生活
霊界での暮らしこそが我々にとって真の生活で、地上と同じように(といってもレベル・美質の点で段違いだが)家や庭園で暮らし、海や山などの大自然、動物や小鳥が存在する。
なぜなら元々こちらこそが実在の世界だからである(その感度はまるで違う)。
昼と夜の区別は無く、永遠の光に包まれている。上層階へ進歩するほど、目の当たりにする光景は、躍動的。触れた人の精神を高揚させる。仕事はあるが、地上と違って生きる為に働くのではなく、自分がやりたい仕事に携わる(いずれも奉仕に繋がる。職種は無限である)。
各々様々な理由で地上時代に才能を発揮できなかった者は、霊界の住民として存分に才能を発揮し、全体の豊かさの向上に寄付している。地上にある全ての物の複製品が霊界にも用意されている。芸術の全分野の資料が集められた巨大建造物が幾つも建っており、地上の複製品と霊界の名作を鑑賞できるという。コンサートや劇場は頻繁に開かれていて、その出来映えは地上のそれを遥かに凌駕する。霊界の人々は思念で通じ合えるため言語上の問題は発生しない。霊界には無限の種類の楽しみがある。