真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

知は力なり

知は力なり

        『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー

 

 

知は力なり 

 

1 知識こそは、ソロモンの王国へ通ずる鍵である。

世界は肉体であり、知識はその精神である。

 

 

2 世界という器を、知識という水が満たしている。

 

知識の探求とは、何たる美徳であろうか。

この美徳を捨て去らぬ限り、

海に棲むものも山に棲むものも地に棲むものも、 探求者の前には全て無力となる。

 

知識ある者の前に、獅子も豹も畏れて伏せる。

大河をわがものとする鰐が震える。

妖精も悪魔も、知識ある者を見れば怯えて、

それぞれの隠れ処へと逃げ去って行く。

 

世界には、未だ明かされていない数多くの知識がある。

秘された知識は、敵ともなれば味方ともなる。

隠されたものの中には、良いものもあれば悪いものもある。

隠されたそれらは、絶え間なく心めがけて吐息を吹きかける。

 

3 天使の霊感と悪魔の誘惑とが、ありとあらゆる方角からやって来る。

 

知識を体得する者とは、注意深く学び続ける者である。

感覚の全てを研ぎ澄ませて待て。

 

それは肉体の感覚を超えたところからやって来る。

 

捨て去るべきものを捨て去り、選び取るべきものを選び取れる、

もうひとつの感覚が育つのを、用心深く待て。

 

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1. 『精神的マスナヴィー』1-1030.

2. 世界とは、その存在理由に被せられたヴェイルである。世界の本質はそれを支配する神的知識にある。肉体を支配し、動かし、生かしているのが実は精神であるのと同様である。この知識に達する力を、人間は潜在的に持っているのである。ソロモン王はジン(妖魔)、獣、鳥たちを自在に操ったが、彼が保持したとされる力の指輪とは、知識と、知識を学び取る人間の能力の象徴であると言える。

3. モスレムの信仰に従えば、心( qalb )とは常に悪魔と天使とがせめぎ合う眼には見えない戦場である。

 

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