真理との邂逅 高級霊のメッセージ

親愛なる友よ、己の生命とは、すなわち神である。何となれば、汝の兄弟に為したるその事は汝の内にまします神に為したればなり。                                                                           神はあなた方の中にいます。あなた方は神の中にいるのです。  有り難き、我は神なり。 

聖者の示す奇跡にたまたま話が及んだついでに、師は次のようなことをおっしゃった。

 

ルーミーというのは先日出版された『スーフィーの聖者ルーミー“その友”に出会う旅』

でリスペクトされている詩聖ルーミーのことで、またの名を「メヴラーナ」といいます。

「メヴラーナ」とは「我が師」という一般名詞だそうです。そのルーミーが話した内容を近習が書き遺した語録集です。

 

その内容を日本人で20ヶ国語を扱えた学者③井筒俊彦先生が訳されたものです

ちょっと紹介してみましょう。  

 

聖者の示す奇蹟にたまたま話が及んだついでに、師は次のようなことをおっしゃった。

 

 今ここに集まっているもののうち誰かが、ここからメッカの聖所まで、仮りに一日で、いや一瞬にして行ってしまったとしても、それはさして不思議なことでもないし奇蹟でもない。

それしきの奇蹟なら砂漠に吹き荒ぶ熱風だってやっている。風は一日で、一瞬で、どんなところでも吹いてゆく。  

 

 

本当に奇蹟と言えるのは、

 

 

人が卑(ひく)い段階から高い段階に昇らされるということだ

②あんなところから出発して、こんなところまで辿り着いた、それが奇蹟なのだ

 

もともとわけの分からなかったものが理性的に考えるようになり、無生物が生命体となったことだ。考えてみれば、そなたも元来は土塊(つちくれ)であり無機物だった。それが植物の世界に連れてこられた。

植物界から旅を続けて血塊と肉片の状態から動物界に出、動物界から遂に人間界に出てきた

 

これこそ奇蹟というものではなかろうか。  

 

神はこの長い旅をそなたが無事に終えるように取り計らって下さった。

 

途中でいろいろな宿に泊り、いろいろ道を取りながら、はるばるここまでやってきた。が、その間、

そなたは自分でここへ来たいと思ったこともなかった

自分でどの道を選ぼうとか、どうやって辿り着こうとか考えたことも想像したこともなかった。  

 

ただ、ひとりでにここまで連れてこられてしまったのだ。!!

 

だが、

 

自分がここまで来たのだということだけは、まごうかたない事実としてそなたにも分かっている。

 

同じように、

 

これとは違った種々様々な世界がまだまだ幾つもあって、やがて、そこにも連れてゆかれるのだ。

 

疑心を抱いてはならぬ。

このような事を言って聞かせる人があったら、素直に信じることだ。    

 

                 

                             「ルーミー語録」p214

 

 

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参考、 ①↓見事にシンクロ一致しています。 

 

預言ができるとか、病気がなおるとか、そんな奇蹟がなんの価値がありましょう。

 

凡夫が仏になる。これほど大きい奇蹟がまたとありましょう。」 

 

                  「山崎弁栄聖者」  

 

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【人間の霊性の進化は野獣性から始まった】

 

                                                                シルバーバーチの霊訓 第5巻 P89

 

長い進化の道程のどこかの時点で、神が、というよりは法則の働きによって動物の魂に自我意識が芽生え、やがて理性が芽生え、知性が発達してきました。

その段階で、人間は判断力というものを身につけたわけです。

すなわち物事を意識的に考え、決断する能力です。 しかし実はそうした能力は全部はじめから潜在していたのです。 どんなに遠く遡っても、魂の奥に何らかの形で潜在していたのです。 それが目覚めるには神の息吹が必要でした。 さて、そうして神が動物に霊性の息吹を吹き込んだように、あなたがた人間も動物に対して同じことができるのです。

人間は神の一部です。 従って進化の順序の中で人間の次に位置する動物に対して、その霊性の息吹を吹き込む能力をそなえています。 つまり動物との接触の中で、愛という霊的な力によって、動物の魂に自我意識を芽生えさせることができるのです。

それがその後の長い進化の道程を経て、やがて人間という頂点に達するわけです。

    

 

 

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参考、                                        

 ③↓

井筒俊彦  

人物情報 生誕 1914年5月4日 東京府 死没 1993年1月7日(78歳没)

神奈川県 国籍 日本の旗 日本 出身校 慶應義塾大学文学部英文科 学問 研究分野 東洋哲学、イスラーム 主な業績 神秘主義サービア教徒 主な受賞歴 朝日賞(1982年) ファーラービー国際賞(2009年)  井筒 俊彦(いづつ としひこ、1914年5月4日 - 1993年1月7日)は、文学博士、言語学者、イスラーム学者、東洋思想研究者、神秘主義哲学者。慶應義塾大学名誉教授。エラノス会議メンバー、日本学士院会員。

語学の天才と称され、大部分の著作が英文で書かれていることもあり、日本国内でよりも、欧米において高く評価されている[1]。 アラビア語ペルシャ語サンスクリット語パーリ語、ロシア語、ギリシャ語、中東(特にイラン)等の30以上の言語を流暢に操り、日本で最初の『コーラン』の原典訳を刊行し、ギリシア哲学、ギリシャ神秘主義言語学の研究に取り組み、イスラムスーフィズムヒンドゥー教の不二一元論、大乗仏教(特に禅)、および哲学道教形而上学と哲学的知恵、後期には仏教思想・老荘思想朱子学などを視野に収め、禅、密教ヒンドゥー教道教儒教ギリシア哲学、ユダヤ教、スコラ哲学などを横断する独自の東洋哲学の構築を試みた。

 

 

世の中には、凄い人もいるものだ。!!

                                                                                    蒼氓。

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