102
律法(ロー)が主(ロード)に上位することはないが、主(ロード)は律法(ロー)の上に位(くらい)する。「神なる我」は律法である、と主は云われる。
103
あなたたちがこの事を認めるならば、全能者の活気凛々たる現れをあなたたち自分自身の目でみるであろう、全能者のみが神我を通して、御自分に肖(に)せて、あなたたちを創造し給うたからである。
104
各人一人々々の魂の中に神我たる唯一無二の神の子が宿っている。故にあなたたちは神我の体の中に生き、神我のみ霊はあなたたち一人々々の中に生きている。
105
あなたたちは天にましますあなたたちの父の肖像として生まれたのであるから、その肖像は裡なる神我を通して外に反映する。
106
外とは肉と血とである、しかし肉と血とは天国には入れない。天国は霊と水との世界であり、肉は何ら関与しない世界だからである。
心身の神癒 : 主、再び語り給う
M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳
霞ケ関書房, 1972