真理との邂逅 高級霊のメッセージ   

  「わたしは生命である」神の生命がわたしの中で生き給うが故にわたしは生きている。生命は神であり神は生命である。 心身の神癒 第6話6 *****あらゆることのうち最も重大なのは、神のみが生きてい給うのであり、その神が今の今御自身を顕現しつつあるのを認めることである。私の中に常に留まっておられるのは父であり、父が父御自身の業をしていらっしゃるのである。

私どもにとっては”人のために尽くすこと”が宗教の全てなのです。

 

 

 

 

人のために生きる者こそ最も神に近い存在なのです

そこに魂の存在価値があるのであり、

人のためという願望を抱く者は自動的にこちらの世界で同じ願望を抱いている霊を引き寄せます

その人間を介して自分を役立てたいと思う霊が寄って来るのです。

こちらの世界には地上で人類解放のために生涯を捧げた霊が無数におります。

その気高い使命は墓場で終ったのではありません

霊の世界へ来てからの体験によってむしろその使命感を一層強烈に感じるようになります。

霊界から地上世界を見ると悲劇と悪行が目に余ります

強欲と利己主義と略奪が横行し、改めねばならないことが無数にあることが判ります

そこでそんな地上を少しでも美しくするために自分を役立てるための媒体として同じ願望を抱く人間を求めるのです。

これが人のために役立てるということの仕組みですつまり自分を無にして霊の力に委ねるのです。霊の力を取りとめのないもののように想像してはいけません。実体があり直線的にあなたの心に触れることが出来るのです。それがあなたを通じてさらに他人へ働きかけ、より大きな悟りを開く助けとなります。

 

 

                     シルバーバーチの霊訓2 17p

 

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 人のために役立つ行為が宗教です

                        シルバーバーチ

 

 

「人のために少しでも何か役立つことはないか、微生物の力を借り何かできないか。

それを絶えず考えております」

                            大村智

 

シルバーバーチとは何者か

シルバーバーチというのは、霊媒のモーリス・バーバーネルの口を使って1920年から60年年間にわって霊的教訓を語りつずけてきた古代霊の仮の名で、紀元前3000年頃、つまりイエス・キリストより1000年も前に地上で生活したということ以外、地上時代の国籍も姓名も地位も不明のままで終わった。

 

せめて姓名だけでも教えてくれるよう何度かお願いしたが、そのつど、「それを知ってどうしょうというのですか。

人間は名前や肩書きにこだわるからいけないのです。

もしも私が歴史上有名な人物だとわかったら、私がこれまで述べてきたことに一段と箔がつくと思われるのでしょうが、それは非常にたちの悪い錯覚です。

 

前世で私が王様であろうと、召使であろうと、大富豪であろうと、乞食であろうと、そんなことはどうでもよろし。

 

私の述べていることに、なるほど納得がいったら真理として信じてください。

 

そんなばかなと思われたら、どうぞ拒否してください。

 

それでいいのです。」

と答えるのが常で、そのうち主席者も聞かなくなってしまった。

f:id:muratakazuhiko:20151130144031j:plain近藤千雄さんとバーバネル

「いやしくも人のために生涯を捧げる使命をもつ者は、過酷な試練を体験しなければいけないのです。」

 

 

 

 もはやこれ以上耐えきれないと思うギリギリの淵まで追い詰められ試されなければならないのです。

 

地上のいかなるものからも救いの手は差し伸べてもらえないと思える深淵までおちてみなければならないのです。

 

そこに至って、初めて魂が目を覚まし霊界から届けられる豊かさと導きと叡智と愛とを受け入れる用意が整うのです。

 

過酷な体験の目的は慈悲の心を芽生えさせることにあるの

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です。

 

なぜかといえば、慈悲の心なくしては、霊覚者も治療家も

            

真の意味で人を救う仕事はできないからです。

 

 

           シルバーバーチの霊訓(11)

 

備考、慈悲の心、いつくしみ。あわれみ、なさけ。

 

仏語、慈悲忍辱、慈悲の心を持ってどんな苦難にも耐える

    こと。

苦を経験しなければ慈悲の心が芽生えないということです。                      

                           蒼氓。

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善の行為の具体的内容とは

 

では、シルバーバーチは、人間に霊的成長をもたらす”善”の行為について具体的にどのような説明をしているのでしょうか。

従来の宗教が行ってきたような、一方的に神にすがり祈りを捧げるといった行為は、決して善(霊的成長を促す生き方)とは言えません。

それどころか悪(霊的成長を阻害する生き方)にさえなりかねません。厳しい肉体行も同じです。低俗な自己満足を引き出すだけで、魂を貶めることになってしまいます。

シルバーバーチ、”善”の内容、すなわち霊的成長を促す「正しい生き方」について明確に述べています。

 

シルバーバーチが教える霊的成長の実践項目とはーー

 

霊優位の生き方(物欲にとらわれない霊主肉従の生き方)

 

利他愛の実践」「苦しみの甘受」の3つです。

 

この3つの実践こそが、霊的成長を促す”善(正しい生き方)”の具体的な内容と言えます。

 

それに対して”悪(間違った生き方)”の内容とは、

この3つの実践に反する行為のことです

 

すなわち物欲・肉欲を追求する肉主霊従の行き方」「利己的・自己中心的な生き方」「苦しみを避ける生き方です。

従来の宗教がしばしば用いてきた”罪”という言葉の真意は、霊的成長に反する行為・霊的成長を阻害する生き方のことに他なりません。”罪”はサタンの誘惑によって生じるものではなく、また原罪があるために発生するものでもありません。

 

これまで当たり前のように用いられてきた罪という言葉の概念自体が空想であり、人々の心を洗脳するための悪しき思想だったのです

 

           

       8.「 シルバーバーチの霊訓」の画期的な「善悪観」

       

 

              スピリチュアリズム普及会 第一公式サイト 抜粋。

 

                              記載許可済。

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「集団的暗示や熱狂的教説による陶酔ではいけません。」

 

 

 

理性と、叡智と、論理と、常識、そして何よりも愛を持って、真実を説くことによって

一人一人得心させて行かねばなりません。結局はそれしかないのです。そう思われませんか」

 

ーーそう思います。しかしそれには気の遠くなるような時間が掛ります。

 

「ある人が言ってますよ、地球はあなた方が生まれる前から存在し、あなたが去った後もずっと存在するであろう。

と、その地上でのご自分の束の間の人生をなんとか価値あるものにすることに(よけいな心配をせずに)専心なさることです。

 

たった一個の魂のためにあなたを役立てることが出来れば、それだけであなたの人生は失敗でなかったことになります」

 

 

           シルバーバーチの霊訓(7)

 

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メッセージ

 

 一人の人間が、他の人間を救おうと努力する時、その背後には数多くの霊が群がって援助し、その気高い心を何倍にもふくらませようと努めます。

善行の努力はけして無駄にはされません。

奉仕の精神もけして無駄に終わることはありません。

                            シルバーバーチの霊訓9

 

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「霊的知識の真実性を判断する規準は何でしょうか。自分自身の霊的才覚が決めるものでしょうか。」

 

「*1真実性を理解する判断力を各自が発達させるしかありません。それは一気呵成にできるものではありません。

 

霊力をグラスに注いでもらって、それを飲むというわけにはまいりません。それを身につける努力をしなくてはなりません。

 

他人が代わりにやってあげるわけにもまいりません。あなた自身が一人で開拓しなくてはなりません。援助してもらうことはできますが、自分の意志で求め、自分の意志で探り、自分の意志で成就するのです

 

サークルのメンバー ーーーいつも同じ答えに戻ってくるようですね。つまり、何事につけても、当人の霊的才覚の発達がカギを握っているということです。

 

そうですとも。摂理は完ぺきです。摂理の働きが狂うということは絶対にありません。かならず摂理どおりになるのです。償いも完ぺきです、報いも完ぺきです。公正も完ぺきですし行きわたらないところは絶対にありませんし、あらゆる面で完ぺきです。

完全なる叡智によって編み出されたものだからです

 

あなたが手にするものは、あなたの努力に相当するものだけです。あなたの霊性の進化は、それ相当の努力をした分だけです。

 

今あなたが置かれているレベルは、これまでに努力してきた、その成果です。

 

それより高く上がれませんし、またそれより低いところえ下がりたいとも思わないでしょう

 

           シルバーバーチ新たなる啓示

 

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備考、*1真実性を理解いする判断力が弱いと邪教に傾倒するのではないでしょうか。本人達は正しいと思っている。

(偶像崇拝など)理性の麻痺、恐ろしいことです

                               蒼氓。

 

 

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 祈り

      祈りとは唯一つしかない。

即ち「どのように奉仕したらよろしいかお教え下さい」これである。

この神と人類への奉仕の願い、これより大きな仕事はない、

これにまさる愛はなく、これにすぎる宗教も哲学もない。

どの道で奉仕するかは問うところではない・・・・・道はそれぞれ違っても

肝心なことは唯一つ いかにひたすら奉仕するか、このことである。

 

   (桑原啓善編著「シルバーバーチに聞く」より)

                   

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あらためて基本的真理を

物的存在物はいつか朽ち果て、地球を構成するチリの中に吸収されてしまいます。と言うことは物的野心、欲望、富の蓄積は何の意味のないということです。

 

一方あなたという存在は死後の霊的存在として存続します。あなたにとって本当の富はその本性のなかに蓄積されたものでありあなたの価値はそれ以上のものでもなく、それ以下のものではありません。

 

そのことこそ、地上生活において学ぶべき教訓であり、そのことを学んだ人は真の自分を見出したという意味において賢明なる人間であり、自分を見出したということは神を見出したということになりましょう。

 

地上生活を見ておりますと、あれやこれやと大事なことがあって休む間もなくあくせくと走りまわり、血迷い、やけになりながら、その一番大切なことを忘れ、怠っている人が大勢います。

 

私たちの説く教説の中でもそのことが一番大切ではないでしょうか。

 

それが、いったん霊の世界へ行ったものが再び地上に戻って来る、その背後に秘められた意味ではないでしょうか。

 

それを悟ることによって、生きる喜びーー神の子として当然味わうべき生き甲斐を見出してもらいたいという願いがあるのです。

 

それはいわゆる宗教あるいは教会、教義、信条の類い、これまで人類を分裂させ戦争と、混沌、騒乱を生んできたものより大切です。

 

少しも難しいことではありません。自分と言う存在の本性についての単純きわまる真理なのです。なのに、それを正しく捉えている人はほんの僅か人だけで、大方の人間はそれを知らずおります。

 

 

            シルバーバーチ霊訓(6)

        s・フィリップス編 近藤千雄訳

             10章 あらためて基本的真理を

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 メモ、

      利他愛の実戦は、霊的成長の大原則・大鉄則

 

「他人のために施した善意は決して消えません。なぜなら善意を施す行為に携わることによって霊的成長が得られるからです。

博愛と情愛と献身から生まれた行為はその人の性格を増強し、魂に消えることのない印象を刻み込んでゆきます。」

                            シルバーバーチ

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