真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

ここにチャールズ・オーガスタス・*ウイルキンソンに次のように話したという、うわさがあります。

 

タルクの話というのは、これも一つのうわさですが、スウェーデンボルグはだれかに、自分の他界での配偶者はイレンボリー伯爵夫人だった、*エリザベート・スティールンクローナという名前の婦人でしょう、と打ち明けたというものです。

 

イレンボリ家はかなりの年月にわたってストックホルムスウェーデンボルグと親しくしており、またエリサベートの夫、フレデリック・イレンボリー伯爵は鉱山局の総裁でした。

 

彼は1759年に世を去りました。彼は内面的に、自己愛で焼き尽くされた偽善的な性質をもっていることが暴露され、霊界ですぐに墜落してしまった、とスウェーデンボルグは伝えています。

 

イレンボリは死後、霊界の低い領域にはいっていったため、彼の以前の妻から完全に離れました。

 

エリサベートは伯爵よりも10年長生きし、その間、彼女はストックホルムのホルンスガータンにいたスウェーデンボルグの親しい隣人でした、

 

彼女は信心深い性質をもっていたと言われています。

 

彼女自身、「マリアのものーーーよりよき役割」という表題の、聖書の言葉をもとにした瞑想の本を書いて出版しています。彼女がその一部をスウェーデンボルグに贈呈し、彼女ではなく彼がその本に署名したーーー現代の著書が自分の本を贈呈するときは、贈呈する側が署名するでしょうに!---ことがしられています。

 

 

    スウェーデンボルグの神秘的な生涯

  ブライアン・キングズレイク著 高橋和夫訳  

 

 

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参考、

 

*ウイルキンソン、生没年不詳。19世紀のイギリスの外科医・文筆家で、スウェーデンボルグの科学的著作の研究者・翻訳者として著名。

 

彼はウイリアム・ジェームスとヘンリージェイムズの父、大ヘンリージェムズ(アメリカのスウェーデンボルグの信奉者)の親友でした。また彼はエマソンやカーライルとも親交をもち、エマソンは彼の科学論文を絶賛しました。

 

*エリサベート・スティールンクローナ(1714~1769)絵が載せられないのが残念、

 綺麗な人です。

                                蒼氓。 

 

 

ミート・フリー・マンデー もしも屠殺場の壁が、ガラス張りだったら、みんなベジタリアンになるでしょう。

                     ポール・マッカートニ。

           

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