真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

第六話 101~107

101

このことには何の神秘めかしさもない。これまでに神を見た者は誰一人としていないのであるが、父のみ胸の中にいる神(が自分の父なること)を言明してきた。

 

102

この言葉を理解しない人達は戸迷いを感じるが、あなたたちは、父御自身が御自分肖である神我という子を生み給うたのであることを認識するにつれ、また神我が自分自身を知るにつれて、父の栄光と力と栄智と愛とをすべて開顕するようになる。

 

103

これがあなたたちの裡なる、豊かに満てる、栄光輝く生命であり、この生命によってあなたたちの魂と肉体とは充ち満ちていなければならないのである。

 

104

わたしは外なる神から生命を引き出したのではない。なぜなら、わたしは自分がすべての魂の中に生き給う神の久遠なる分霊であることを知っているからである。

 

105

わたしの言葉の意味は、あなたたち自身の外からではなく裡からのみ認め知ることができる。

 

106

わたしがこのような話し方をするのもその為である。従ってあなたたちはあなたたち自身の内部においてわたしの言葉の意味を実感するようになる。あなたたちはわたしの話を説明することはできない、なぜなら真理を説明することはできないからである。

 

107

或る人々は、「あの人は何の話をしたのか」「どんな話し方をしたのか」と聞くであろう。しかし、わたしの話した事柄やわたしの話し方をあなたたちは説明できるであろうか。真理を説明しうるであろうか。そもそも説明しうるものは真理ではないのである。

あなたたちがわたしの話しを傾聴する者にだけ真理は啓示されいうるのである。あなたたちはわたしを実感し、わたしを知るであろう、『わたしは真理である』からである。

 

 

 

 

 

 傾聴=

(耳を傾けて)熱心にきくこと。

 

 

 

 

 

 

    心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                               

       M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                                       

             霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

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第六話 91~100

91

久遠なる方が在ます。久遠なる方はその子と共に、地を統べ、世を矯正し、もろもろの国民を正確に治めるために来たり給う。それが約束である。この約束は現に果されつつある。今や道が準備えられつつあるのである。

 

92

人の裡なるみ霊は自由を要求する。もはやそれを踏みにじることはできない、天国すなわち内界という天国、より高き意識という天国が近づいているからある。天にいます神の御意志は地にも行われるからである。

 

93

あなたたちの中にあるものは地上天国への序曲にすぎない。内界の王国は外界の王国となり、すべての争いはなくなるであろう。

 

94

世は、赤児のようにくら闇の中で泣いている、訴える言葉も知らずに。しかしその泣き声に久遠なる父は答え給うた。世は言葉を持たない、肉の感官は死に、生ける神の真理が宣明される。

 

95

幼児が夜の暗に泣くが如くに、世は訴える言葉も持たずその無知蒙昧の中で泣き叫んでいる。しかし母は赤児の泣き声を聞き、急ぎ赴いてこれを助ける。そのようにも父は音、すなわち地上の子等の泣き叫びを、聞き給うたのである。

 

96

わたしはあなたたちの苦悩に対して盲目ではない。わたしはあなたたちの苦悩を知り、理解している。わたしもそれを嘗めて来たのである。あなたたちは(神と人、人と人、性者と死者との)分離や仕切りがあるものと信じ込んでいるために無智の中に生まれたのである。

 

97

今こそ自分の力で考えることである、そうすれば解脱の方法もおのずと悟れるであろう。全くの偽りであって真実ではないものを認知することによって、真実なるものを知るであろう。

 

98

わたしはあなたたちに生命を、それも更に豊かなる生命を享受させるために来たのである。

 

99

わたしはあなたたちの要望に応じて神を啓示した。父はあなたたちの要求に応じて喜んであなたたちを援助し給う。

 

100

あなたたちも真理の中で安らげるようにと、わたしは父、隠れたる泉、豊かにして溢れる不尽の生命を、あなたたちに十分に啓示してきたではないか。それならわたしの足跡に従うがよい、わたしは道を知っているからである。

 

 

 

     心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                     

         M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                        

              霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

 

 

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第六話81~90

 

81

何故ならば、母の中にこそ御自分の似姿を形成される父のみ業が見られるからである。こうしてわたしは化身したのである。『わたしは生命である』。

 

82

何人も父が知らぬ間に肉の身に生れ入る者はなく、何人もまた父が知らぬ間に肉の身を去る者もいない。

 

83

一羽の雀といえども父の御意志によらず地上に落ちるのはなく、あなたたちにしても父の御意志によらずに肉の身に生れ入る者はないのである。

 

84

父が顕現れて地上の母の中に御自身の似姿を創造り給う。この真理、即、自分が天に在します自分の父の似姿であること、自分の中に父の愛と力、平安と栄光とが宿り給うことを知ること、体悟することは、あなたたちにとって何という驚嘆であることか。

 

 

85

霊体として此処に集ってきている諸子よ、諸子にもわたしは話しているのである。この真理を悟れば悟るほど諸子はわたしの思いを具体化するようになるであろう。

 

86

わたしたちは感謝を以て父の御前に進み出よう。地のもろもろの深淵も父の御手の中に在り、山の峰々も父のもの、父が海を造り、父が陸を造り給うたのである。

 

87

父の偉大さを崇め拝しよう。わたしたちを父の肖像に創造り給うた父の御前に頭を下げよう。

 

88

嗚呼、今日のこの日、世界がわたしの声に耳を傾けんことを。「久遠なる方を讃えよ、おお、もろもろの家族、一族の国民よ、久遠なる方の栄光と仁愛とを讃えよ」

 

89

平安とすべての人々への善意とを捧げて父の家にはいるがよい。そうすれば、父がもろもろの国民を正しく統治し給う。

 

90

空々よ歓べ、地よ祝え、海よ讃美を轟かせよ。地よ褒め讃えて果実を結べ、森の樹木よ、喜び歌え。

 

 

 

     心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                     

         M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                        

               霞ケ関書房, 1972   

 

 

 備考、

 

   父=神

85=霊体にも話されている事がわかる。

 

 

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第六話 70~80 

 

70

あなたたちの理想像が明らかとなるにつれて父なる神が益々美しく映じてくる。魂は内なる目の通りのものを示現するのである。

 

 

71

此の事があなたたちを誘い、終わりなき光の流れに乗らしめ、遂にその本源に到達するまで前へ前へと進ませるのである。

 

 

 

72

父なる神は、われわれが父なる神の謙虚さを以て拝する時始めてその偉大さを現わし給い、かくして父はその至上無二の愛もて一切のものを安全なる箇所へと挙げ給う。

 

 

73

二千年前わたしはひとつの寓話を与えた。それは放蕩息子(の話)と称されている。あなたたちがそのその寓話をもう一度読み直すならば父の愛の深さが解るであろう。

 

 

 

74

 

何人も父なる神から引き離されることはできない。最も不従順な子でさえそうである。しかもそのような子ほど、従順な子よりも愛が一層必要なのである。

 

 

 

75

この事がわかると父なる神の慈み深き愛に対する敬慕で一杯となる。なぜならわたしたちの神は人間心の中で造り上げられたあらゆる神々を超越してい給うからであり、わたしたちの父にして母なる神はおよそ人間の考え及ぶ最上の観念をも超越してい給うからである。

 

 

 

76

しかしわたしたちは、開かれた心を以てすれば、わたしたちの父にして母なる神の栄光を目のあたりに拝するようになる。それとともにあなたたちは変貌して、神の似姿となり、まさしく神我なるみ霊、すなわち神の子として父なる神を示現しつつ栄光より栄光へと至る。

 

77

父を認知するのは神我たる息子である。神我はあなたたちの裡なるみ霊でもある。あなたたちがそれを認め、かつ体認するならば、神我はわたしにして下さったことをあなたたちの為にもして下さるだろう。又、あなたたちがわたしを信ずるならば、もっと偉(おお)いなることを為すであろう。わたしは、あなたたちに父なる神を啓示する神我だからである。

 

78

 わたしの祝福された母(聖母マリア)が悟ったのはこの事であり 、母の理想像によってわたしは化身したのである。わたし(神我)は肉となった言葉である。

 

79

地上におけるあなたたちの母堂達は神に近く、あなたたちにとっても神にとっても愛しき者である。あなたたちの為に彼女らの払った犠牲が彼女らに与える悦びを想像してみるがよい。

 

80

母の愛に近づけば近づく程あなたたちは万物の中に顕現しつつある父の愛に近づく。

 

 

 

 

 

                      心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                     

                                     M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                        

                                                       霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

 

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第六話 21~26  あなたたちが今後み霊の意識からのみ機能するようになれば、あなたたちの肉体は一層精妙となり、瞬間的に(内在のみ霊、意識に)服従するようになる。

 

 

 

21

わたしがあなたたちに教えている教理に反してさまざまの分離を惹き起こす人々に気をつけるがよい。分離は人の心の中のみにあるのであって、それ以外にあったためしは決してないのである。そしてこの分離は無智から生れる。

 

22

あなたたちが今後み霊の意識からのみ機能するようになれば、あなたたちの肉体は一層精妙となり、瞬間的に(内在のみ霊、意識に)服従するようになる。

 

 

23

これらの言葉すなわち、あなたたちが今すでに霊であることの重大性が理解出来さえすれば、霊的存在者となるのに何も肉体離脱(即ち死)まで待つ必要はない。あなたたちは既に霊的存在であって、始めからそうだったのである。

 

 

24

そしてもし神我の力に依り頼む時になって自分の本源を悟っているならば、あなたたちは肉体感官を超越した力を発揮するであろう。

 

 

25

神我には一切が既知ではあるが、人がその神我を開顕する時までは彼の裡なる意識にすべてが啓示されるわけではない。開顕した時裡なるみ霊はその栄光、その力、その髄質、その愛、その平安を啓示するであろう。心の静穏を通じてのみ真理は真理自身を展示する。

 

 

26

それなら、肉体感官の中に埋没しているあなたたちが断固として霊的(な自覚者)となり、かくして感官から来る雑多な示唆を認容することを拒否するならば、あなたたちは今の今、あらゆるものの支配者であることを断乎として宣言することができるのである。 

 

 

 

                    心身の神癒 : 主、再び語り給う                                             

                           M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                   

                                            霞ケ関書房, 1972   

 

 

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「既知」の意味はすでに知っていること。

 

 (「だんこ(断乎)」を強めていう語) 態度が非常につよく、きっぱりとしているさま。※

 

 

 

 

 

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第六話 11~20 先づ根元に唯一無二の本源から流れる唯一無二の生命があり、唯一無二の神霊がありとしあらゆるものの中に御みずからを顕現し給いつつあるのである。

11

あなたたちの中に宿り給う父なる神はあなたたちの意識を通じておんみずからを啓示し給う、なぜならあなたたちの意識が父なる神を表現する手段だからである。"i am(吾は神なり)という力の大いなる秘密があなたたち自身の意識の中にあることを自覚せよ。”i am" (吾は神なり)なる力の言葉を口にせよ、そうすればあなたたちの意識はその背後にある巨大なる力を実現するであろう。宇宙は分割されるものではなく『全一』なのである。

 

12

聖なる神殿(肉体)を毎日神我の生命の力強い、かつ断定的な波動で満たし、周囲の雰囲気を、肉の感官を超えて、昇華させよ。

 

13

あなたたちの中で父なる神が働いておられる。そのお働きに失敗はありえないのであるから、あなたたちが真理の中へ生長していくのは極めて容易であり自然である。

 

14

あなたたちは一人で生きているのではない。あなたたちは自力で生きていると思っているがそれは感官の幻覚であって、生命に分割はなく、われわれの間には分離はないのである。

 

 

15

先づ根元に唯一無二の本源から流れる唯一無二の生命があり、唯一無二の神霊がありとしあらゆるものの中に御みずからを顕現し給いつつあるのである。

 

16

あなたたちの裡なる意識が少しでも「無限なる意識」から離れれば、無限者は無限ではあり得なくなる。地上における一個の生ける存在であるあなたたちが神から離れるならば、神は無限ではありえなくなる。(人は)自分一人生き得るものではなく、何処にいようと(神よりの)分離なるものはないことを、今こそあなたたちは明確に悟ったであろう。

 

17

この真理を理解するにあたって、全宇宙を充たしているこの可塑的な質量(13)を示すのに用いられた象微は『水』(創世記一章三節)であったが、現代ではこれを示すのに、他の言葉、例えば「電子的資料」、あるいは「エーテル空間」などが用いられている。

 

18

あなたたちは、地球という界層に起きつつある多くの科学的発展に気づいてはいるが、宇宙のもろもろの秘密に参入するのは霊的なものに関する智識によってのみであることを知るであろう。

 

19

もしも科学者達がみ霊からやってくるインスピレーションに彼らの心を全開するならば、偉大にして強大なる事が幾つも啓示され得るであろう。

 

20

今やそうなる日が近づきつつある。その時、この世界と全体としての宇宙との関係が一層よく理解され、あなたたちの住んでいる世界が全宇宙の中に在ることが明瞭に示されるであろう。全宇宙を形成している電子的質量の一部は(もろもろの)形態として塑成されるが、(これらの形態は)依然として(この)唯一の(根元的)質量全体の中に在ってそれより切り離されることは決してない強大なる力、即ち神のみ霊ーー創造する神我ーーも又このようにしてあなたたちの裡に宿り給うのである。これが人の裡なる生命である。わたしは霊、神の分霊、太初にあった言葉である。

 

 

 

 

 

                   心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                     

                                  M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                        

                                                       霞ケ関書房, 1972   

 

 

 

 

 

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コリント人への手紙第一13:1-8  

 

たとい、私が人の異言や、御使いの異言で話しても、

 

愛がないなら、やかましいどらや、うるさいシンバルと同じです。

 

また、たとい私が預言の賜物を持っており、またあらゆる奥義とあらゆる知識とに通じ、また、山を動かすほどの完全な信仰を持っていても、

 

愛がないなら、何の値うちもありません。

 

また、たとい私が持っている物の全部を貧しい人たちに分け与え、また私のからだを焼かれるために渡しても、

 

愛がなければ、何の役にも立ちません。

 

愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。

 

愛は自慢せず、高慢になりません。

 

礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。

 

すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。

 

愛は決して絶えることがありません。

 

 

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愛は全宇宙の中心である。

この中心より絶えざる愛の流れがすべての魂、生きとし生けるものを通じて流れている。

花々を通じ、動物たちを通じ、人間と天使たちとを通じて、この愛が中心の泉より絶え間なく流れ、

 

愛自身の相(すがた)を永遠に表現わしている。

 

 

 

                     心身の神癒

 

                      ー主、再び語り給うー

 

                                   M・マクドナルド・ベイン著

                                                仲里誠吉訳

 

 

 

 どれも、素晴らしい御言葉です。

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第六話 吾を死より挙げ給いし父のみ霊汝等の中に住給う。

      

 

                        第   六   話

 

 

 

        吾を死より挙げ給いし父のみ霊汝等の中に住給う。

 

 

 

1

わたしを『死』より挙げ給うた父なる神のみ霊があなたたちの中に宿っい給う。

 

 

2

この言葉の重大性が多分あなたたちにはよく解っていないであろう。しかしそれは全く同一のみ霊であって、み霊に区切りはなく、唯一無二のみ霊が多の中に顕現し、多は一(なるみ霊)の中に存在しているのである。

 

3

わたしがわたし自身の生命の中に完全に観たのはこの巨大なる力であった。それに気づくことによってわたしは、わたしの中に宿り給う父なる神のみ霊の力を用いることができたのである。わたしを死者から挙げ給うたこの父のみ霊があなたたちの中にも又ましますのである。

 

4

あなたたちの肉体感覚が不調、苦痛、死を示したら、自分の中に留どまり給う父のみ霊を思い出すがよい。

 

5

(吾は神なり)という力の言葉によってそれ(父のみ霊)を喚び起してみ霊を顕現させるがよい。『吾、神なり』という言葉の意味があなたたちに十分に理解されているであろうか。

 

6

その本当の意味が解らなければ『吾、実在の中に在り』という言葉は出せない。"i am"という言葉の意味が解って始めて、あなたたちは力の言葉を学び取ったことになるのである。『わたしは生命である』。神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり、神は生命である。

 

7

故にわたしの霊はあなたたちの肉の身に生命を与え、感官という悪魔はあなたたち(の真我)に屈服するであろう。

 

8

自分の裡に宿り給うみ霊の内在力、という真理にあなたたちを盲目にしてきたのは、常にこの感官という悪魔であった。

 

9

感官は物事を外側から示してみせるが、神のみ霊は真理を内側から啓示し給う。この真理を身につけていないと、人は無力である。

 

10

肉の感官は物事を外から見るだけであり、しかも見たところのものの実相を知らない。ただ知能だけによって推理するのみである。それは霊感を受けない。もともと霊感は内部より来るものだからである。

 

 

 

 

      心身の神癒 : 主、再び語り給う                                                                     

                                  M.マグドナルド・ベイン著 ; 仲里誠吉訳                                                                                                        

                                                       霞ケ関書房, 1972   

 

 備考、

 

  感官=感覚器官又その働き。

 

 

 

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