多くの人が誤った概念を抱いたまま霊界へ来る
死後、どれくらいたってから地上へ戻って来るのでしょうか?
「それは個々の事情によって異なります。
霊界へ来て何世紀にもなるのに、自分の身の上に何が起きたか分からずにいる人もいます。」
自分が死んだことに気づかないのですね。 「一方には、ちゃんとした霊的知識を携えた人もいます。
そういう人は、適当な霊媒さえ見つかれば、死んですぐにでもメッセージを送ることが出来ます。
そのコツを心得ているのです。
このように、この問題は霊的知識があるか否かといった条件によって答えが異なる問題であり、単純に“こうです”とは、お答え出来ません。
私たち霊が手を焼くのは、多くの人が死後について誤った概念を抱いたまま、霊界へ来ることです。
自分の想像していた世界だけが絶対と思い、それ以外ではあり得ないと思い込んでいます。
一心にそう思い込んでいますから、それがその人たちにとって現実の世界となるのです。
私たちの世界は、精神と霊魂の世界であることを忘れないで下さい。 思ったことが、そのまま現実となるのです。」
(シルバーバーチ霊訓7)