真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

第2話12~16 一切が自分の意識を通じて自分自身の生活に現れてくる、なぜなら意識こそが自分の中にまします父なる神ご自身であるからである。これがわたしの常に自覚していることである。これが又あなたたちも自覚しなければならないことである。

 

 

 

 

第2話

 

 

 

 

 12

本ものは霊の界層にあるのであって、そこにこそあなたたちは真我として実在するのである。外側ものは写しにしかすぎず、五官を通じて外界に反応する心の技巧のために真我がボヤけさせられているのである。

 

 

 

 

13

裡なる実相を、その驚くべき愛と平安との力を、外に顕現せしめよ。全宇宙を貫いて存する創造原理は人間の目には見えず、天使達の目にも見えないが、ありとあらゆるものの中に在る実相として、形成過程として、創造原理として実在し、それによって一切の目に見えるものが現れ出るのである。故に、無智と恐怖とで裡なるものを曇らしてならぬ。

 

 

 

14

わたしは生命である。わたしは自分が生命であることを⁂直覚知している。直覚知するが故にわたしは生命そのものである。およそ造られてあるものはわたしを通じわたしによって造られたたのである。

わたしと父なる神はひとつである。なぜならば、その他に生命といってはないからである。

 

 

 

15

わたしの見るものや知っていることをコトバであなたたちに伝えることはできない。しかしあなたたちの裡に霊があり、それが永遠の今現に存続している栄光をあなたたちに啓明するであろう。

 

 

 

16

このみ霊の力に関する理解がペテロの信仰の基礎であり、又わたしの弟子たちに奇蹟を演ずることを可能にしたのである。しかし法則がわかってしまえば奇蹟は奇蹟でなくなる。自分の裡なるこの強大な力をあなたたちも又把握しきったとき、創造原理が他ならぬ自分自身の意識の中に実存し、自分意識こそが創造原理の顕現される手段であることを知るであろう。一切が自分の意識を通じて自分自身の生活に現れてくる、なぜなら意識こそが自分の中にまします父なる神ご自身であるからである。これがわたしの常に自覚していることである。これが又あなたたちも自覚しなければならないことである。

 

 

 

 

      心身の神癒 : 主、再び語り給う                                    

          M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                    

               霞ケ関書房, 1972   

 

 

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 参考、

 

ちょっ‐かく〔チヨク‐〕【直覚】 [名](スル)推理や考察によらずに瞬間的に物事の本質をさとること。直観。「新しい時代への変化を直覚する」

 

 

直覚知

 

…この高次の働きが,ときにまた知ないし知識の名で呼ばれることから,事態はやや錯綜した観を呈することになる。すでにプラトンが,間接的な識別知としての〈ディアノイアdianoia〉の上位に,問答法ないし弁証法によって到達されるべき一種の直覚知を置き,それ以来,感覚的臆見,間接的識別知,直覚知という三分法は,西欧の思考の歴史において広く行われてきた。フィヒテの〈知識学〉やヘーゲルの〈絶対知〉にいう知ないし知識は,この伝統をふまえて,識別知と識別以前ないし識別を超えた直覚知にいわばあいわたる微妙な位置を占めている。…

 

  

 

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