3)祈りは、人間の霊性の表現であり、理想に向けての魂の決意表明
一人になって神に語りかけるとき、その言葉(祈り)には、本人のありのままの心の状態が表れます。
祈りは、その人間の内面をそのまま映し出します。
オーラには一人一人の霊性・性格・知性・意志・感情が表れますが、祈りもそれと同じで、本人の内面を正確に表現します。
したがって祈りを聞けば、その人間の霊性や知性のレベル・精神状態を知ることができます。
霊性の高い人は霊的に高い祈りをし、知性的な人は知性的な祈りをし、視野の広い人はスケールの大きな祈りをします。
100人いれば100通りの祈りが存在しますが、それは祈りには、一人一人の内面の違いが的確に表れるからです。
まさに祈りは、その人を映し出す鏡であり、魂の成長レベル(霊性)の指標と言えます。
一方、人間がより高い霊的世界・理想の世界を求めようとするとき、祈りは本人の決意の表現となります。
祈りには、その人間の理想を求める意欲と決意の強さが示されます。祈りは、理想に向けての“決意表明”であり、
より高い世界を求める魂の叫びなのです。
「祈りとは魂の表現です。具体的に言えば、祈りとは光明あるいは導きを叫び求める魂の止むに止まれぬ切望す。」
『シルバーバーチの霊訓(12)』(潮文社) p.122
「祈りとは魂の憧憬と内省のための手段、つまり抑え難い気持ちを外部へ向けて集中すると同時に、内部へ向けて探照の光を当てる行為であると考えております。」
『シルバーバーチの霊訓(7)』(潮文社) p.198
「祈りは魂の憧憬を高め、決意をより強固にするための刺激――これから訪れるさまざまな闘いに打ち克つために守りを固める手段です。」
『シルバーバーチの霊訓(7)』(潮文社) p.205
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参考↓
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参考、
憧憬(ショウケイ)ーあこがれること。
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