第七話
わが言葉は天より来る
わたしはわたしの平安とわたしの愛とをあなたたちにもたらす
1
『聖書』の価値をいっしょに考えてみよう。
2
『聖書』は地上界の律法と天界の律法とを述べたものである。
3
多くの巻に書かれている言葉はイズラエル人の予言者達の天啓(インスピレーショ
ン) に基ずく言葉である。これらの予言者達は天啓(インスピレーション)を受
けた者であり、霊的なことすべてについて非常に深い研鑽を積んでいた。
4
彼らには、表現されるのを待っている智識を霊的本源から天啓(インスピレー
ション)によって発動させる力があった。
5
これらの予言者達はたいていはこの目的のたに生まれた者で、聖書を全部読み通せ
ば、彼らの大多数の身の上に起きた特殊な事柄がわかる。その言葉は天啓されたも
のではあるが、それを書いたのは人間である。