真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

第七話  16~25

 

 

 

16

御自身の中に生命を有ち給う父はその生命を子を通して現わし給うたのである。その故にまた子はその生命、父の御意志を現わすのである。

 

 

 

17

わたしの言葉は生き、かつ強力である、しかしまた蜜よりも甘い。

 

 

 

 

18

父がわたしに与え給う言葉は、世の人の理解を絶する父の愛の生ける言葉である。その言葉は生ける力である、何故なら父の愛が常に臨在しているからである。

 

 

 

 

19

あなたたちのうち誰でもみ霊の力を感じ、それを完全に、認識し得た上えでそのみ霊によって語るならば、その語る言葉には力がある。天上天下におけるあらゆる力がわたしには与えられているのである。

 

 

 

20

父の光より身をを隠しおおせている被造物といっては何一つ存在しない、すべては父の目には裸であり、むきだしである。

 

 

 

21

わたしの言葉は天より来るもの、神の豊かなる富と英智とを注ぐ、唯一無二の神霊より天啓である。

 

 

 

22

あなたたちが天啓(インスピレーション)を受けるのもこれらの言葉を通してである、なぜなら、わたしの言葉は天からのもの、内なるより高き意識、即、かの外なるものの決して触れることなき境城からのものだからである。しかしその境城は内なるものを通すして外に自己自身を表現することができ、その時、外なるものは内なるものと同一となる。

 

 

23

これらの言葉はあなたたちの為に録音され筆記されつつある、従ってあなたたちは静かな時間にそれを吸収し、それについて瞑想し、その事によってそれを自分のものとすることができる。そうしてそてらを肉体の感官を超えて高めることによって,今迄に持ったこともない力と悟りとを得ることができるのである。

 

 

24

天啓はすべての人々に可能である。今の今でさえあなたたちは、わたしの言葉を通して生命のもろもろの神秘が悟れるように天啓(インスピレーション)を受けつつあるのである。

 

 

25

故にわたしの言葉は、あなたたちが自分の中に秘められている偉大かつ栄光に輝く真理を学ぶ手段となる。

 

 

      心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                               

          M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                                        

                霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

 

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第七話 1 ~10 区切りや分離は人間心に生じた無智よりくる観念にすぎない。

 

                       第  七  話

 

               吾が言葉は天より来る

 

               わたしはわたしの平安とわたしの愛とをあなたたちにもたらす 

 

 

 

1

聖書の価値をいっしょに考えてみよう。

 

 

2

『聖書』は地上界の律法と天界の律法とを述べたものである。

 

 

3

多くの巻に書かれている言葉はイズラエル人の予言者達の天啓に基く言葉である。これらの予言者達は天啓を受けた者であり、霊的なことすべてについて非常に深い研鑚を積んでいた。

 

 

4

彼らには、表現されるのを待っている智識を霊的本源から天啓によって発動させる力があった。

 

 

5

これらの予言者達はたいていはこの目的のために生まれた者で、聖書を全部読み通せば、彼らの大多数の身の上に起きた特殊な事柄がわかる。その言葉は天啓されたものではあるが、それを書いたのは人間である。

 

 

6

天啓(インスピレーション)はみ霊から来る一種の力である。それは独自の経路を通して自己を表現するのであるが、その際、器(となる媒体)の特殊の性質に応じてその型に嵌め直される場合が屡々ある。(しかし、あなたたちの面前で)今この瞬間に起きつつあるような霊的本源から(直接)来る純粋な形の天啓(インスピレーション)もある。この場合(天啓は)内界に宿る霊的力(すなわち神の分霊、神我)の意識が使用している器(媒体)の内なる意識を通して現れているのである。この方法は場合によっては聖書に出てくる予言者達によって用いられることもあった。

 

 

7

わたしたちはそれを天啓(インスピレーション)の書と呼んでおり、これが、世におけるその大いなる価値の秘密である。

 

 

8

魂は常にその存在の本源を探し求めており、この欣求(ねがい)が天啓(インスピレーション)によって人を真理へと導く。魂より出る切なる叫びにして神霊界より答えられなかったためしはない。

 

 

9

あなたたちはすべて大いなる全能の父の中に永遠に繋がっているのである。あなたたちと父との間には何の巨(へだたり)りもない。又あなたたちとわたしとの間にも何の巨(へだたり)りもない。何処にも区切りはないのである。区切りや分離は人間心に生じた無智よりくる観念にすぎない。

 

 

 

10

実在には分離はない。あなたたち各人の中にいます神のみ霊とわたしの中のみ霊とは離れ離れなのではない、そのみ霊とは父のみ霊であり父のみ霊が今あなたたちに語りかけているのである。声はみ霊にのみある。

 

 

 

 

                  心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                                       

                               M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                                                     

                                                 霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

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第六話 113~119

113

天にましますわれらの父よ、御名が崇められんことを、天国の来らんことを、御意の天になるが如くに地にもならんことを。

 

114

あなたたちはわたしの友人である、わたしが父より拝聴したものはすべてあなたたちに知らせるからである。あなたたちを行かせ、果実を結ばせ、その実りを永続させるために、こうしてわたしはあなたたちを選んだのである。

 

115

この故にわたしは命ずる、互いに愛し合え、互いに愛し合って初めてわたしはあなたたちの中に留まることができるのである。わたしの居るところに父もまた在ますからである。それは又わたしが父を人格化し、父がわたしの中において人格化されているからである。

 

116

あなたたちはわたしと再会するであろう。(その時)あなたたちの胸(ハート)は歓び、その歓びは何人も奪うことはできない。わたしがあなたたちに与えたものはあなたたちの許に留まるであろう。

 

117

わたしは孤独ではない、父が永恒にわたしと共にましますからである。あなたたちがわたしを見た時あなたたちは父を見たのである。この強大なる真理があなたたちに解って貰えるだろうか。わたしを見た時父を見たのである。父はわたしを創造り給い、わたしの中に留まり給い、わたしは父の中に留どまる。

 

118

父がわたしと偕でなければわたしは存在に入ることはできなかった。常にわたしの中に留どまり給うのは父であり、父がわたしに代わって

語ってい給うのである。

 

119

愛深き久遠の父よ、此の世の中から貴神の御名を知らせました。彼らは貴神のものであり、貴神が彼らをわたしにお与え下さったのでした。彼らは貴神のみ言葉、彼らの裡に住む神我の言葉を守るでありましょう。彼らはそれを聞き、それを知ったからであり、今やそれは彼らの魂の中に宿ったからであります。

 

 

 

書記のことば

 

 

物音ひとつせぬ全き沈黙が会衆一同の上に拡がり、明光燦然と輝き、同胞(著者)の顔に代って主の御顔が完全に出現し給うた。

 

 

 120

何であれ貴神がわたしに与え給うたものはすべて貴神より出たものであることを彼らは知っております。

 

121

わたしのものはすべて貴神のものであり、貴神のものは(すべて)わたしのものです。そしてわたしは貴神によって栄光を与えられているのです。

 

122

わたしは死という体験によっても変化は受けていない、生命は区切られるものではないからである。生命に区切りはなく、生命にいわゆる死による中断はない。

 

123

生命は決して中断も、破壊も、干渉もされることはない。わたしが弟子達に極めて明瞭に示したのはこのことだったのである。それをあなたたちにも又示しているのである。

 

124

生命に死はない、神我はいわゆる死という体験によって変わることはない。そのようにみ霊、あなたたちの裡なる生命、は永恒不変である。あなたたちは常に存在し続けて来たし、これからも死することはありえず、わたしがそうであるようにあなたたちもそう成るのである。わたしを死より挙げ給うた父のみ霊があなたたちの中にも宿ってい給うからである。

 

 

わたしの平安と愛とをあなたたちの許に残す。

 

 

沈黙

 

 

書記のことば

 

 

一条の光が同胞(著者)を包み込み、その形容を絶する輝きは講堂を満たす程であった。

 

 

 

 

 

            心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                                       

                             M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                                                     

                                              霞ケ関書房, 1972   

 

 

コメント。 

 

まさに、奇跡としか言いようがない・・・絶句。涙。永遠の愛。

 

                             蒼氓。

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第六話 108~112

108

知性で理屈立てをしてはならない。知性はその性質上限られたものであり、外面から判断するだけである。み霊は神  来 (金)インスピレーション )によってすべての物事を啓示する。

 

109 

わたしがあなたたちの中に生きていること、人間が神の久遠の子であることを知るがよい。羊は自分達の羊飼いの声を知る。

 

110

そして人類は何時の日にかは『事成れり(18)』というであろう。そして彼らは一体となるであろう、わたしが彼らの中にあるからである。父はその子の中において御自身を栄化し、全人類がわたしを知るようになるであろう。

 

111

この事の意味するもの、即、全人類が神我の愛、英知、仁慈、力を知るようになること、を思いしるがよい。

 

112

父は御自身を栄化されるであろう。御自身を子の中において顕現されるであろう。天において為されている神の御意志が地においても為されるであろう。

 

 

 

 

                心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                               

                            M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                                       

                                               霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

 

 事成れり(18)   十字架上の最後の言葉。

 

 

 

 

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第六話 101~107

101

このことには何の神秘めかしさもない。これまでに神を見た者は誰一人としていないのであるが、父のみ胸の中にいる神(が自分の父なること)を言明してきた。

 

102

この言葉を理解しない人達は戸迷いを感じるが、あなたたちは、父御自身が御自分肖である神我という子を生み給うたのであることを認識するにつれ、また神我が自分自身を知るにつれて、父の栄光と力と栄智と愛とをすべて開顕するようになる。

 

103

これがあなたたちの裡なる、豊かに満てる、栄光輝く生命であり、この生命によってあなたたちの魂と肉体とは充ち満ちていなければならないのである。

 

104

わたしは外なる神から生命を引き出したのではない。なぜなら、わたしは自分がすべての魂の中に生き給う神の久遠なる分霊であることを知っているからである。

 

105

わたしの言葉の意味は、あなたたち自身の外からではなく裡からのみ認め知ることができる。

 

106

わたしがこのような話し方をするのもその為である。従ってあなたたちはあなたたち自身の内部においてわたしの言葉の意味を実感するようになる。あなたたちはわたしの話を説明することはできない、なぜなら真理を説明することはできないからである。

 

107

或る人々は、「あの人は何の話をしたのか」「どんな話し方をしたのか」と聞くであろう。しかし、わたしの話した事柄やわたしの話し方をあなたたちは説明できるであろうか。真理を説明しうるであろうか。そもそも説明しうるものは真理ではないのである。

あなたたちがわたしの話しを傾聴する者にだけ真理は啓示されいうるのである。あなたたちはわたしを実感し、わたしを知るであろう、『わたしは真理である』からである。

 

 

 

 

 

 傾聴=

(耳を傾けて)熱心にきくこと。

 

 

 

 

 

 

    心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                               

       M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                                       

             霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

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第六話 91~100

91

久遠なる方が在ます。久遠なる方はその子と共に、地を統べ、世を矯正し、もろもろの国民を正確に治めるために来たり給う。それが約束である。この約束は現に果されつつある。今や道が準備えられつつあるのである。

 

92

人の裡なるみ霊は自由を要求する。もはやそれを踏みにじることはできない、天国すなわち内界という天国、より高き意識という天国が近づいているからある。天にいます神の御意志は地にも行われるからである。

 

93

あなたたちの中にあるものは地上天国への序曲にすぎない。内界の王国は外界の王国となり、すべての争いはなくなるであろう。

 

94

世は、赤児のようにくら闇の中で泣いている、訴える言葉も知らずに。しかしその泣き声に久遠なる父は答え給うた。世は言葉を持たない、肉の感官は死に、生ける神の真理が宣明される。

 

95

幼児が夜の暗に泣くが如くに、世は訴える言葉も持たずその無知蒙昧の中で泣き叫んでいる。しかし母は赤児の泣き声を聞き、急ぎ赴いてこれを助ける。そのようにも父は音、すなわち地上の子等の泣き叫びを、聞き給うたのである。

 

96

わたしはあなたたちの苦悩に対して盲目ではない。わたしはあなたたちの苦悩を知り、理解している。わたしもそれを嘗めて来たのである。あなたたちは(神と人、人と人、性者と死者との)分離や仕切りがあるものと信じ込んでいるために無智の中に生まれたのである。

 

97

今こそ自分の力で考えることである、そうすれば解脱の方法もおのずと悟れるであろう。全くの偽りであって真実ではないものを認知することによって、真実なるものを知るであろう。

 

98

わたしはあなたたちに生命を、それも更に豊かなる生命を享受させるために来たのである。

 

99

わたしはあなたたちの要望に応じて神を啓示した。父はあなたたちの要求に応じて喜んであなたたちを援助し給う。

 

100

あなたたちも真理の中で安らげるようにと、わたしは父、隠れたる泉、豊かにして溢れる不尽の生命を、あなたたちに十分に啓示してきたではないか。それならわたしの足跡に従うがよい、わたしは道を知っているからである。

 

 

 

     心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                     

         M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                        

              霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

 

 

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第六話81~90

 

81

何故ならば、母の中にこそ御自分の似姿を形成される父のみ業が見られるからである。こうしてわたしは化身したのである。『わたしは生命である』。

 

82

何人も父が知らぬ間に肉の身に生れ入る者はなく、何人もまた父が知らぬ間に肉の身を去る者もいない。

 

83

一羽の雀といえども父の御意志によらず地上に落ちるのはなく、あなたたちにしても父の御意志によらずに肉の身に生れ入る者はないのである。

 

84

父が顕現れて地上の母の中に御自身の似姿を創造り給う。この真理、即、自分が天に在します自分の父の似姿であること、自分の中に父の愛と力、平安と栄光とが宿り給うことを知ること、体悟することは、あなたたちにとって何という驚嘆であることか。

 

 

85

霊体として此処に集ってきている諸子よ、諸子にもわたしは話しているのである。この真理を悟れば悟るほど諸子はわたしの思いを具体化するようになるであろう。

 

86

わたしたちは感謝を以て父の御前に進み出よう。地のもろもろの深淵も父の御手の中に在り、山の峰々も父のもの、父が海を造り、父が陸を造り給うたのである。

 

87

父の偉大さを崇め拝しよう。わたしたちを父の肖像に創造り給うた父の御前に頭を下げよう。

 

88

嗚呼、今日のこの日、世界がわたしの声に耳を傾けんことを。「久遠なる方を讃えよ、おお、もろもろの家族、一族の国民よ、久遠なる方の栄光と仁愛とを讃えよ」

 

89

平安とすべての人々への善意とを捧げて父の家にはいるがよい。そうすれば、父がもろもろの国民を正しく統治し給う。

 

90

空々よ歓べ、地よ祝え、海よ讃美を轟かせよ。地よ褒め讃えて果実を結べ、森の樹木よ、喜び歌え。

 

 

 

     心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                     

         M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                        

               霞ケ関書房, 1972   

 

 

 備考、

 

   父=神

85=霊体にも話されている事がわかる。

 

 

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