真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

第二話 76~80

 

76

あなたたちが今見ているところのものを見、聞いていることを聞く人々は祝福(さいわい)である。

 

 

77

わたしは勝利の力を与えられている。なぜならば子は父の中に住み、父は子の中に住んでいるからである。まことにも輝かしいこの真理を只の言葉で説明することがどうしてできよう。あなたたちの裡なるなるみ霊、常にあなたたちと偕にあって御自身を現わそうと待ち構えておられる慰め主によってのみ、こおの真理は知り得るのである。

 

  

78

求めよ、そうすれば贈り物はあなたたちのものとなる。探せよ、そうすれば見出す。叩けよ、そうすれば戸は開かれる。求める者は受け、探す者は見出し、叩く者には戸が開かれるからである。

 

 

79

『何であれ、自分にして貰いたいと思うことを人にしてあげよ』。人の長所、欠点を見れば、それが自分の中に固定してしまうことを心の奥深く知るがよい。また自分に人からして欲しいと思うことを先ず人にするがよい。

 

 

80

明日を思い煩うな。「今」のみが唯一の時間である。今を自分の実在とせよ。そうすれば明日のことは明日自身が処理するであろう。では、未来を思い煩うの余り奇しき今を逸するなかれ。意識は今の中でのみ創造をなしうるのであって明日においてではないのである、また昨日においてでもないのである。昨日は記憶に過ぎず、明日は希望に過ぎない。今こそが唯一の創造をもたらす瞬間である。

 

 

                           心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                        

                                  M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                   

                                                   霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

 

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