死後の世界でも、幽界の低階層では、あいかわらず物欲と権勢欲が残っています。
忘れてならないのは、死ぬということは肉体がなくなるだけで、霊的には生前と少しも変わっていないということです。
しかも地上と違って、死後の世界は思念が実体をもつ世界です。
あなたの考えることがリアルであり、実体があるのです。
やっかいなのは、地上時代の物欲や権勢欲が鎖となって、地球圏え縛りつけることです。
物的に死んだのですが、霊的にも死んでいて、こちらの世界よりもそちらの世界のほうに近い存在になっています。
困ったことに、そういう存在が、地上界の欲望と権勢欲にとりつかれた人間を、ますます深みに引きずり込んでいくのです。
崇高な存在との対話160p
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参考、
以前、美輪明宏さんが昔、新宿にパリというクラブを持っていたらしんですけどね。そこでお客さんがいっぱいお酒をのんでいますでしょう。
「皆何もしらないで、楽しくやっているけど、皆いっぱいついているのよ」なんていっていましたけどね。その「後ろにいっぱいついているのよ」というのは頼っている霊なんですか?
いいえ、頼っているといいますか、身浄化霊のなかで特に酒に対して、執着がとれない人たちというのが、やっぱりどうしても、人の体をかりてお酒を呑もうとするのです。
本来行くべき幽界のほうに行かずに、まだ酒を呑むことを考えているのです。
人に憑依して、酒の味を味わっている。・・・
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