にきて芸術家は地上で求めていた夢をことごとく実現させることが出来ますす。

 

画家も詩人も思い通りのことが出来ます。天才を存分に発揮することができます。

 

地上の抑圧からきれいに解放され、天賦の才能が他人のために使用されるようになるのです。

 

地上の言語のようなぎこちない手段を用いなくても、心に思うことがすなはち霊の言語であり、それが電光石火の速さで表現されるのです。

 

金銭の心配がありません。生存競争というものがないのです。弱者がいじめられることもありません。霊界の強者とは弱者に救いの手を差し伸べる力があるという意味だからです。

 

失業などというものもありません。スラム街もありません。利己主義もありません。

 

宗派もありません。経典もありません。あるのは神の摂理だけです。それが全てです。

 

地球へ近づくにつれて霊は思うことが表現できなくなります。正直いって私は地上に戻るのはいやなのです。

なのにこうして戻って来るのはそう約束したからであり、地上の啓蒙のために少しでも役立ちたいという気持ちがあるからです。

 

そして、それを支援してくれるあなた方の、私への思慕の念が、せめてもの慰めとなっております。

 

 

            シルバーバーチの霊訓(四)

 

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   「あなたの善行を手助けする霊は大勢いる」

 

 

あなたにとってまったく見知らぬ霊、名前こそ聞いたことのない霊でありながら、あなたのために力になってあげたい一心で来てくれる霊が大勢いるものです。

 

 

そういう霊は名のりたがりませんし、見返りというものを一切期待しないものです。

 

 

          シルバーバーチの霊訓(十二)

 

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     (あなた方は自身の内部に莫大な富を持っています)

「Q2」大霊はいずこにも存在するー私たち人間のすべてにも宿っているとおっしゃるのでしょうか?

(顕幽にまたがる)全創造物として顕現している大霊の総和とは別個の大霊というものは存在しません。

 

人間的存在としての神は、人間がこしらえたもの以外には存在しません。

 

人間的存在としての悪魔も人間がこしらえたもの以外には存在しません。

 

黄金色に輝く天国も、火炎もうもうたる地獄も、人間がこしらえたもの以外には存在しません。

 

そうしたものは限られた視野しかもたない人間の創造産物に過ぎません。

 

大霊は法則なのです

 

それさえ理解すれば、人生最大の秘密を学んだことになります。

 

           崇高な存在との対話191p

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やみくもに知識を押しつけるのは感心しません。受け入れる用意があるとみた人に説くことです。

                                       

 受け入れる用意があるとみた人に説くことです。議論しても無駄です。無知と叡智とが相撲とっても始まりません。勝ち負けの問題ではないからです。目的は相手に自分の霊性に気ずかせ、ただの肉の塊ではなく、死後にも生き続ける霊的な宝が隠されていることを教えてあげることです。

 

       シルバーバーチの新たなる啓示170p 

 

 

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皆様の心(魂)の糧になればこれ以上の幸いはありません。

いつもご愛読有難うございます。      蒼氓。   

                                                                  

 

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 あめつち に われ ひとり ゐて たつ ごとき

           この さびしさ を きみは ほほゑむ

 

天地にわれ一人ゐて立つごときこの寂しさを君はほほゑむ

 

                        会津八一。

 

誰が微笑むのでしょう・・・

心(魂)に沁みる短歌です。

                          蒼氓。

シルバー・バーチの霊訓(一) アン・ドゥーリー 近藤千雄訳

ですから、イザこちらの世界へ来た時は何の備えも出来ていないか、さもなければ、一から学び直さなければならないほど誤った思想・信仰によってぎゅうぎゅう詰めになっております。

 

本来そうしたものは地上の方が遥かに学びやすく、そのほうが自然なのです。

 

悲しみの人を慰め、迷える人を導き、悩める人を救うためには、自らが地上において苦難の極み、悲哀のドン底を体験しなければなりません

 

自分自身の体験によって魂が感動した者でなければ人に法を説く資格ははありません。

 

教える立場に立つ者は自らが学ぶものとしての然るべき体験を積まなくてはなりません。

 

霊的教訓は他人から頂戴するものではありません。

 

艱難辛苦ー辛く、厳しく、難しく、苦しい体験の中で自らが学ばねばなりません。

 

それが真に人のために役立つ者となるための鉄則です。

 

そうでなければ有難いのだが、と私も思うことがあります。

 

しかし側の者には分からないあなただけの密かな霊的覚醒、霊的悟り、魂の奥底からの法悦は、そうした辛い体験から得られるのものです。

 

なぜならその艱難辛苦こそ全ての疑念の誘惑を蹴散らし、祝福された霊として最後に安全の港へと送り届けてくれるからです。

 

これも神の摂理として定められた一つのパターンです

 

霊的成就への道は楽には定められておりません。

 

             九章 霊とは何か162p  

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備考、スピリチュアリズムは、苦の哲学と言われるぐらいで、苦がなければ、地上にでる必要もないとまでいっつています。                      

                   

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  詩人は苦悩をも享楽する

         永久の未完成これ完成である

           

                          宮沢賢治

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