真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

光はひとつ

 

光はひとつ

 

  

                  『ルーミー詩撰』

             メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー

 

「光はひとつ」1

 

 

 

ランプはそれぞれ違っても、放つ光は同じひとつ。

 

光、それははるか彼方から届けられる。

あなたがランプに眼を奪われ続けるのであれば、

あなたはあなた自身を奪われてしまう。

ランプの種類は数限りなく、各人の嗜好もまた然り。

あなたの視線を光に転じ、光そのものを見つめよ。

そうすれば、あなたは地上における事象に特有の、

二元性の限界から解き放たれるだろう。

そのようにして新たな視線を獲得すれば、

イスラム教徒、ゾロアスター教徒ユダヤ教徒の違いは、

依って立つ位置の違いに過ぎないことが理解できよう。

 

 

 

ヒンドゥー教徒たちが、見せ物にしようと象を連れてきた。

見物客たちは、象のつながれた暗い小屋へと入ったが、

暗闇の中では、眼で見ることは不可能だったので、

それぞれの手のひらで象に触れる以外には方法がなかった。

ある者は象の鼻に触れ、「この獣は水道管のようだ」と言った。

またある者は耳に触れ、「この獣は扇のようだ」と言った。

またある者は脚に触れ、「まるで柱のようだ」と言い、

またある者はその背に触れた。「本当に、」その者は言った、

「これは玉座のような生き物だ」と。

 

一人ひとりが光を放つろうそくをその手にしていたら、

それぞれの言葉に違いはなかっただろうに。

 

 

 

 

 

*1 『精神的マスナヴィー』3-1259. 宗教は数多く存在するが、神はただひとつである。暗がりを手探りで進む以外にない知性は、かれについてほんのわずかすらも知ることは出来ず、かれの全貌についての概念すら形成することが出来ない。

全てを透視する神秘主義者たちの視線のみが、かれのあるがままに出会えるのである。

 

 

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備考、

 

ジャラール・ウッディーン・ルーミー

1207年9月30日 - 1273年12月17日 ペルシャ語文学史上最大の神秘主義詩人である。

 

 

神秘主義(しんぴしゅぎ、英: mysticism)とは、絶対者(神、最高実在、宇宙の究極的根拠などとされる存在)を、その絶対性のままに人間が自己の内面で直接に体験しようとする立場のことである。

 

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参考、  

 

 万教帰一(ばんきょうきいつ)とは、すべての宗教は一つに帰するという概念である。主に新宗教で使われる。

 

大本 - 万教同根を主張

生長の家生長の家総本山 

日月神示 - 「神も仏もキリストも元は一つぞよ」とある。

 

 

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参考、

 

 

             真理には無限の側面があります

 

 

真理は永遠不滅です。 しかも無限の側面があります。 なのに人間は、自分が手にした

一側面をもって、真理の全体であると思い込みます。 そこから誤りが始まります。

全体などではありません。

 

進化するにつれて理解力が増し、他の側面を受け入れる用意が出来るのです。

 

生命活動とは、絶え間なく広がりゆく永遠の開発過程のことです。

 

真理の探求は無限に続きます。

 

あなた方人間は地上の世界で、私たち霊は霊の世界で、

真理のハイウェーを旅する巡礼の仲間であり、他の者より少し先を歩んでいる者もいま

すが、究極のゴールにたどり着いた者は一人もいません。 不完全さが減少するにつれて

霊的資質が増し、当然の結果として、

 

それまで手にすることの出来なかった、

 

高度な真理を受け入れることが出来るようになります。

人類の全てが一様に従うべき一つのパターンはありません。

神の顕現が無限であるからには、神の真理に近づく道にもまた、

無限のバリエーションがあることになります。

 

 

                                     シルバーバーチ霊訓 6

                                                訳近藤千雄      潮文社

                                                                                              微妙玄通の文章。

 

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