真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

「スウェデンボルグの霊界からの手記」 私は生きながら死後の世界を見てきた エマニュエル・スウェデンボルグ 今村光一抄訳・編

 

 

 

 

  歴史上の著名人、異邦人とも会えた

 

 

私は霊界で多くの歴史上の人物や世にあるときには知らなかった異国の人、アジアの人などにも会う機会がかなりあった。そして、彼らと自由に談話をすることができた。人間の世では、言葉の違いのため話をかわすことができない人たちとも霊界では自由に話ができる。(訳者注)。この中には話が数時間から数日に渡るものなどがあっつたが、いまとくに私の印象に強く残っているものを記そう。

私はひとり霊と、現代の教会関係者たちの霊に対する認識の足りないことについて話合った。彼はいった。「さればわれ、汝の言よりして近時教会者流は古代教会におけるごとき心明けく、悟り開かれたる人なきを知れり。宗教はもとアジアに起こりてのち数多の国々に伝えられぬ。アジアには悟りの人まだ多からん」私はそこで霊のことについて彼と語った。彼は、その言に喜ぶことひとかたでなく、「汝の言語の一々に霊的意義を含めり、なんぞ現時の教会者流は、その意義を解かさんか、われには不審多し」と首をかしげつつ嘆いた。そして、つぎのように続けた。「霊界、霊のことを世の人に知らしむべし、それ以外に世を救う途なし」彼との談話中、ほかの霊が割って入り邪説をさしはさむことがしばしばだったが、彼はこれも一切意に介さないようで、さらに語った。「かくいう霊多きこと別段怪しむに足らず、彼ら肉体の生涯にありしとき、このことにつき学者、教会者流など眼あれども見えず、まだ無学者の如し」  

                        

 

             第3章霊界と地獄界の謎が解けた150p

 

 

(訳者注)スウェデンボルグは、生前人びとに歴史上のどんな人物とも霊界で自由に交信できると公言。求められると人びとの前でこれを実地にやってみせたため、当時ヨーロッパ中に不思議な人物として有名になった。

 

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備考、

人間の世では、言葉の違いのため話を交わすことができなかった人たちとも自由に話しができる。

「霊界、霊のことを世に知らしむべし、それ以外に世を救う途なし」・・・すべて現時の学者、教会者流など眼あれども見えず、まだ無学者の如し」。・・・これが現実なのです、間違った宗教、間違った教義、写真を拝んだり、銅像を拝んだり、拝金主義、唯物論、が多くはびこっています。利益第一主義が多くの悪を生んでいるのです。

 

                                蒼氓。

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