人のために生きる者こそ最も神に近い存在なのです。
そこに魂の存在価値があるのであり、
人のためという願望を抱く者は自動的にこちらの世界で同じ願望を抱いている霊を引き寄せます。
その人間を介して自分を役立てたいと思う霊が寄って来るのです。
こちらの世界には地上で人類解放のために生涯を捧げた霊が無数におります。
その気高い使命は墓場で終ったのではありません。
霊の世界へ来てからの体験によってむしろその使命感を一層強烈に感じるようになります。
霊界から地上世界を見ると悲劇と悪行が目に余ります。
強欲と利己主義と略奪が横行し、改めねばならないことが無数にあることが判ります。
そこでそんな地上を少しでも美しくするために自分を役立てるための媒体として同じ願望を抱く人間を求めるのです。
これが人のために役立てるということの仕組みです。つまり自分を無にして霊の力に委ねるのです。霊の力を取りとめのないもののように想像してはいけません。実体があり直線的にあなたの心に触れることが出来るのです。それがあなたを通じてさらに他人へ働きかけ、より大きな悟りを開く助けとなります。
シルバーバーチの霊訓2 17p
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人のために役立つ行為が宗教です
「人のために少しでも何か役立つことはないか、微生物の力を借り何かできないか。
それを絶えず考えております」