本書の編者・オーツセンは、バーバネルの直弟子として知られる、英国スピリチュアリズムの第一人者。
「サイキック・ニューズ」の初代編集長であった故・モーリス・バーバネルから最も信頼された部下として知られる。バーバネル亡きあとは同紙の編集長に。
この中の五章 愛は死を超えての168pより
サークルのメンバーーーいつも同じ答えに戻ってくるようですね。つまり、何事につけても、当人の霊的才覚の発達がカギを握っているということです。
「そうですとも。その通りです。摂理は完璧です。摂理の働きが狂うということは絶対ありません。かならず摂理どうりになるのです。償いも完璧ですし、報いも完璧です、公正も完璧です、行きわたらないところは絶対にありませんし、あらゆる面で完璧です。完全な叡智によって編み出されたものだからです。
あなたが手にするものは、あなたの努力に相当するものだけです。あなたの霊性の進化は、それ相当の努力をした分だけです。今あなたが置かれているレベルは、これまでに努力してきた、その成果です。それより高くは上がれませんし、またそれより低いところへ下りたいとも思わないでしょう」
備考,霊性の進化は、コップで水をのむがごとく、一気には上がらない、振り子のごとく揺れながら徐々に少しずつ進化していくようです。 管理人。