真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

「Q1」死後の世界はどこにあるのでしょ?

 

今、あなた方が生活している世界の別の側面、肉眼に見えず肉耳にも聞こえない世界です。

 

今こうして存在しているのと同じ場所に存在しているのです。

 

死後、わざわざそこへおもむく必要はありません。

 

今いるところが霊界なのです。

 

それが感識できないのは、霊的な感覚が発達していないからで、それが発達して霊界の波動あるいは振動(何と呼ばれても、かまいません)と調和すれば見えるようになります。

 

つまり、霊界という別の世界が存在するわけではないのです。

 

顕と幽にまたがる大宇宙を構成する無数の側面の一つの側面に過ぎません。 

                                               

                            崇高な存在との対話56p

 

*****************************************************************************************************

 

 

                      集団回心はあり得ない

 

 

あなた方がすべき事は、いつどこにいても真理を説くことです。 人との出会いが、それを目的にしている場合があります。 あなたも、あなたにとって最も必要な時に、そうした出会いによって救われたのです。 

 

そこに法則の働きがあり、真理はそういう形で広められるものです。 そこからあとは、もうあなたの責任ではありません。

 

地上の人間は一人一人、違う進化と発達のレベルにあります。 ですから、霊的な問題に関する限り集団回心はあり得ないのです。

 

霊力は受け入れてくれるところに流れます。

 

一人一人が成長と進化のレベルに応じて、真理の意味を理解します。

 

そしてそこから次のレベルに進むしかありません。

大切なのは、

真理がその人の意識に居場所を見出すことです。

 

 

                                   シルバーバーチ霊訓11

 

 

 

     Amazon.com: シルバーバーチの霊訓〈11〉: 9784806311928: Books

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

f:id:muratakazuhiko:20151202121548j:plain

「地上で死を悼んでいる時、こちらの世界ではそれを祝っていると思ってください。あなたがたにとっては〝お見送り〟であっても、私たちにとっては〝お迎え〟なのです」

 

その日の交霊会の終りに、最近一人娘を失ったばかりの母親からの手紙が読み上げられた。その手紙の主要部分だけを紹介すると───  

 

〝私は十九歳のひとり娘を亡くしてしまいました。私も夫も諦めようにも諦めきれない気持ちです。私たちにとってその娘が全てだったのです。私たちはシルバーバーチの霊言を読みました。シルバーバーチ霊はいつでも困った人を救ってくださるとおっしゃっています。

 

(肢体不自由だった)娘は十九年間一度も歩くことなく、酷しい地上人生を送りました。その娘が霊界でぶじ向上しているかどうか、シルバーバーチ霊からのメッセージがいただけないものでしょうか。地上で苦しんだだけ、それだけあちらでは報われるのでしょうか。私は悲しみに打ちひしがれ、途方に暮れた毎日を生きております〟  

 

これを聞いたシルバーバーチは次のように語った。  

 

その方にこう伝えてあげてください。

 

神は無限なる愛であり、この全宇宙における出来ごとの一つとして神のご存知でないものはありません。

すべての苦しみは魂に影響を及ぼして自動的に報いをもたらし、そうすることによって宇宙のより高い、より深い、より奥行きのある、側面についての理解を深めさせます。

 

娘さんもその理解力を得て、地上では得られなかった美しさと豊かさをいま目の前にされて、これからそれを味わって行かれることでしょう。  

 

また、こうも伝えてあげてください。ご両親は大きなものを失われたかもしれませんが、娘さん自身は大きなものを手にされています。お二人の嘆きも悲しみも悼みも娘さんのためではなく実はご自身のためでしかないのです。ご本人は苦しみから解放されたのです。

 

死が鳥かごの入り口を開け、鳥を解き放ち、自由に羽ばたかせたことを理解なされば、嘆き悲しむことが少しも本人のためにならないことを知って涙を流されることもなくなるでしょう。やがて時が来ればお二人も死が有難い解放者であることを理解され、娘さんの方もそのうち、死によって消えることのない愛に満ちた、輝ける存在となっていることを証明してあげることができるようになることでしょう」  

 

こう述べてから、次の言葉でその日の交霊会を結んだ。  

 

「地上で死を悼んでいる時、こちらの世界ではそれを祝っていると思ってください。あなたがたにとっては〝お見送り〟であっても、私たちにとっては〝お迎え〟なのです」

 

 

 

                                        シルバーバーチ6巻8章

 

 

****************************************************************************************************

 

f:id:muratakazuhiko:20151130123509j:plain

 

 

万が一やる気を無くしたら 人間なら時には落ち込むことがあります  その時は一旦歩みを止めることです。

霊力に対する絶対的な忠誠心

 

万が一やる気を無くしたら 

 

人間なら時には落ち込むことがあります 一 その時は一旦歩みを止めることです。

そしてそれまで、奇跡とも言える形で成し遂げられたことを振り返って、これだけのことが出来たのなら、これから先もきっと上手くいくはずだと思うことです。

 

あなたに求められるのは、そこまであなたを導いてきた霊力に対する、絶対的な忠誠心と自信をもって、あなたの責任を果たすことだけです。

 

あなたのベストを尽くすことです。

あなたの力の範囲内で、出来る限りの努力をすることです。

恐れるものは何もありません。

困難はあります。 が、それもきっと克服できます。

毎朝が新しい霊的冒険のチャンスです。

 

 

                シルバーバーチ霊訓9

 

 

 

進化した魂はぜいたくへの願望は持ちません 物的な必需品は、必ず手に入ります。

飢えに苦しむことにはなりません。

渇きに苦しむことにはなりません。

身を包み保護するだけの衣類は、必ず手に入ります。

ぜいたくなほどにはならないでしょう。

が、進化した魂は、ぜいたくへの願望は持ちません。

肉体には最低限の必需品があります。

神は肉体に何が必要か、ちゃんと知っています。

迷わずに前進しなさい。 今日は今日一日のために生きるのです。

 

 

 

                 シルバーバーチ霊訓9

 

f:id:muratakazuhiko:20151130123509j:plain

───死刑制度は正しいとお考えですか。

───死刑制度は正しいとお考えですか。  

 

「いえ、私は正しいと思いません。これは〝二つの悪いことの酷くない方〟とは言えないからです。死刑制度は合法的殺人を許していることでしかありません。個人が人を殺せば罪になり国が人を処刑するのは正当という理屈になりますが、これは不合理です」

 

───反対なさる主たる理由は、生命を奪うことは許されないことだからでしょうか。それとも国が死刑執行心を雇うことになり、それは雇われた人にとって気の毒なことだからでしょうか。  

 

両方とも強調したいことですが、それにもう一つ強調しておきたいのは、いつまでも死刑制度を続けているということは、その社会がまだまだ進歩した社会とは言えないということです。なぜなら、死刑では問題の解決にはなっていないことを悟る段階に至っていないからです。それはもう一つの殺人を犯していることにほかならないのであり、これは社会全体の問題です。それは処罰にはなっておりません。ただ単に別の世界へ突き落しただけです」

 

───そのうえ困ったことに、そういう形で強引にあの世へ追いやられた霊による憑依現象が多いことです。地上の波長に近いためすぐに戻って来て誰かに憑依しようとします。  

「それは確かに事実なのです。霊界の指導者が地上の死刑制度に反対する理由の一つにそれがあります。死刑では問題を解決したことになりません。さらに、犯罪を減らす方策

 

───これが方策と言えるかどうか疑問ですが───としても実にお粗末です。そのつもりで執行しながら、それが少しもその目的のために役立っておりません。

 

残虐行為に対して残虐行為を、憎しみに対して憎しみを持って対処してはなりません。常に慈悲心と寛恕と援助の精神を持って対処すべきです。それが進化した魂、進化した社会であることの証明です」

 

───そこまで至るのは大変です。  「そうです、大変なのです。しかし歴史のページを繙けば、それを成就した人の名が燦然たる輝きを持って記されております」

 

───憑依現象のことですが、憑依される人間はそれなりの弱点を持っているからではないかと思っています。つまり、土の無いところにタネを蒔いても芽は出ないはずなのです。  

 

「そうです。それは言えます。もともとその人間に潜在的な弱点がある、つまり例によって身体と精神と霊の関係が調和を欠いているのです。邪霊を引きつける何らかの条件があるということです。アルコールの摂り過ぎである場合もありましょう。薬物中毒である場合もありましょう。 度を越した虚栄心、ないしは利己心が原因となることもあります。そうした要素が媒体となって、地上世界の欲望を今一度満たしたがっている霊を引きつけます。意識的に取り憑く霊もいますし、無意識のうちに憑っている場合もあります」

 

 

                                             シルバーバーチ6巻8章

 

****************************************************************************************************

 

f:id:muratakazuhiko:20151130123509j:plain

霊の正貨

霊の正貨

 

「いかなる分野の仕事にたずさわっていても同じことです。人に役立つことをす るチャンスは決して見逃してはなりません」

「サービスこそ霊の“正貨”であること、それが霊の唯一の財産であること、それ は天下の回り物であり、一人が独占すべきものではないということを理解してい ただこうと苦心してきたのです。  

 

知識には責任が伴います。このことを私は何度申し上げてきたことでしょう。

責任とは、自分が手にした知識をタンスにしまい込んでいてはいけない----賢 明にそして上手に使用するということです」

  

                                      『古代霊シルバーバーチ 不滅の真理』近藤千雄訳(P.24-25)

 

 

 

f:id:muratakazuhiko:20151130123509j:plain

多くの人が誤った概念をいだいたまま霊界へ来る

多くの人が誤った概念を抱いたまま霊界へ来る

 

死後、どれくらいたってから地上へ戻って来るのでしょうか?

 

「それは個々の事情によって異なります。

霊界へ来て何世紀にもなるのに、自分の身の上に何が起きたか分からずにいる人もいます。」

 

 自分が死んだことに気づかないのですね。 「一方には、ちゃんとした霊的知識を携えた人もいます。

 

そういう人は、適当な霊媒さえ見つかれば、死んですぐにでもメッセージを送ることが出来ます。

 

そのコツを心得ているのです。

このように、この問題は霊的知識があるか否かといった条件によって答えが異なる問題であり、単純に“こうです”とは、お答え出来ません。

 

私たち霊が手を焼くのは、多くの人が死後について誤った概念を抱いたまま、霊界へ来ることです。

自分の想像していた世界だけが絶対と思い、それ以外ではあり得ないと思い込んでいます。

一心にそう思い込んでいますから、それがその人たちにとって現実の世界となるのです。

私たちの世界は、精神と霊魂の世界であることを忘れないで下さい。 思ったことが、そのまま現実となるのです。」

 

           

                               (シルバーバーチ霊訓7)

 

f:id:muratakazuhiko:20151130123509j:plain

全人類は霊性において一つである

 全人類は霊性において一つである 

 

私たち霊界の者は、肌の色には全く関心がありません。

肌の色は肉体だけのもので、魂には色はありません。

黄色の魂、赤色の魂、黒色の魂などというものは存在しません。

魂は、その始源においては全てが同等です。

 

一人一人が、あなた方人間が神と呼んでいる大霊の表現なのです。

霊的観点からすれば、地上のいかなる民族の間にも障壁はありません。

障壁があるとすれば、それは地理的なもの、物質的なもの、人間が勝手にこしらえたものばかりです。

皮膚の色とか国家の違いは、いかなる意味での優越性も生み出しません。

優越性は、サービスと霊性の開発と熟達度によって決まるのです。

私たち霊界の者は、地上人類を一つの霊的大家族と見ております。

全体を一つにつなぎ止める、霊的な絆があることを実感しております。

そのこと、すなわち

 

全人類は霊性において一つであるということを知らねばなりません。

 

地上生活の目的は、人のために役立つことをする……つまり、お互いが助け合うということ、そして、そうした生き方の中で霊的に、精神的に、そして物質的に、あらゆる束縛から解き放たれることです。

いかなる形にせよ、束縛されるということは、いかなる原理に照らしても間違いです。

 

                                      

        シルバーバーチ最後の啓示